令和4年12月1日に、対象期間に輸入されたいすゞ自動車のフォワードの計309台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたいすゞ自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
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いすゞ自動車令和4年12月1日リコール情報
令和4年12月1日にリコール届出がされたいすゞ自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
いすゞ自動車(フォワード)令和4年12月1日リコール届出の対象車
令和4年12月1日にリコール届出がされたいすゞ自動車「フォワード」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:いすゞ自動車 フォワード
型式:2PG-FRR90S1、2PG-FRR90S2、2PG-FRR90T2、2RG-FRR90S1、2RG-FRR90S2、2RG-FRR90T2
車台番号:FRR90-7173979~FRR90-7179955
対象期間:令和3年8月3日~令和4年3月18日
リコール対象車台数:5,040台
型式:2PG-FRS90S2、2RG-FRS90S2
車台番号:FRS90-7001149~FRS90-7001220
対象期間:令和3年8月28日~令和4年3月11日
リコール対象車台数:72台
型式:2PG-FSR90S2、2PG-FSR90T2、2RG-FSR90S2、2RG-FSR90T2
車台番号:FSR90-7013449~FSR90-7014257
対象期間:令和3年8月27日~令和4年3月8日
リコール対象車台数:779台
型式:2PG-FSS90S2、2RG-FSS90S2
車台番号:FSS90-7001225~FSS90-7001253
対象期間:令和3年8月27日~令和4年2月2日
リコール対象車台数:25台
型式:2PG-FTR90U2、2PG-FTR90V2、2RG-FTR90U2、2RG-FTR90V2
車台番号:FTR90-7014165~FTR90-7015128
対象期間:令和3年8月27日~令和4年3月9日
リコール対象車台数:903台
型式:2PG-FTS90S2
車台番号:FTS90-7000098
対象期間:令和4年1月25日
リコール対象車台数:1台
車名通称名:いすゞ自動車 エルガ
型式:2KG-LV290N3、2RG-LV290N3、2TG-LV290N3
車台番号:LV290N3-7000949~LV290N3-7001105
対象期間:令和3年9月27日~令和4年5月13日
リコール対象車台数:144台
型式:2RG-LV290Q3、2TG-LV290Q3
車台番号:LV290Q3-7000230~LV290Q3-7000265
対象期間:令和3年9月24日~令和4年3月22日
リコール対象車台数:35台
車名通称名:いすゞ自動車 エルガミオ
型式:2KG-LR290J4
車台番号:LR290J4-7000618~LR290J4-7000730
対象期間:令和3年9月24日~令和4年3月22日
リコール対象車台数:109台
車名通称名:UDトラックス コンドル
型式:2PG-BRR90S1、2PG-BRR90S2、2PG-BRR90T2、2RG-BRR90S1、2RG-BRR90S2、2RG-BRR90T2
車台番号:BRR90-7002515~BRR90-7002769
対象期間:令和3年9月1日~令和4年3月7日
リコール対象車台数:252台
型式:2RG-BRS90S2
車台番号:BRS90-7000026
対象期間:令和3年9月13日
リコール対象車台数:1台
型式:2PG-BSR90S2、2PG-BSR90T2、2RG-BSR90S2、2RG-BSR90T2
車台番号:BSR90-7000243~BSR90-7000290
対象期間:令和3年9月15日~令和4年3月4日
リコール対象車台数:48台
型式:2PG-BTR90U2、2PG-BTR90V2、2RG-BTR90U2、2RG-BTR90V2
車台番号:BTR90-7000582~BTR90-7000635
対象期間:令和3年9月4日~令和4年3月4日
リコール対象車台数:54台
型式:2PG-BVR90U2
車台番号:BVR90-7000023~BVR90-7000024
対象期間:令和3年11月23日~令和4年1月17日
リコール対象車台数:2台
型式:2KG-BVZ90U2
車台番号:BVZ90-7000005
対象期間:令和3年10月22日
リコール対象車台数:1台
同日にリコール届出がされたいすゞ自動車「フォワード」等で、車両製造後、修理で対象となる部品が取り付けられた車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:いすゞ フォワード
型式:2PG-FRR90S1、2PG-FRR90S2、2PG-FRR90T2、2RG-FRR90S1、2RG-FRR90S2、2RG-FRR90T2
車台番号:FRR90-7129750~FRR90-7173433
リコール対象車台数:44台
型式:2PG-FRS90S2
車台番号:FRS90-7001004
リコール対象車台数:1台
型式:2RG-FSR90S2
車台番号:FSR90-7010551~FSR90-7011700
リコール対象車台数:2台
型式:2RG-FTR90U2、2RG-FTR90V2
車台番号:FTR90-7008417~FTR90-7008765
リコール対象車台数:2台
型式:2PG-FVR90U2
車台番号:FVR90-7000236
リコール対象車台数:1台
車名通称名:いすゞ エルフ
型式:TRG-NHR85AN
車台番号:NHR85-7017882
リコール対象車台数:1台
型式:TPG-NHS85AN、TRG-NHS85A
車台番号:NHS85-7009154~NHS85-7013203
リコール対象車台数:10台
型式:TPG-NJR85AD、TPG-NJR85AN、TRG-NJR85A
車台番号:NJR85-7046973~NJR85-7069919
リコール対象車台数:8台
型式:SKG-NJS85A、TKG-NJS85A、TKG-NJS85AN
車台番号:NJS85-7001538~NJS85-7003070
リコール対象車台数:4台
型式:SKG-NKR85N、TPG-NKR85AD、TPG-NKR85AN、TPG-NKR85N、TPG-NKR85R、TRG-NKR85A、TRG-NKR85AR、TRG-NKR85R
車台番号:NKR85-7022102~NKR85-7081371
リコール対象車台数:27台
型式:TKG-NKR85YN
車台番号:NKR85Y-7006649~NKR85Y-7007580
リコール対象車台数:2台
型式:TDG-NKS85AD、TDG-NKS85AN、TPG-NKS85A、TPG-NKS85AN
車台番号:NKS85-7003518~NKS85-7012573
リコール対象車台数:6台
型式:TPG-NLR85AN、TRG-NLR85AN、TRG-NLR85AR
車台番号:NLR85-7018655~NLR85-7039285
リコール対象車台数:19台
型式:TPG-NLS85AN、TRG-NLS85AN
車台番号:NLS85-7001445~NLS85-7001950
リコール対象車台数:2台
型式:TPG-NMR85AN、TPG-NMR85N、TRG-NMR85AN、TRG-NMR85N
車台番号:NMR85-7028299~NMR85-7036085
リコール対象車台数:8台
型式:TDG-NMS85AN、TKG-NMS85AR、TPG-NMS85AN
車台番号:NMS85-7001151~NMS85-7003937
リコール対象車台数:5台
型式:TPG-NPR85AN、TPG-NPR85AR、TPG-NPR85N、TRG-NPR85AN、TRG-NPR85AR、TSG-NPR85AN
車台番号:NPR85-7049543~NPR85-7087357
リコール対象車台数:94台
型式:TKG-NPR85YN、TPG-NPR85YN
車台番号:NPR85Y-7008129~NPR85Y-7016971
リコール対象車台数:24台
型式:TKG-NPS85AN、TPG-NPS85AN、TPG-NPS85AR
車台番号:NPS85-7002985~NPS85-7005674
リコール対象車台数:12台
車名通称名:いすゞ エルガ
型式:2DG-LV290N2、2KG-LV290N2、2PG-LV290N2
車台番号:LV290N2-7000029~LV290N2-7001005
リコール対象車台数:30台
型式:2DG-LV290N3、2PG-LV290N3
車台番号:LV290N3-7000030~LV290N3-7000701
リコール対象車台数:3台
車名通称名:いすゞ エルガミオ
型式:2KG-LR290J3
車台番号:LR290J3-7000036~LR290J3-7000528
リコール対象車台数:3台
車名通称名:マツダ タイタン
型式:TRG-LPR85AN
車台番号:LPR85-7002479
リコール対象車台数:1台
いすゞ自動車「フォワード」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたいすゞ自動車(フォワード)の不具合の部位は原動機(EGRクーラ)です。
不具合の状況及び原因は、排気ガス再循環装置のEGRクーラにおいて、フィンの材質が不適切なため、排気ガス通路(チューブ)にフィンがろう付けされていないものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、チューブに亀裂が生じ、冷却水経路に排気ガスが侵入して冷却不良となってしまい最悪の場合、オーバーヒートに至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、EGRクーラを良品に交換します。また、特定の故障コードが確認された場合は、エンジンを交換します。
こちらは、市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は74件、事故の有無は無しとなっています。
いすゞ自動車「フォワード」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったフォワードは、いすゞ自動車の中型トラックです。いすゞのフォワードは、車両総重量8~11トンクラスの販売台数3年連続日本一となっています。こちらでは、いすゞ自動車のフォワードについて詳しくご紹介します。
いすゞフォワードの最新モデルのスペックは
いすゞ自動車の中型トラック「フォワード」は、車両総重量7.5トン~14トン以下中型トラック重量車の燃費値で比較すると、クラストップの燃料消費率となっています。
搭載する原動機は4HK1エンジンで、最高出力177kW(240PS)2,400rpmとなっています。最大トルクは、765N・m(78kg・m)1,600rpmです。静粛性が高いため、高馬力でありながら車内外への騒音が低減されています。4HK1の4は4気筒エンジンを意味しています。
2ステージターボは、高圧と低圧の2種類のターボを最適に制御することで、必要なときに全回転域で効率の良い効果を発揮することができます。
リコール対象車ってなに?
リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。
リコール
リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態で原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
改善対策
改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
サービスキャンペーン
サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
リコール対象車になったら?
所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。
メーカーで点検・修理をしてもらう
所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。
リコール対象車を放っておいた場合
所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。
中古車であってもリコール対象
所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうかや過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。
リコール対象車の調べ方
所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?
リコール情報検索アプリで調べる
リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。
GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード
Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード
リコール・不具合情報検索システムで調べる
リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。
リコール対象車をお得に廃車する方法
リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
リコール対象歴があっても売却が可能
リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。
廃車買取業者へ依頼
リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。
おすすめの廃車買取業者
全国で車買取の展開をしているカーネクストは、自宅からインターネットフォーム問合せやお電話での査定申込が可能となっており、経験実績豊富な担当者は実車を見ることなく概算の査定価格をすぐにお伝えすることができます。概算ではなく、詳細に車査定を受けたいという方は、お手元に車検証を用意していただき、車の状態や現走行距離も伝えるようにできていると、しっかりとした確定の査定額まで教えてもらうことが出来ます。実車査定はないため手軽に受けることができますし、検討中の方は査定だけでも無料でしてもらうことができますので、時間があるときに一度問合せされてみるだけでもおすすめです。