20万km以上の多走行車や、20年以上前の年式が古い廃車するしかないようなボロボロの状態の車でも、トヨタの車は高価買取されています。
それは何故なのか気になりますよね。実は、トヨタ自動車も含めて日本の車は海外で人気が高くなっているのです。そのため、海外への輸出ルートを持つ廃車買取業者はどんな状態のトヨタのクルマでも高価買取が出来るのです。
こちらでは、海外での日本車人気について詳しくご紹介します。
海外での日本車の人気が熱い!
海外での日本車の人気が高いことを示すデータをこちらでご紹介します。海外での日本車販売台数を最も多く占めている日本車メーカーはトヨタ自動車です。トヨタ自動車は日本国内を含めて2012年~2015年の4年間、連続で世界販売台数1位を獲得しています。
販売台数が示す、日本車の人気度
販売台数が示す日本車の海外での人気度について、こちらでご紹介します。
海外で人気のトヨタ自動車、ルノー・日産・三菱アライアンス
海外での知名度も高いトヨタ自動車は、2012年に974万8000台の販売実績があり、初めて世界販売台数1位を獲得しました。世界で見たトヨタ自動車の人気車種の中には、北米ではトヨタ自動車の中型車「カムリ」が、また東南アジアでは海外専用車である新興国戦略車「IMV」が上位に入っています。では、トヨタ自動車が2012年から2015年の4年間、連続で世界販売台数1位を獲得できた理由は何でしょうか。それは、トヨタ自動車がグローバル化したことで、世界規模で販売生産数をあげたことにより、効率的な供給体制を構築できたことから、世界各国にあるトヨタ自動車から直接求めやすい価格で販売することが出来たため、海外のユーザーへ直接提供することが実現できたからです。世界で飛躍的にトヨタ自動車の需要が高くなり、需要に合わせた供給もで出来たことで販売台数一位を四年間獲得することが出来ました。
また、その他の日本車メーカーも海外で人気が高くなっています。中でも、ルノー・日産・三菱アライアンスは、2016年以降から販売台数を伸ばしており、2017年に526万8079台を売り上げて、世界販売台数2位を獲得しています。これは日産の中でも人気の車種である「日産エクストレイルローグ」や「三菱エクリプスクロス」が海外で多く販売されたことが要因となっています。国内でも人気の高い「日産エクストレイルローグ」はオフロード・オンロード走行が可能なSUVで、海外でも好調な販売台数を獲得していることから、海外でのSUVの需要が高いことも示しています。
中古車市場でも日本車の人気が高い
海外の中古車市場でも日本車の人気が高くなっています。日本から、毎年沢山の中古車が海外へ輸出されています。具体的には、2017年は130万台を超える中古車が日本から海外へと輸出されました。国内の中古車市場では人気が高い車種も、海外では人気が高くないこともあります。それは、中古車の輸出先である国の地域性や、輸入規制の内容によって需要が異なっているからです。日本の中古車市場では年式が10年以前のものや、走行距離が10万kmを超えている車は再販する際マイナスイメージが強く、再販時の価値が低いため買取もつけづらくなっています。ところが海外では、10万kmを超える多走行車や、10年より以前の年式の古い車であっても問題なく受け入れられています。それは、日本車が高品質であることへの信頼があり、日本の中古車の状態の良さも知っているからです。日本には車検制度という定期的なメンテナンスがあり、車検が通らないと公道を走行出来ないと海外のユーザーは知っています。メンテナンスを受けて走行できる状態を保っている日本の中古車の状態の良さから年式が古かったり、走行距離が多い車でも海外では人気が高いため、日本の中古車が沢山輸入されているのです。
もしこれを見ていただいている方の中に廃車される予定があり、今乗っている車が国内での見積もりを取った時に低い査定額だったとしても、海外では価値のある車かもしれません。海外での販路をもつ業者にも、合わせて見積もりを取られてみることをおすすめします。
日本車の販売台数が多い海外の国や地域は
日本車の販売台数が多い海外の国や地域はどのあたりかご存知でしょうか。輸出される日本車の状態が、新車か中古車かによって輸出先は異なります。
新車の輸出台数が多い国や地域
2018年 輸出販売台数 | 451万2336台 |
輸出先上位国 | 1位アメリカ、2位オーストラリア、3位中国、4位カナダ、5位UAE |
新車の輸出台数が多い国や地域はどのあたりでしょうか。日本から輸出される新車の多くは、アメリカへと輸入されています。アメリカへ輸出される車種の中でも台数が多く人気の高いトヨタ自動車のカムリは、15年間連続でアメリカの乗用車販売台数ナンバーワンを記録しました。カムリは、燃費が良く、移動距離が長いため燃費効率に厳しいアメリカで好調となっています。また、元々の初期装備が良いことや、故障が起こりづらいことも販売台数が伸びた要因となっています。そのため、アメリカへの輸出を行う業者なら、トヨタ自動車のカムリを高く買い取ることができています。
中古車の輸出台数が多い国や地域
2018年 輸出販売台数 | 132万6597台 |
輸出先上位国 | 1位UAE、2位ニュージーランド、3位ロシア、4位チリ、5位南アフリカ |
中古車の輸出台数が多い国や地域はどのあたりでしょうか。日本からの中古車の輸出先で多くを占めている国は、アフリカです。アフリカではトヨタ車が人気となっています。トヨタ自動車が人気の理由は、耐久性が高く壊れにくいことと、故障したとしてもリペアパーツの入手が他メーカーに比べて安価で容易に手に入りやすく修理がしやすい作りであることです。アフリカ国内には道路が整備がされていなかったり、交通網が充実していない地域もあることから、悪路に強いクロカン車やSUV、また貨物用として荷物がたくさん積み込めるミニバンやワゴンタイプの車が人気となっています。
海外で日本車の人気が高い理由とは
海外で日本車の人気が高い理由にはどのようなものがあるのでしょうか。毎年たくさんの日本車が様々な国や地域へと輸出されています。日本車が海外で人気が高い理由について、こちらでご紹介します。
故障の少なさが人気の理由
海外で日本車の人気が高い理由の一つに、日本車が故障しづらいということがあります。2017年に実施された車の故障率調査でも、日本を代表するトヨタ自動車が、故障の少なさにおいて1位を獲得しています。欧州では車を製造する時に、メンテナンスや修理をすることを前提として、製造段階の部品の耐久性を決めています。それに対して日本車は、日本人の機械に対する考え方から根本的に違うため、耐久性に差が出てくるのです。日本車は、車を運用している間トラブルなく、長期間稼働できる状態を継続することを目指して設計されています。
また、海外との違いの一つに日本に四季があることも関係しています。日本には四季があるため年間を通して極度の温度差があります。真夏日は38度を超えたり、冬は零下を記録するなど、温度差や季節毎の道路状況の変化に対応する車を製造する必要が日本にはありました。それに比べると、海外で製造されている車には季節の移り変わりに特化した装備や耐久性は少ないため、日本車の悪路への対応力の高さや、走行性能の高さへの信頼度も高くなっています。故障しづらく、耐久性が高い日本車も故障してしまったりトラブルが起こり修理が必要な時もあります。そこで、日本車の修理用パーツの供給の高さが活きてきます。日本車メーカーの多くが、海外へ進出しており現地で修理用パーツを調達がしやすくなったことや輸出されたリサイクルパーツなどが、海外の修理工場でも活用されています。
日本車のカスタマイズが海外で人気
日本車はカスタムが可能な部分が多く、個性的なカスタムが出来ることも人気の理由の一つになっています。アメリカの国内で流通している日本車を、北米で日本車メーカーが製造した部品や、日本国内で製造された日本純正部品を利用して日本純正使用や、それに準ずる使用へとカスタマイズすることを「JDM」(Japanese domestic market)といいます。Japanese domestic marketは、元々日本国内向けに設計されて製造された自動車の車体や、自動車関連部品のことにたいして用いられていた言葉でしたが、海外で日本仕様へのカスタマイズの人気が高まったことで「アメリカ人が日本仕様にカスタムした車」のことを「JDM」と呼ばれることの方が多くなりました。
日本国内でも車を自分仕様の車として様々なカスタムを楽しむ方がいるように、アメリカでも「JDM」が若者の間で人気となっています。日本車のカスタマイズ「JDM」が人気となった要因はある映画にあります。海外で制作された映画ではあったものの、映画に登場する主人公の愛車は日産スカイラインGT-RのBNR34型をカスタマイズやチューンアップした車となっていました。こちらの映画には国内でも人気が高い日本のスポーツカーがたくさん登場し、日産スカイラインGT-R、ホンダシビック・クーペ、マツダRX-7、三菱エクリプスなどをカスタマイズしてスクリーンを走る映像から、カスタマイズへ興味を持つ若者が急激に増えたことで、「JDM」が爆発的に人気となったのです。カスタマイズに使用する日本の純正部品は、パーツだけでなく、日本独特の車検制度のステッカーや、車庫証明のステッカー、燃費基準のステッカーなども含まれています。
「JDM」のベースカーとして、特に人気が高い日本の中古車は国内での人気が下がりつつあったセダンやスポーツカーが多く、日本国内での中古車市場では買取がつきづらくなっていた車種だったはずが、今ではカスタマイズのベースカーとして高額査定が出る車両も増えているのです。
トヨタ車を高価買取出来るおすすめ業者とは
トヨタ自動車を高価買取が出来る業者といえば、海外への輸出販路が大きいことをご紹介しました。
こちらでは、海外への独自の輸出販路をもっていて高価買取が可能な業者さんをご紹介します
廃車買取のカーネクスト
廃車買取のカーネクストは、海外への独自の輸出ルートを持つことから、トヨタ自動車など海外での人気が高い車の廃車買取の価格が高い傾向にあります。また、廃車費用が無料であることや、廃車手続きや引き取りの利便性から多くのユーザーから廃車の依頼を受けていて安心できるサービスといえるでしょう。顧客満足度も95%以上と安定しています。
所在地 | 〒530-0011 大阪市北区大深町3番1号グランフロント大阪タワーB 18階 |
連絡先 | 0120-997-864 |
営業時間 | 年中無休 8:00~22:00(土日祝・お盆・年末年始も営業) |
対応地域 | 全国対応(北海道~沖縄まで、一部離島を除く) |
廃車買取カーネクストの特徴まとめ
廃車買取のカーネクストの口コミや評判を確認したところ、多くのメリットがあるようです。
- どんな車でも0円以上の買取を保証してくれる
- 不動車、事故車などのレッカー引き取り代が無料
- 陸運局での廃車手続き代行費用が無料
- 電話一本、ネット一つで簡単に査定が出来る
- ディーゼル車や商業車は海外で人気なので高価買取が可能
- ボロボロの廃車でも海外での需要があるから買取できる
- 廃車買取エリアは全国対応
廃車買取カーネクストの評価まとめ
カーネクストは、廃車の買取価格も高く、廃車の引取りや手続きなどにかかる費用も一切無料というサービスがユーザーから支持されている理由のようです。廃車買取業者の最大手で安心できる業者さんです。
廃車買取額(高価買取) | 廃車買取実績(件数) | 引取り手続きの利便性 |
★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
「トヨタの車」はなぜ高価買取出来る? まとめ
日本車が海外で人気が高いことがわかるデータと、日本車が海外で人気が高い理由について詳しくご紹介しました。日本で製造される車の走行性能の高さや耐久性の認知度は、日本を代表する自動車メーカーの技術力の高さと、品質を向上する努力が大きく影響しています。日本車メーカー自体が海外で直接販売を行っていることから、新車の流通台数も多くはなっていますが、新車価格はどうしても高額になるため、中古車の需要が下がることないでしょう。日本から輸出される中古車の状態が良いことへの認知度も高く低年式車や多走行車であっても売却価格は下がりづらくなっています。また、状態が厳しい不動の車や事故車で損傷が大きくあっても、海外では修理用パーツや修理用素材としての価値があるため廃車解体業者としての買取価格も高くなりやすいのです。
海外への中古車や中古車パーツの販売ルートを独自に確保している業者さんは、海外で人気のある車種は、新車に近い状態の車からボロボロになってしまって走行は難しくなってしまった車まで、あらゆる状態であっても買取をつけることが出来ています。日本の中古車市場に限ってしまうと金額が付きづらいかもしれない車に対して、驚くような査定額がでることもあるようです。特に低年式車や多走行車は、販路次第で買取価格に差が出ることも多いのではないでしょうか。長く乗っている低年式の愛車に、低い査定額がついてガッカリしてしまったという方も、一度海外への輸出ルートを持つ業者さんでお見積を取られてみることをおすすめします。