令和2年8月27日に、平成30年11月27日~令和元年12月24日に輸入されたプジョー計2,000台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届け出がされたプジョーの詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車の検索方法やリコール対象車だった場合の対応方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
プジョー令和2年8月27日リコール情報
令和2年8月27日にリコール届出がされたプジョー対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
プジョー308、RIFTER令和2年8月27日リコール届出の対象車
令和2年8月27日にリコール届出がされたプジョーインプレッサ対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
通称名:308、RIFTER
型式:LDA-T9YH01、LDA-T9WYH01
車台番号:VF3LBYHZRJS305739~VF3LBYHZRKS344688、VF3LCYHZRJS305898~VF3LCYHZRKS345074、VR3ECYHZRKJ558797
リコール対象車台数:計1,479台
プジョー308、RIFTERの不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたプジョー308、RIFTERの不具合状況は、EGRバルブ冷却水ホースにおいて、配索設計が不適切なため、当該ホースとエアフィルターハウジングとのクリアランスが小さくなり、走行中の振動により接触することがあるとのことです。そのため、当該ホースが損傷し冷却水が漏れ、最悪の場合エンジンオーバーヒートに至るおそれがあります。改善内容としては、全車両、エアフィルターハウジングのリブをカットする。なお、EGRバルブ冷却水ホースが損傷している場合は、当該ホースを新品に交換を行います。
プジョー508令和2年8月27日リコール届出の対象車
令和2年8月27日にリコール届出がされたプジョーインプレッサ対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
通称名:508
型式:3DA-R8AH01
車台番号:VR3FHEHZRJY182906~VR3FHEHZRKY033442
リコール対象車台数:計521台
プジョー508の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたプジョー508の不具合状況は、エンジンコントロールユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、低エンジン回転・定速走行などの低負荷走行の際に、NOx(窒素酸化物)センサーが正しく機能していないと誤診断し、エンジン警告灯が点灯するおそれがあります。改善内容としては、全車両エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換えを行います。
リコール対象車の検索方法
所有している車がリコール対象となった場合、基本的にはリコール通知が届きます。しかし、住所変更登録などを行っていない場合など、リコール通知が届かないケースも考えられます。では、そのような場合リコール対象車かどうかをどのように調べればよいのでしょうか?つぎに、リコール対象車の検索方法についてご紹介いたします。検索方法は簡単ですので、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか。検索する際は車検証をご準備ください。
アプリを使ってリコール検索
リコール対象車かどうかをスマートフォンで簡単に調べることができる「リコール情報検索」という便利なアプリがあります。このリコール情報検索アプリは、国産四駆自動車(乗用車・トラック・バス)、国産二輪車(原付第一種・原付第二種・軽二輪車・小型二輪車)が検索対象車両となっています。車台番号を直接入力または車検証に記載されているQRコードの読み取りを行うだけで、簡単に車のリコール検索が行えます。以下のリンク先からアプリをダウンロードすることが可能ですので、気になる方はぜひ試してみてください。
GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード
Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード
リコール・不具合情報検索システムを使ってリコール検索
リコール・不具合情報検索システムとは、リコール対象車かどうかをパソコンなどから簡単に調べることができる国土交通省のシステムです。リコール・不具合情報検索システムは、自動車のほかチャイルドシートやタイヤのリコール検索も行えます。また、国土交通省には自動車の不具合情報ホットラインという、自動車やチャイルドシート、タイヤの不具合情報を収集しているホットラインが存在します。自動車やチャイルドシート、タイヤに異常を感じたときや不具合が発生したときは、自動車の不具合情報ホットラインに問い合わせをしましょう。
自動車メーカーのホームページからリコール検索
各自動車メーカーのホームページからもリコール対象車の検索を行うことが可能となっています。四輪車と二輪車ともに検索可能でリコール・改善対策・サービスキャンペーンの検索に対応しています。検索方法は、車検証に記載されている車台番号を入力するだけですので簡単です。検索してみたけれどどこを見るのかよくわからないといった方などは、所有している自動車メーカーに直接お電話で問い合わせをしてみても良いでしょう。
リコール対象車になったら
所有している車がリコール対象車となった場合、基本的にはリコール通知が届きます。リコール通知が届いたら案内に沿った対処を行いましょう。つぎに、所有している車がリコール対象車になった場合の対応方法についてご説明いたします。ぜひ参考にしてみてください。
リコール通知が届く
所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーや販売店からリコール通知が届きます。リコール通知が届いたら、まずは自動車メーカーもしくは販売店に連絡をしましょう。引っ越しなどで住所が変わった場合や自動車の所有者が変わった場合などは、変更登録や移転登録の手続きを必ず行うようにしましょう。これらの手続きを行っていないとリコール通知が届かない可能性があります。また、道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
点検・修理を受ける
リコール通知が届いたら、自動車メーカーのディーラーにてはやめに点検・修理を受けましょう。道路運送車両法により、自動車ユーザーには自分の車が道路運送車両の保安基準を常に満たすように維持する義務がありますので、通知された改善措置を速やかに受けることが必要となります。万が一不具合が発生し、保安基準を満たしていない状態で使用すると、ユーザーの責任を問われることがあります。
リコール対象車の売却
リコール対象車であってもほかの車と同様に売却は可能となっています。きちんとした車買取業者であればリコール対象車だからという理由だけで、買取を断られることもないでしょう。では、リコール対象車の売却はどこにするのが良いのか?リコール対象車のおすすめの売却先についてご紹介いたします。
売却するなら廃車買取り業者へ
リコール対象車の売却もしくは廃車をご検討中の場合は、廃車買取業者へ依頼することをおすすめいたします。廃車買取業者では、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行を行っています。車の買取業者には廃車買取業者のほかに中古車買取業者もあります。廃車買取業者と中古車買取業者の大きな違いは、査定基準ではないでしょうか。中古車買取業者では、中古車本体として再利用できる価値を見極め査定額を提示しています。一方、廃車買取業者では中古車本体としての価値だけではなく、パーツとしての価値なども見極めて査定額を提示しています。つまり、年式が古い車や走行距離が多い車であっても買取価格を付けてもらえる可能性が期待できるのです。
おすすめの廃車買取業者
全国で車買取の展開をしているカーネクストは、自宅からインターネットフォーム問合せやお電話での査定申込が可能となっており、経験実績豊富な担当者は実車を見ることなく概算の査定価格をすぐにお伝えすることができます。概算ではなく、詳細に車査定を受けたいという方は、お手元に車検証を用意していただき、車の状態や現走行距離も伝えるようにできていると、しっかりとした確定の査定額まで教えてもらうことが出来ます。実車査定はないため手軽に受けることができますし、検討中の方は査定だけでも無料でしてもらうことができますので、時間があるときに一度問合せされてみるだけでもおすすめです。