令和5年4月6日に、対象期間に製作されたトヨタ自動車のシエンタ等計67,828台と、シエンタ等計234,787台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたトヨタ自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
トヨタ自動車令和5年4月6日リコール情報
令和5年4月6日にリコール届出がされたトヨタ自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
トヨタ自動車のシエンタ等 令和5年4月6日リコール届出(5304)の内容
トヨタ自動車「シエンタ・ヴォクシー」等の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたトヨタ自動車シエンタ・ヴォクシー等の不具合の部位は、以下の二つです。
- 灯火装置(前照灯用制御コンピュータ)
- 座席ベルト(バックル取付部)
- 走行装置(ディスクホイール)
不具合の状況及び原因
- 運転支援装置のAHS※において、制御プログラムが不適切なため、走行用前照灯(ハイビーム)が自動消灯の直後に再点灯する場合、配光制御ができなくなることがあります。そのため、警告メッセージが表示し、ハイビームが点灯しなくなるおそれがあります。
※AHS(アダプティブハイビームシステム)は、周辺環境と運転状況に応じてハイビームの配光を制御し、前方視界確保を補助するシステムのこと。 - 後部左用座席ベルトのバックルにおいて、保持構造が不適切なため、座席内部に落ち込んで座席リクライニングができなくなることがあります。その状態でリクライニング操作を行うと、バックルが損傷して当該座席ベルトが正しくロックできず、最悪の場合、走行中にベルトが外れるおそれがあります。
- スチール製ディスクホイールにおいて、プレス設備の管理が不適切なため、ディスクが形状不良となり、リムとの溶接強度が不足しているものがあります。そのため、溶接部に亀裂が生じ、最悪の場合、ディスクホイールが破損するおそれがあります。
改善内容
- 全車両、前照灯用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正します。
- 全車両、車台番号を確認するとともに、一部車両に対しては、バックル取付部の保持用バンドを点検し、対象となる場合は当該バンドを対策品に、バックルを新品に交換すします。
- 全車両、ディスクホイールの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換します。
①②市場から③仕入れ先からの情報による発見となり、不具合の発生件数は①81件②5件③0件、事故の有無は①無し②無しとなっています。
トヨタ自動車「シエンタ・ヴォクシー」等のリコール届出(5304)の対象車
令和5年4月6日にリコール届出がされたトヨタ自動車「シエンタ等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名: トヨタ シエンタ
型式: 5BA-MXPC10G
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPC10-1006484~MXPC10-1007370
リコール対象車台数:189①②③
対象期間:令和4年6月15日~令和5年1月9日
車台番号:MXPC10-1000003~MXPC10-1016844
リコール対象車台数:4,807台①②
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPC10-1006478~MXPC10-1007363
リコール対象車台数:281台①③
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPC10-1006485~MXPC10-1007371
リコール対象車台数:104台②③
対象期間:令和4年6月15日~令和5年1月9日
車台番号:MXPC10-1000002~MXPC10-1016843
リコール対象車台数:7,213台①
対象期間:令和4年6月15日~令和5年3月6日
車台番号:MXPC10-1000005~MXPC10-1024179
リコール対象車台数:4,945台②
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPC10-1006477~MXPC10-1007356
リコール対象車台数:113台①
型式: 5BA-MXPC12G
対象期間:令和4年10月5日~令和4年10月10日
車台番号:MXPC12-1000139~MXPC12-1000174
リコール対象車台数:6台①③
対象期間:令和 4年 6月15日~令和 4年12月28日
車台番号:MXPC12-1000000~MXPC12-1000498
リコール対象車台数:87台①
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPC12-1000135~MXPC12-1000179
リコール対象車台数:38台③
型式: 6AA-MXPL10G
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPL10-1010168~MXPL10-1011586
リコール対象車台数:279台①②③
対象期間:令和4年6月15日~令和5年1月9日
車台番号:MXPL10-1000004~MXPL10-1028271
リコール対象車台数:9,588台①②
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPL10-1010167~MXPL10-1011599
リコール対象車台数:390台①③
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPL10-1010170~MXPL10-1011583
リコール対象車台数:123台②③
対象期間:令和4年6月15日~令和5年1月9日
車台番号:MXPL10-1000005~MXPL10-1028272
リコール対象車台数:13,987台①
対象期間:令和4年6月15日~令和5年3月6日
車台番号:MXPL10-1000000~MXPL10-1041563
リコール対象車台数:7,915台②
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPL10-1010171~MXPL10-1011588
リコール対象車台数:131台③
型式: 6AA-MXPL12G
対象期間:令和4年10月6日~令和4年10月11日
車台番号:MXPL12-1000080~MXPL12-1000093
リコール対象車台数:5台①③
対象期間:令和4年6月15日~令和5年1月9日
車台番号:MXPL12-1000000~MXPL12-1000255
リコール対象車台数:116台①
対象期間:令和4年10月6日~令和4年10月10日
車台番号:MXPL12-1000081~MXPL12-1000092
リコール対象車台数:9台③
型式: 6AA-MXPL15G
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPL15-1002141~MXPL15-1002421
リコール対象車台数:62台①②③
対象期間:令和4年6月15日~令和5年1月9日
車台番号:MXPL15-1000000~MXPL15-1005587
リコール対象車台数:2,060台①②
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPL15-1002138~MXPL15-1002417
リコール対象車台数:61台①③
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月11日
車台番号:MXPL15-1002145~MXPL15-1002413
リコール対象車台数:22台②③
対象期間:令和4年6月15日~令和5年1月9日
車台番号:MXPL15-1000001~MXPL15-1005583
リコール対象車台数:2,550台①
対象期間:令和4年7月26日~令和5年3月6日
車台番号:MMXPL15-1000021~MXPL15-1008393
リコール対象車台数:1,906台②
対象期間:令和4年10月4日~令和4年10月10日
車台番号:MXPL15-1002151~MXPL15-1002399
リコール対象車台数:20台③
車名通称名: トヨタ クラウン
型式: 6AA-AZSH30
対象期間:令和4年6月15日
車台番号:AZSH30-6000001~AZSH30-6000003
リコール対象車台数:2台①
型式: 6AA-AZSH35
対象期間:令和4年9月1日~令和5年1月10日
車台番号:AZSH35-4000000~AZSH35-4006444
リコール対象車台数:4,835台①
対象期間:令和4年6月15日~令和5年1月9日
車台番号:AZSH35-6000004~AZSH35-6003081
リコール対象車台数:2,441台①
型式: 5AA-TZSH35
対象期間:令和4年10月10日~令和4年12月28日
車台番号:TZSH35-4000000~TZSH35-4002627
リコール対象車台数:2,622台①
対象期間:令和4年6月15日~令和4年12月27日
車台番号:TZSH35-6000000~TZSH35-6000920
リコール対象車台数:921台①
トヨタ自動車のシエンタ 令和5年4月6日リコール届出(5305)の内容
トヨタ自動車「シエンタ」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたトヨタ自動車シエンタの不具合の部位は、始動装置(スタータ) です。
不具合の状況及び原因は以下です。
スタータにおいて、スルーボルトの締付指示が不適切なため、経年で当該ボルトが緩み、構成部品の位置がずれてスタータの出力が不足することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、エンジン始動不能となり、その状態で始動操作を繰返すとスタータが過熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、スタータを点検し、スルーボルトの緩みがない場合は増締めを行います。スルーボルトの緩みが認められる場合はスタータを対策品に、スタータリレーを新品に交換します。また、構成部品の位置ずれが認められる場合は電気配線も新品に交換します。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は13件、事故の有無は無しとなっています。
トヨタ自動車「シエンタ」のリコール届出(5305)の対象車
令和5年4月6日にリコール届出がされたトヨタ自動車「シエンタ」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名: トヨタ シエンタ
型式:DBA-NSP170G
対象期間:平成24年12月24日~平成27年8月26日
車台番号:NSP170-7000000~NSP170-712866
リコール対象車台数:123,946台
型式:DBA-NSP172G
対象期間:平成27年5月12日~平成29年8月31日
車台番号:NSP172-7000000~NSP172-7005100
リコール対象車台数:4,965台
車名通称名: トヨタ ポルテ スペイド
型式:DBA-NSP141
対象期間:平成27年6月8日~平成29年8月31日
車台番号:NSP141-8000002~NSP141-8059415
リコール対象車台数:57,178台
車名通称名: トヨタ カローラアクシオ
型式:DBA-NRE161
対象期間:平成27年6月8日~平成29年8月31日
車台番号:NRE161-0001003~NRE161-0039597
リコール対象車台数:18,327台
車名通称名: トヨタ カローラフィールダー
型式:DBA-NRE161G
対象期間:平成27年2月17日 ~平成29年8月31日
車台番号:NRE161-0001001~NRE161-0039596
リコール対象車台数:7,026台
対象期間:平成27年6月12日~平成29年4月3日
車台番号:NRE161-8000000~NRE161-8029574
リコール対象車台数:23,345台
トヨタ自動車「シエンタ」とはどんな車?
今回リコールの届出があったトヨタ自動車のシエンタは、2022年8月にフルモデルチェンジを行ったコンパクトミニバンです。2003年に発売を開始し、2015年に一度目のフルモデルチェンジ、2022年に2度目のフルモデルチェンジがありました。3代目モデルは、発売開始から2022年9月6位、10月2位、11月4位、12月3位と乗用車ブランド通称名別販売台数ランキングにおいても上位を取り続けていて、2022年の年間販売台数ではホンダのフリードに続き、普通乗用車ミニバンの新車販売台数で第2位の車種となっています。
こちらでは、3代目シエンタについて詳しく解説します。
トヨタの3代目シエンタ人気カラーは何色?
2022年8月にモデルチェンジを行い登場した3代目シエンタが人気となっています。なかでも人気のグレードやボディカラーについてご紹介します。
3代目シエンタの特徴は、先代モデルに続き5ナンバーサイズに収まるコンパクトなボディサイズでありながら、2列シートモデルと3列シートモデルの展開があるところです。ゆったりとした2列シート5人乗り仕様車と、家族で乗れる3列シート7人乗り仕様車は、どちらも人気ではあるものの、現時点では3列シート7人乗り仕様車が人気となっています。3列シート仕様車の場合は、3列目シートを倒して2列目シートの下に折りたたんで収納することも可能になっているため、必要な時だけ3列シートに変更するといったアレンジも可能です。
3代目シエンタのボディカラーの展開はモノトーンカラーが7色展開(ホワイトパールクリスタルシャイン、ダークグレー、ブラック、スカーレットメタリック、ベージュ、アーバンカーキ、グレイッシュブルー、)と、ツートンカラーが2パターン展開(ダークグレー×スカーレットメタリック、ダークグレー×グレイッシュブルー)となっています。なかでも、発売開始後人気となっているのが今回のシエンタのCM等でも採用されているアーバンカーキです。また、次点では定番カラーのホワイトパールクリスタルシャインが人気となっていました。
リコール対象車ってなに?
リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。
リコール
リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態で原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
改善対策
改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
サービスキャンペーン
サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
リコール対象車になったら?
所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。
メーカーで点検・修理をしてもらう
所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。
リコール対象車を放っておいた場合
所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。
中古車であってもリコール対象
所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうかや過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。
リコール対象車の調べ方
所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?
リコール情報検索アプリで調べる
リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。
GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード
Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード
リコール・不具合情報検索システムで調べる
リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。
リコール対象車をお得に廃車する方法
リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
リコール対象歴があっても売却が可能
リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。
廃車買取業者へ依頼
リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。
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全国47都道府県の廃車買取おすすめ業者をまとめました。