PR

スズキのリコール情報 | 令和5年3月31日 リコール届出

車のリコール情報 リコール情報

令和5年3月31日に、対象期間に製作されたスズキのエブリイ等計360,145台についてのリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたスズキの詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。

合わせて読みたい記事

>>リコール対象車は売れる?高く売るためのコツ
>>自分の車がリコール対象車になっているか調べてみた

スズキ令和5年3月31日リコール情報

令和5年3月31日にリコール届出がされたスズキ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

スズキ(エブリイ)令和5年3月31日 リコール届出情報

今回リコール届出がされたスズキ(エブリイ)等の不具合の部位:①、②、③ともに変速装置(AGSアクチュエータ)です。

スズキ「エブリイ」等の不具合状況と改善内容

不具合の状況及び原因は、

  1.  機械式自動変速機(AGS)のクラッチケーブルにおいて、防水のための被覆構造が不適切なため、芯線に錆が発生するものがあります。そのままの状態で使用を続けると、クラッチケーブルの芯線が破断し、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがあります。
  2.  機械式自動変速機(AGS)のオイルポンプとオイルポンプ駆動用モータのジョイント部において、外部との通気構造が不適切であったため、オイルポンプからオイルが滲んだ場合、オイルが空気と共に、モータ側に浸入することがあります。そのままの状態で使用を続けると、モータ内部が短絡して作動しなくなり、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがあります。
  3.  機械式自動変速機(AGS)において、オイルポンプ駆動用モータのブラシ材質が不適切なため、高温、高湿条件においてブラシが膨張し、摺動不良となるものがあります。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ブラシが固着してモータが通電不良により作動しなくなり、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがあります。

改善内容としては、全車両、アクチュエータを点検し、該当アクチュエータの場合は、

  1. クラッチケーブルを対策品に交換します。
  2. オイルポンプとオイルポンプ駆動用モータを対策に交換します。
  3. オイルポンプ駆動用モータを対策品に交換します。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は① 528 件② 67 件③ 205 件、事故の有無はなしとなっています。

上記リコール届出がされたスズキ「エブリイ」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:スズキ キャリイ

型式:EBD-DA16T
対象期間:平成26年8月18日~平成27年8月3日
 車台番号:DA16T-168641 ~ DA16T-229862
 リコール対象車台数:① 3,013台② 0台③ 3,013台
対象期間:平成27年8月3日~平成29年10月31日
 車台番号:DA16T-240002 ~ DA16T-372907
 リコール対象車台数:① 6,462台② 5,162台③ 6,462台
対象期間:平成29年11月1日~令和元年9月6日
 車台番号:DA16T-380003 ~ DA16T-494232
 リコール対象車台数:① 9,704台② 6,881台③ 9,704台
対象期間:平成30年12月21日~令和3年7月5日
 車台番号:DA16T-520001 ~ DA16T-621817
 リコール対象車台数:① 2,413台② 0台③ 3,713台

車名通称名:スズキ エブリイ

型式:HBD-DA17V
対象期間:平成27年2月3日~平成29年5月8日
 車台番号:DA17V-100088 ~ DA17V-244615
 リコール対象車台数:① 111,454台② 63,248台③ 111,454台
対象期間:平成29年5月8日~令和元年6月4日
 車台番号:DA17V-250004 ~ DA17V-393802
 リコール対象車台数:① 48,378台② 44,522台③ 48,378台
対象期間:令和元年6月4日~令和3年7月14日
 車台番号:DA17V-420005 ~ DA17V-532960
 リコール対象車台数:① 14,548台② 0台③ 20,247台

車名通称名:ニッサン NV100クリッパー

型式:HBD-DR17V
対象期間:平成27年2月14日~平成29年4月28日
 車台番号:DR17V-100004 ~ DR17V-153673
 リコール対象車台数:① 46,855台② 30,030台③ 46,855台
対象期間:平成29年5月8日~令和元年6月4日
 車台番号:DR17V-250001 ~ DR17V-312827
 リコール対象車台数:① 49,141台② 44,067台③ 49,141台
対象期間:令和元年6月4日~令和3年7月2日
 車台番号:DR17V-420002 ~ DR17V-472964
 リコール対象車台数:① 15,752台② 0台③ 22,926台

車名通称名:マツダ スクラム

型式:HBD-DG17V
対象期間:平成27年2月14日~平成29年4月28日
 車台番号:DG17V-100004 ~ DG17V-115001
 リコール対象車台数:①  11,182台② 6,734台③ 11,182台
対象期間:平成29年5月8日~令和元年6月4日
 車台番号:DG17V-250002 ~ DG17V-263683
 リコール対象車台数:① 8,352台② 7,828台③ 8,352台
対象期間:令和元年6月4日~令和3年7月2日
 車台番号:DG17V-420003 ~ DG17V-429650
 リコール対象車台数:① 871台② 0台③ 1,275台

車名通称名:三菱 ミニキャブ

型式:HBD-DS17V
対象期間:平成27年3月2日~平成29年4月28日
 車台番号:DS17V-100002 ~ DS17V-114424
 リコール対象車台数:① 11,383台② 6,986台③ 11,383台
対象期間:平成29年5月8日~令和元年6月3日
 車台番号:DS17V-250001 ~ DS17V-262317
 リコール対象車台数:① 4,764台② 4,521台③ 4,764台
対象期間:令和元年6月4日~令和3年7月1日
 車台番号:DS17V-420003 ~ DS17V-428871
 リコール対象車台数:① 920台② 0台③ 1,296台

スズキ「エブリイ」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったエブリイは、スズキの軽商用車として販売されている人気車種です。現行モデルは、2022年4月7日に一部仕様変更がありマイナーチェンジされたモデルで、最新の安全技術を搭載しています。こちらでは、一部仕様変更後に追加装備されたエブリイの安全装備について解説します。

スズキエブリイのセーフティサポート装着車に設定される安全装備技術とは

2022年4月7日に一部仕様変更が行われたスズキのエブリイの最新安全装備についてこちらで解説します。スズキの安全装備技術は、メーカーオプション設定である『スズキセーフティサポート』を設定すると装備されるものとなっています。

スズキセーフティサポートの内容

  • デュアルカメラブレーキサポート
  • 誤発進抑制機能
  • 車線逸脱警報機能
  • ふらつき警報機能
  • 先行車発進お知らせ機能
  • ハイビームアシスト
  • 後退時ブレーキサポート
  • 後方誤発進抑制機能
  • リヤパーキングセンサー
  • エマージェンシーストップシグナル
  • ヒルホールドコントロール
  • タコメーター
  • 自発光メーター

以上13個の安全装備が装着になります。スズキセーフティサポートのオプション価格は71,500円となりますが、後付けができないメーカーオプションとなりますので、オプション設定されることをおすすめします。

リコール対象車ってなに?

リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。

リコール

リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態で原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

改善対策

改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

サービスキャンペーン

サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

リコール対象車になったら?

所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。

メーカーで点検・修理をしてもらう

所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。

リコール対象車を放っておいた場合

所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。

中古車であってもリコール対象

所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうかや過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。

リコール対象車の調べ方

所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?

リコール情報検索アプリで調べる

リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。

GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード

Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード

リコール・不具合情報検索システムで調べる

リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。

リコール対象車をお得に廃車する方法

リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

リコール対象歴があっても売却が可能

リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。

廃車買取業者へ依頼

リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。

おすすめ廃車買取業者をご紹介

廃車買取のカーネクストは、全国(一部離島を除く)で廃車買取、事故車買取りを行なっています。面倒な廃車手続きも全部お任せできます。

  1. どんな車でも0円以上の買取保証付き!
  2. 不動車でもレッカー引取料など無料!
  3. 廃車手続きなどの面倒な手続きも代行!
  4. 他社で「0円」と言われた車でも買い取ってもらえる可能性あり!
  5. 国内外に独自販売ルートを保有している

廃車に困ったら、廃車買取カーネクストに相談するとよいでしょう。

廃車買取カーネクストは、全国の自動車解体業者と提携しているため、多走行車や事故車・不動車などの車を買取強化しております。特に、海外で需要があるトヨタ車やディーゼル車・商用車などの車は高価買取しております。他社で断られた車でも買取ることが可能です。レッカー車やユニック車などの専用のトラックでご自宅までお伺いして引取りを行います。お客様に手間をかけさせることなく廃車を行います。見積・査定は無料で行っているので廃車検討されている方は、是非問合せてみてください。