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廃車に必要なナンバープレートの外し方|コツを知らないと意外と大変?

廃車手続きを運輸支局(または軽自動車検査協会)で行う時にナンバープレートの返納をしなくてはいけません。
ところが、このナンバープレートの取りはずしには気を付けないといけないポイントがあるのです。知らずにナンバープレートを取り外していたという方は、ゾッとするかもしれません。しっかりチェックしておきましょう。

ナンバープレートの取り外しで気をつけること

ナンバープレートの返納をしないと廃車手続きは出来ず、もしもナンバープレートを事故等で紛失してしまった場合は紛失届も必要になります。
では、運輸支局へナンバープレートを持参するために、自宅でナンバープレートを外していけばよいのでしょうか?

ナンバープレートを外すって言われても、外したことがないしわからないよ。

後ろのナンバープレートには封印もついてるし、実は無暗に外さなくてよかったんじゃ。後ろのナンバープレートは意味なく外すと犯罪になる可能性もあるから気を付けないといかんぞい。
廃車にする前提で取りはずしたり、動かない車の抹消手続きでやむを得ず外すなど以外は、業者に依頼することが一番安心じゃのう。

一旦ナンバープレートを外してしまうと、公道を走れなくなってしまいます。廃車の予定を見極めて、支障がない状態になってから取り外すようにしましょう。うっかり外してしまった後に取り付けようとしても、封印を再度つけることは出来ません。

ナンバープレートの外し方

では、実際のナンバープレートのはずし方について見ていきましょう。具体的な手順としては、以下のようになります。

step1 ネジをはずす

まず、ナンバープレートを止めている普通のネジをドライバーで回して、そのまま外しましょう。錆びて外しにくい場合には、スパナを使うのもよいかもしれません。
ただし、本当にさびていてどうにもならない場合には、無理をせず、業者さんに任せてしまう方が無難です。

step2 封印を破る

ここがちょっとばかり難関なのです。
まず、封印についてですが、後部のナンバープレートに一ヶ所だけ、ネジがあるはずのところにアルミ製のカバーがついています。これが封印です。後部のナンバープレートを外すには、この封印を破らなくてはなりません。封印を破るには基本的には力技です。
まず、曲がったりしないような大きめの頑丈なプラスドライバーを用意します。次に、そのドライバーの先端を、封印の中央に正確に当てましょう。あとは、力をグイッと入れて、封印のカバーを力技で突き破ります。

このとき、変な具合に破れてしまうと、あとの取り外しが困難になります。

step3 封印の下のネジを外す

封印のカバーの下には、左写真のように普通にネジがついていますから、最初に封印を破り、次に封印の下のネジを回して外せば、後部のナンバープレートを外せるようになります。封印が無事に破れたら、その下にあるネジをドライバーで回して外します。

step4 ナンバープレートを取り外す

あとはナンバープレートを外すだけです。

ともかく、ナンバープレートの取り外しに関しては、うまくいきそうならそのまま自分でやってしまって、うまくいきそうにないときは無理をせず業者へ依頼することをおすすめします。

ナンバープレートを外すことが難しそうな時は

廃車手続きにナンバープレートを取り外して持参しなくてはいけないとは分かっているものの、外すことが出来なさそうとお悩みの方は、廃車手続きを業者へ依頼してしまうのも一つの手です。

特に、廃車買取業者であれば無理してナンバープレートを外す作業をしなくても、業者が外して廃車手続きまでしてもらえることがほとんどです。廃車買取業者に車の処分を任せると、ナンバープレートを業者側で取り外してくれて、運輸支局での手続きの代行もお願いすることが出来る上に、買取が出来れば逆にお金がもらえてさらにお得なのです。