日野自動車のリコール情報 | 令和5年6月28日 リコール届出

令和5年6月28日に、対象期間に製作された日野自動車のプロフィアの計303台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出された日野自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。


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日野自動車令和5年6月28日リコール情報

令和5年6月28日にリコール届出がされた日野自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

日野自動車(プロフィア)令和5年6月28日リコール届出の対象車

令和5年6月28日にリコール届出がされた日野自動車「プロフィア」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:日野自動車 レンジャー

型式:2KG-FC2ABG
対象期間:平成29年12月7日~令和3年10月1日
 車台番号:FC2AB-101048~FC2AB-129829
 リコール対象車台数:①21台
型式:2PG-FC2ABG
対象期間:令和2年5月20日~令和2年12月2日
 車台番号:FC2AB-120505~FC2AB-123330
 リコール対象車台数:②2台
型式:2KG-FD2ABG
対象期間:令和元年9月5日
 車台番号:FD2AB-114328
 リコール対象車台数:①1台
型式:2PG-FD2ABJ
対象期間:平成31年3月8日~平成31年4月23日
 車台番号:FD2AB-111405~FC2AB-112051
 リコール対象車台数:①3台
型式:2KG-FE2ABG
対象期間:平成30年3月1日~令和元年10月30
 車台番号:FE2AB-100714~FE2AB-104238
 リコール対象車台数:①3台
型式:2PG-FE2ABG
対象期間:平成29年10月10日~令和3年4月15日
 車台番号:FE2AB-100141~FE2AB-107097
 リコール対象車台数:①53台
型式:2PG-FE2ACG
対象期間:令和3年10月14日~令和3年11月5日
 車台番号:FE2AC-100123~FE2AC-100246
 リコール対象車台数:①5台
型式:2KG-FJ2ABG
対象期間:平成29年11月1日~平成30年10月10日
 車台番号:FJ2AB-100056~FJ2AB-100641
 リコール対象車台数:①4台
型式:2PG-FJ2ABG
対象期間:平成30年11月7日~令和2年10月23日
 車台番号:FJ2AB-100653~FJ2AB-101857
 リコール対象車台数:①4台
型式:2DG-GC2ABG
対象期間:平成29年11月16日~令和3年9月28日
 車台番号:GC2AB-100078~GC2AB102694
 リコール対象車台数:①5台
型式:2KG-GC2ABG
対象期間:平成29年11月9日~令和3年10月13日
 車台番号:GC2AB-100037~GC2AB-102726
 リコール対象車台数:①11台
型式:2PG-GC2ABG
対象期間:令和2年4月7日
 車台番号:GC2AB-101731
 リコール対象車台数:①1台
型式:2KG-GD2ABG
対象期間:平成30年9月5日~令和3年10月28日
 車台番号:GD2AB-100655~GD2AB-102795
 リコール対象車台数:①10台
型式:2PG-GD2ABG
対象期間:平成29年10月17日~令和3年10月14日
 車台番号:GD2AB-100079~GD2AB102807
 リコール対象車台数:①16台

車名通称名:日野自動車 プロフィア

型式:2KG-FH1AGA 改
対象期間:平成31年3月11日~令和3年1月19日
 車台番号:FH1AG-100242~FH1AG-100519
 リコール対象車台数:①4台
型式:2KG-FH1AGG
対象期間:平成29年10月19日~令和3年11月12日
 車台番号:FH1AG-100036~FH1AG-100625
 リコール対象車台数:①60台
型式:2KG-FH1AGG 改
対象期間:平成29年12月22日~令和元年10月9日
 車台番号:FH1AG-100069~FH1AG-100308
 リコール対象車台数:①4台
型式:2DG-FQ1AJG 改
対象期間:平成29年10月9日~平成31年2月9日
 車台番号:FQ1AJ-100017~FQ1AJ-100491
 リコール対象車台数:①3台
型式:2DG-FQ1AJG
対象期間:平成30年7月10日~令和2年12月15日
 車台番号:FQ1AJ-100182~FQ1AJ-101595
 リコール対象車台数:①9台
型式:2DG-FQ1AJJ
対象期間:平成29年9月11日~令和3年11月8日
 車台番号:FQ1AJ-100022~FQ1AJ101820
 リコール対象車台数:①19台
型式:2DG-FQ1AJJ 改
対象期間:平成29年12月28日~令和2年12月3日
 車台番号:FQ1AJ-100054~FQ1AJ-101456
 リコール対象車台数:①4台
型式:2DG-FR1AHG
対象期間:平成30年1月24日~令和3年10月14日
 車台番号:FR1AH-101058~FR1AH108810
 リコール対象車台数:①3台②1台
型式:2DG-FS1EHG
対象期間:平成30年1月17日~令和2年12月22日
 車台番号:FS1EH-100103~FS1EH-100916
 リコール対象車台数:①2台
型式:2DG-FS1AHG
対象期間:平成30年6月21日~平成30年6月27日
 車台番号:FS1AH-100297~FS1AH-100301
 リコール対象車台数:①2台
型式:2DG-FW1EHG 改
対象期間:令和2年2月17日~令和2年3月5日
 車台番号:FW1EH-102114~FW1EH-102119
 リコール対象車台数:①2台
型式:2DG-FW1AHG
対象期間:平成30年1月12日~令和3年10月15日
 車台番号:FW1AH-102159~FW1AH-117623
 リコール対象車台数:①3台
型式:2DG-FW1AHG 改
対象期間:平成30年4月20日~令和3年10月1日
 車台番号:FW1AH-103492~FW1AH-121046
 リコール対象車台数:①35台
型式:2DG-FW1AHJ
対象期間:平成30年11月26日~令和3年8月20日
 車台番号:FW1AH-106891~FW1AH-120098
 リコール対象車台数:①5台

計28型式 計2車種 ①294台 ②9台 合計303台

日野自動車「プロフィア」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされた日野自動車(プロフィア)の不具合の部位は①②緩衝装置(エアサスペンション)です。

不具合の原因は、停車作業用の車高降下装置を取り付けた車両において、制御回路の設計が不適切なことによって、下記のような状況になるおそれがあります。

  1. 車高を降下すると車高制御用ソレノイドバルブが作動し続けソレノイドコイルが過熱し断線することがあります。そのため、車高降下状態から復元できず、走行できなくなるおそれがあります。
  2. 車高降下時にエアサス ECU 電源を遮断するため異常を検知し警告表示します。

改善内容

  1. 全車両、車高制御装置に対策用電気回路を追加するとともにソレノイドバルブを良品に交換します。
  2. 全車両、車高制御装置に対策用電気回路を追加します。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は①340件②0件、事故の有無は無しとなっています。

日野自動車「プロフィア」とはどんな車?

今回リコールの届け出があった日野自動車のプロフィアは、2023年4月13日に一部改良を行いました。今回の一部改良では、レーンキーピングアシストやドライバー異常時対応システム、オートヘッドランプなどの標準搭載により、長距離運転をすることの多いトラックドライバーの負担を軽減し、安全性能を向上するといったものになっていました。

日野自動車プロフィアの安心技術

2023年4月の改良から追加された日野プロフィアの最新アシスト技術をご紹介します。まず、レーンキーピングアシスト(LKA)は、走行車線の左右の白線をカメラが画像センサーで検知し、トラックが車線を逸脱しそうになると、システムがまずドライバーに車線注意をディスプレイパネルと警告音で報知します。車線逸脱警報は、時速約60km/hを超え、曲線約R250m以上で作動します。タイヤが車線の外側へ約0.3mを超えて逸脱しようとするとその手前で警報が鳴ります。

ドライバー異常時対応システム(EDSS)は、ドライバーが一定時間以上ハンドルから手を放していることを検知し、ドライバーモニターやトラックの車線逸脱状態を判定して、ドライバーの異常状態を検知します。異常状態と検知したあとは、車内外に報知しながらトラックの制動を開始し、非常ブレーキを作動させて徐々に速度を落としながら同一車線内で車を停止させます。EDSSは時速15km/h以上60km/h未満で作動するため、車線逸脱警報は作動しない場合があります。

リコール対象車ってなに?

疑問

リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。

リコール

リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

改善対策

改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

サービスキャンペーン

サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

リコール対象車になったら?

車点検

所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。

メーカーで点検・修理をしてもらう

所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。

リコール対象車を放っておいた場合

所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。

中古車であってもリコール対象

所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうか過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。

リコール対象車の調べ方

スマホ検索

所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?

リコール情報検索アプリで調べる

リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。

GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード

Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード

リコール・不具合情報検索システムで調べる

リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。

リコール対象車をお得に廃車する方法

お金と車

リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

リコール対象歴があっても売却が可能

リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。

廃車買取業者へ依頼

リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。

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