MR-S(トヨタ)はなぜ買取専門店や廃車買取専門店で高額売却ができるのでしょうか?
MR-Sは、1995年に原型となるMR-Jが4人乗りコンセプトカーとして、モーターショーで発表され、1997年にMR-Sが東京モーターショーで発表、MR-Jとは外観デザインが異なるものとして登場した。発売が開始されたのは1999年、国産の量産車として初めてMTと、シーケンシャルマニュアルトランスミッション(SMT)が設定されていました。SMTはAT限定免許の運転対象となっており、ドライバーの幅を広げました。先駆車としてはMR-2がありますが、挙動がピーキーで操縦性の難易度が高かったため、MR-Sは運転を楽しめるライトウェイトなスポーツカーとして製造されました。スポーツカーの人気が低迷したことにより2007年に販売を終了していますが、今も人気の高い車種となっています。
こちらでは、MR-Sが廃車・事故車であっても高額売却が出来る理由、MR-Sの高額売却に必要なポイントをご紹介します。
MR-S(トヨタ)を高く売却するために
MR-Sが高額で売却できる3つの理由と、MR-Sを高額売却するために必要な3つのポイントをご紹介します。
MR-Sを売却される前に抑えておきたい大切なポイントになりますので、これからMR-Sの売却を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
MR-Sが廃車・事故車でも売れる理由
なぜMR-Sは廃車予定の状態や、事故車になっても高額での売却が可能なのでしょうか。
MR-Sが廃車予定の状態や事故車や故障車になっても高額売却が出来る理由をご紹介します。
MR-Sは発売当時よりも販売終了後に人気が上昇
MR-Sは、2007年に販売終了をしてから人気が出た車両です。スポーツカーがバブル崩壊後に人気が低迷してしまい、MR-Sもおよそ77,000台を生産し終了となってしまいました。ただ、販売が終了して20年が経った今、MR-Sの人気は上がってきています。2シーターのスポーツカー自体が少ないことで、中古車市場では独壇場のような状態になっており、走行距離が少ないものや、カスタムされたもの、モデリスタなど純正のカスタムパーツがあるものなどはさらに高額査定の可能性もあります。中古車市場でしか見ることが出来なくなった貴重車種のため部品などの流通も減ってきているため、廃車予定などトラブルがある状態のMR-Sであっても部品どり車両として高価買取がつく可能性が高くなっています。実は以前愛用していた家族が乗っていて車庫に置いたまま、などの方は思わぬ金額が出るかもしれませんのお見積をされてみることをおすすめします。
軽量化されたライトウェイトスポーツカー
MR-Sは、MR2の後継車として登場した際に車重を軽くすることで、車体の走行安定性を向上させました。そのため、リアにトランクはなくなりましたが、後部シートにトランクを設けるなどの工夫が施されています。また、車重を軽量したことにより坂道の走りが安定したり、燃費向上につながっています。特にMR-Sはオープンカー仕様となっていたため、ドライブを楽しむ方にとっては、燃費の良さと走行安定性がポイントになりました。
また、セミATに対応した車も販売されたことでAT限定免許のドライバーも運転が出来るようになり、幅広いユーザーのファンが増えることになりました。特に国内では低迷してしまったスポーツカーの人気は海外では落ちなかったためMR-Sのファンは海外にも多く存在しています。
カスタムカーとしても人気が上昇しているMR-S
2シーターのスポーツカーとしては走りメインに考える方も多いかもしれませんが、MR-Sはオープンスポーツカーのため、加速性よりも走行安定性や、もたつきのない走りが魅力の車となっています。また、軽量化がされていることで長距離運転などに置いても燃費面がよくなっています。現在は販売を終了してしまっていますが、中古車市場などでは人気のMR-Sは、もともと軽量化のためにシンプルなボディになっていたため、エアロパーツなどのカスタムをする方や、エンジンのチューニングをする方など、MR-S自体を楽しむ方がオーナーとなっている印象です。販売台数も決して多いわけではなかったため、現在走行可能な状態であったり、純正パーツなどを保管されている方も減ってきています。人気が落ちていない分高値査定も期待できる車になっています。
MR-Sを買取専門業者に売却する時の3つのポイント
MR-Sを買取専門業者に高額売却するために必要な3つのポイントをご紹介します。
MR-Sを売却予定の方や、売却のために見積もりに出す予定がある方はぜひ参考にしてみてください。
残念ながら事故に…その場合は部品査定を
中古車市場でも流通数が減ってきていることから、中古車として再販できるものは高額査定が増えてきています。ただし中古車買取店では基本的に走行可能な車の再販を前提とした買取を行っているため、走行不可の状態ですと買取がむずかしくなってしまうこともあります。もしも事故にあってしまったり、予期せぬ故障などで廃車するしかない状態になってしまったら、部品ごとに査定が可能な廃車買取専門の業者へ見積もりを依頼されることをおすすめします。
特に、自社に自動車のリサイクル施設を保有している業者では、自動車を引取解体、リサイクルパーツの生産、販売、廃車手続きまでを一貫して行うことができます。間に他社を挟まないことで中間マージンが出ないため、最初の買取の際ユーザーへ還付することが出来るのです。一番買取額がつきやすいため見積もりを依頼される前に対応できる業者か確認することをおすすめします。
MR-Sは海外でも人気のスポーツカー
海外でも人気の高いスポーツカーであり、海外仕様ではMRや、MRスパイダーといった名前で販売もされていました。MR2から始まったトヨタ初のミッドシップ車ということでトヨタ車のファンも多くいるため海外での需要が高くなっているのです。海外輸出業者は日本国内にMR-Sの中古車やパーツの買い付けにきています。今は販売も終了してしまっているため状態が良い日本の中古車や、リサイクルパーツは価値も高く評価されているため、高価買取を期待することが出来ます。
また不動車などの廃車買取をしている業者の中には、リサイクルパーツやリビルトパーツの海外輸出を行っている業者もあるため、売却を考えるなら海外輸出を対応しているかどうかのチェックをおすすめします。
業者との交渉次第で買取額UP
業者は一度目の査定では金額を教えてくれなかったり、最初は低めに提示してくることが一般的です。ですがこの車を欲しいと思っている業者なら買取額を実はもっと出せる場合も多くあります。
ただ車の知識がない場合や、相手がプロということでなかなか難しいのが交渉です。その交渉の手段としておすすめをしているのが、複数の業者へ同時に見積もりの依頼をおこない、相見積をすることで交渉に使うことです。似た金額を提示してくる業者の場合、業者同士が競合をしてくれることで小さなオークションのようなかたちになり金額があがる可能性が高くなります。特に車の価値が高いMR-Sのような車は、業者によってはかなり高額査定になる場合もあるため、相見積を遠慮なくとられることをおススメします。
MR-S(トヨタ)買取りのまとめ
MR-S(トヨタ)は、人気の高い車種になりますが、廃車予定の状態や事故車になってしまうと高額買取が出来ないのでは、処分費用がかかるのではと思われるかもしれませんが、廃車や中古車買取の実績がある買取業者を選んでいただくことで、人気の高い車をお得に売却することが出来ます。