BMWのリコール情報 | 令和5年3月13日 リコール届出

令和5年3月13日に、対象期間に製作されたBMWのiX3等の計1,872台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたBMWの詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。


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BMW令和5年3月13日リコール情報

令和5年3月13日にリコール届出がされたBMW対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

BMW(iX3)令和5年3月13日リコール届出の対象車

令和5年3月13日にリコール届出がされたBMW「iX3」と他の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:BMW i4 eDrive40
型式:ZAA-72AW44
対象期間:令和3年11月5日
 車台番号:WBY72AW050FL99036
 リコール対象車台数:1台
対象期間:令和3年11月10日~令和4年5月12日
 車台番号:WBY72AW020FM12325 ~ WBY72AW050FM99914
 リコール対象車台数:246台
対象期間:令和4年5月12日~令和4年9月28日
 車台番号:WBY72AW040FN00096 ~ WBY72AW0X0FN75563
 リコール対象車台数:218台

車名通称名:BMW i4 M50
型式:ZAA-32AW89
対象期間:令和3年10月27日~令和3年11月10日
 車台番号:WBY32AW050FL98967 ~ WBY32AW030FL99048
 リコール対象車台数:13台
対象期間:令和3年11月18日~令和4年5月11日
 車台番号:WBY32AW000FM16663 ~ WBY32AW050FM99295
 リコール対象車台数:53台
対象期間:令和4年5月13日~令和4年10月4日
 車台番号:WBY32AW050FN00820 ~ WBY32AW020FN78441
 リコール対象車台数:34台

車名通称名:BMW i7 xDrive60
型式:ZAA-52EJ89
対象期間:令和4年7月11日~令和4年7月12日
 車台番号:WBY52EJ090CL04940 ~ WBY52EJ0X0CL07409
 リコール対象車台数:3台

車名通称名:BMW iX3 M Sport
型式:ZAA-42DU44
対象期間:令和3年8月20日~令和4年12月29日
 車台番号:WBY42DU0X0S133882 ~ WBY42DU080S718217
 リコール対象車台数:740台

車名通称名:BMW iX xDrive40
型式:ZAA-12CF89S
対象期間:令和3年9月2日~令和3年9月23日
 車台番号:WBY12CF010CH83675 ~ WBY12CF060CH99578
 リコール対象車台数:157台
対象期間:令和3年9月16日~令和4年1月25日
 車台番号:WBY12CF000CJ01155 ~ WBY12CF0X0CJ99045
 リコール対象車台数:32台
対象期間:令和4年1月27日~令和4年6月30日
 車台番号:WBY12CF070CK00488 ~ WBY12CF0X0CK87142
 リコール対象車台数:115台
対象期間:令和4年7月11日~令和4年9月22日
 車台番号:WBY12CF020CL19839 ~ WBY12CF0X0CL72790
 リコール対象車台数:68台

車名通称名:BMW iX xDrive50
型式:ZAA-22CF89A
対象期間:令和3年9月3日
 車台番号:WBY22CF010CH66153 ~ WBY22CF030CH66154
 リコール対象車台数:2台
対象期間:令和3年9月23日~令和4年1月20日
 車台番号:WBY22CF090CJ01143 ~ WBY22CF080CJ92714
 リコール対象車台数:42台
対象期間:令和4年2月4日~令和4年7月11日
 車台番号:WBY22CF080CK08622 ~ WBY22CF050CK89630
 リコール対象車台数:2台
対象期間:令和4年7月1日~令和4年9月15日
 車台番号:WBY22CF090CL11791 ~ WBY22CF030CL67063
 リコール対象車台数:48台

車名通称名:BMWiX M60
型式:ZAA-31CF93A
対象期間:令和4年2月18日~令和4年6月10日
 車台番号:WBY31CF070CK10112 ~ WBY32CF050CK67437
 リコール対象車台数:8台

BMW「iX3」等の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたBMW(iX3等)の不具合の部位は電気装置(高電圧バッテリー)です。

不具合の状況及び原因は、バッテリーマネジメントエレクトロニクス(SME)において、ソフトウェアが不適切なため、システムの誤診が起きる可能性があります。そのため、ごく稀にではあるものの充電の停止や高電圧システムがシャットダウンし、モーターの出力およびレスポンスが低下し、最悪の場合、モーターが停止するおそれがあります。なお、モーターが停止した場合、車両をオフ/オンすることにより、再度走行することは可能となっています。

改善内容としては、全車両、バッテリーマネジメントエレクトロニクス(SME)を対策プログラムへ書き換えます。

なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う:

  1. 販売店に入庫して診断機により実施します
  2. 対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールしてもらいます。

ドイツ本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は1件、事故の有無は0件となっています。

BMW「iX3 M Sport」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったのは、ドイツの自動車メーカーBMWの生産販売しているBEVの「iX3」です。X3のBEV化として開発されたモデルとなっています。こちらでは、現在販売中のiX3 M Sportについてご紹介します。

BMW iX3 M Sportのスペックや人気のポイントは

BMWのミディアムサイズのSUVの一つであるX3に、内燃機関はなく100%電気自動車というパワートレーンの異なるEVモデルが開発され、販売されたのがiX3です。iX3の現行のモデルラインはM Sportのみとなっています。

iX3 M Sportのスペックは、電力量消費率16.8kWh/100kmとなっていて、一充電による走行距離は508km、主バッテリーの充電時間に必要な時間の目安はAC電源でおよそ7.5hとなっています。駆動方式は、FR(後輪駆動)で、最高出力は286馬力(210kW)のパワーとスポーツな走りが可能なモデルです。エクステリアデザインは、X3のフロントマスクに近しいデザインではあるものの、EVモデルとなっていることを現すようにフロントのエアインテークのL字部分などに、BMWの電気自動車のモデルに共通するBMW iブルーが配色されています。

リコール対象車ってなに?

疑問

リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。

リコール

リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

改善対策

改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

サービスキャンペーン

サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

リコール対象車になったら?

車点検

所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。

メーカーで点検・修理をしてもらう

所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。

リコール対象車を放っておいた場合

所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。

中古車であってもリコール対象

所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうか過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。

リコール対象車の調べ方

スマホ検索

所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?

リコール情報検索アプリで調べる

リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。

GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード

Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード

リコール・不具合情報検索システムで調べる

リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。

リコール対象車をお得に廃車する方法

お金と車

リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

リコール対象歴があっても売却が可能

リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。

廃車買取業者へ依頼

リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。

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