令和2年9月24日に、令和2年3月19日~令和2年5月22日に輸入されたアウディ計240台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届け出がされたアウディの詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車の検索方法やリコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
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アウディ令和2年9月24日リコール情報
令和2年9月24日にリコール届出がされたアウディ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
アウディ令和2年9月24日リコール届出の対象車
令和2年9月24日にリコール届出がされたアウディ対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
通称名:アウディA6 40TDIq、アウディA7SB 40TDIq
型式:3CA-F2DFBF、3CA-F2DFBS
車台番号:WAUZZZF20LN054204~WAUZZZF2XLN060284、WAUZZZF20LN053781~WAUZZZF2XLN070331
リコール対象車台数:計240台
アウディの不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたアウディの不具合状況は、スターターオルタネーターにおいて、製造公差の設定が不適切なためハウジングに隙間が生じているものがある、とのことです。そのため内部に水分が浸入し、スターターオルタネーター内の回路が短絡すると過熱して、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。改善内容としては、全車両、スターターオルタネーターを対策品に交換を行います。
自動車のリコール制度
リコールという言葉は聞いたことがある方も多いと思います。では、自動車のリコール制度とは具体的にはどのようなことなのでしょうか?
1969年に運輸省令である自動車型式規則を改正してリコール制度が法制化され、1994年の道路運送車両法改正でリコール制度が法律で明記されて1995年に施行されました。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール制度のほかに改善対策やサービスキャンペーンといったものもあります。これらは自動車本体だけではなく、タイヤやチャイルドシートにも対応しています。こちらでは、リコールのほか改善対策やサービスキャンペーンについても詳しくご説明したいと思います。それぞれの意味合いを知っておきましょう。
リコール
リコールとは、道路運送車両の保安基準に適合していない、もしくは適合しなくなる恐れがある状態で、その原因が設計や製造段階にあると認められたときに、自動車メーカーや輸入業者が国土交通大臣へあらかじめ届け出て、該当する製品を回収し無料で修理をする制度のことです。
改善対策
改善対策とは、自動車等の構造、装置または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または公害防止上放置できなくなるおそれがあるまたは放置できないと判断される状態で、その原因が設計や製造段階にあると認められたときに、国土交通大臣へあらかじめ届け出て、該当する製品を回収し無料で修理をする制度のことです。
サービスキャンペーン
サービスキャンペーンとはリコールまたは改善対策に該当しない場合であり、その不具合が原因で品質上の問題など不快な思いをする可能性がある状態で商品性や品質の改善のためにメーカーが該当する製品を回収し無料で修理をする制度のことです。
リコール対象車の検索方法
所有している車がリコール対象となった場合、基本的には自動車メーカーからリコール通知が届きます。しかし、住所変更登録や名義変更登録などを行っていない場合などは、リコール通知が届かないケースも考えられます。では、そのような場合リコール対象車かどうかをどのように調べればよいのでしょうか?つぎに、リコール対象車の検索方法についてご紹介いたします。検索方法は簡単ですので、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか。検索する際は車検証をご準備ください。
アプリを使ってリコール検索
リコール対象車かどうかをスマートフォンで簡単に調べることができる「リコール情報検索」という便利なアプリがあります。このリコール情報検索アプリは、国産四駆自動車(乗用車・トラック・バス)、国産二輪車(原付第一種・原付第二種・軽二輪車・小型二輪車)が検索対象車両となっています。車台番号を直接入力または車検証に記載されているQRコードの読み取りを行うだけで、簡単に車のリコール検索が行えます。以下のリンク先からアプリをダウンロードすることが可能ですので、気になる方はぜひ試してみてください。
GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード
Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード
リコール・不具合情報検索システムを使ってリコール検索
リコール・不具合情報検索システムとは、リコール対象車かどうかをパソコンなどから簡単に調べることができる国土交通省のシステムです。リコール・不具合情報検索システムは、自動車のほかチャイルドシートやタイヤのリコール検索も行えます。また、国土交通省には自動車の不具合情報ホットラインという、自動車やチャイルドシート、タイヤの不具合情報を収集しているホットラインが存在します。自動車やチャイルドシート、タイヤに異常を感じたときや不具合が発生したときは、自動車の不具合情報ホットラインに問い合わせをしましょう。
自動車メーカーのホームページからリコール検索
各自動車メーカーのホームページからもリコール対象車の検索を行うことが可能となっています。四輪車と二輪車ともに検索可能でリコール・改善対策・サービスキャンペーンの検索に対応しています。検索方法は、車検証に記載されている車台番号を入力するだけですので簡単です。検索してみたけれどどこを見るのかよくわからないといった方などは、所有している自動車メーカーに直接お電話で問い合わせをしてみても良いでしょう。
リコール対象車になったらどうすればいい?
所有している車がリコール対象車となった場合の対応方法についてご説明いたします。リコール対象車は年間400件以上あり、決して少なくはありません。リコール制度というのは未然に事故や不具合を防ぐためのものなので、所有している車がリコール対象車となった場合にははやめに対応をするようにしましょう。
自動車メーカーへの連絡
所有している車がリコール対象車となった場合は、まずは自動車メーカーやディーラーに連絡をして点検・修理を行ってもらいましょう。リコールの対応は対象車の自動車メーカーおよびディーラーが行います。どの整備工場でも良いわけではありませんのでご注意ください。リコール通知が手元に届いている場合には、リコール通知に記載されてある自動車メーカーおよびディーラーの連絡先に問い合わせましょう。リコール通知が手元にない場合などは、自動車メーカーもしくは車を購入した販売店などに連絡をしましょう。また、リコール対象箇所の点検・修理は無料となっていますので費用の心配はいりません。
リコール対象車をお得に廃車するには
車を処分や廃車する際に費用をかけずにすることが可能なのをご存じでしょうか?リコール対象車やリコール対象歴がある車であっても費用をかけずに処分や廃車が行えます。それだけではなく、方法さえ選べば価格を付けて買い取ってもらえる可能性も十分にあるのです。リコール対象車を売却する際は「どこの業者に依頼をするのか」がとても重要です。リコール対象車をお得に売却する方法についてご紹介いたします。リコール対象車の売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
廃車買取業者へ依頼をする
車の売却依頼先には車買取業者がありますが、車買取業者には中古車買取業者や事故車買取業者、廃車買取業者があります。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の売却先としておすすめなのが、廃車買取業者です。廃車買取業者とは廃車を専門としている業者で、廃車手続きに必要な車検証等の書類を揃えるだけで車の引取りから買取り、陸運局での廃車に関する手続き代行までをも行ってくれます。それだけではなく、レッカー代や手続き代行費用などの費用をすべて無料で行ってくれる業者が多いうえに、年式や走行距離などの車の状態によっては買取価格を付けてもらえる可能性もあるのです。リコール対象車だからといってさえいに影響することはありませんので、売却をお考えの方は一度見積もり依頼をしてみてはいかがでしょうか。
複数社で見相見積もりを取る
現在、廃車買取業者は全国各地にいくつもあります。しかし廃車買取業者とひとくくりにいっても、各業者によってサービスや持っている販路はさまざまです。そこでリコール対象車を廃車買取業者へ買取依頼をする際は、1社ではなく2.3社などの複数社で比較をすることをおすすめいたします。たとえ同じ車であっても、業者によって査定額が変わることは珍しくありません。数千円どころか数万円~十数万円も変わるケースもあります。複数社で相見積もりを取るとなると少し面倒に感じるかもしれませんが、少しでも高く売却したい方には複数社での相見積もりをおすすめいたします。
おすすめの廃車買取業者
全国で車買取の展開をしているカーネクストは、自宅からインターネットフォーム問合せやお電話での査定申込が可能となっており、経験実績豊富な担当者は実車を見ることなく概算の査定価格をすぐにお伝えすることができます。概算ではなく、詳細に車査定を受けたいという方は、お手元に車検証を用意していただき、車の状態や現走行距離も伝えるようにできていると、しっかりとした確定の査定額まで教えてもらうことが出来ます。実車査定はないため手軽に受けることができますし、検討中の方は査定だけでも無料でしてもらうことができますので、時間があるときに一度問合せされてみるだけでもおすすめです。