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BMWのリコール情報 | 令和4年7月4日 リコール届出

車のリコール情報

令和4年7月4日に、対象期間に製作されたBMWのX6等計1,372台、318i等計299台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたBMWの詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。

BMW令和4年7月4日リコール情報

令和4年7月4日にリコール届出がされたBMW対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

BMW(X6)令和4年7月4日リコール届出(外3437)の対象車

令和4年7月4日にリコール届出がされたBMW「X6」と他の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:BMW X6 xDrive35d

型式:3DA-GT30
対象期間:令和元年10月16日~令和2年1月18日
 車台番号:WBAGT220309B11183 ~ WBAGT220009B99786
 リコール対象車台数:131台
対象期間:令和2年1月11日~令和2年5月7日
 車台番号:WBAGT220209C00338 ~ WBAGT220909C99918
 リコール対象車台数:110台
対象期間:令和2年5月18日~令和2年8月23日
 車台番号:WBAGT220209D02562 ~ WBAGT220609D99474
 リコール対象車台数:244台
対象期間:令和2年8月21日~令和2年11月7日
 車台番号:WBAGT220709E01104 ~ WBAGT220809E99379
 リコール対象車台数:161台
対象期間:令和2年11月9日~令和2年11月23日
 車台番号:WBAGT220209F03345 ~ WBAGT220109F23778
 リコール対象車台数:24台
対象期間:令和元年8月13日~令和元年9月27日
 車台番号:WBAGT22040LF67275 ~ WBAGT22080LF67361
 リコール対象車台数:20台
型式:7DA-GT30
対象期間:令和元年1月23日~令和元年12月20日
 車台番号:WBAGT220309B11121 ~ WBAGT220509B96429
 リコール対象車台数:43台
対象期間:令和元年8月15日~令和元年9月15日
 車台番号:WWBAGT22010LF67265 ~ WBAGT22050LF67365
 リコール対象車台数:56台

型式:3CA-GT8230S
対象期間:令和 2年12月22日
 車台番号:WBAGT820809E76672
 リコール対象車台数:1台
対象期間:令和2年11月24日~令和3年2月11日
 車台番号:WBAGT820909F24793 ~ WBAGT820009F99785
 リコール対象車台数:69台
対象期間:令和3年2月11日~令和3年5月5日
 車台番号:WBAGT820009G00031 ~ WBAGT820809G95633
 リコール対象車台数:73台
対象期間:令和3年5月10日~令和3年8月9日
 車台番号:WBAGT820X09H11296 ~ WBAGT820X09H98827
 リコール対象車台数:96台
対象期間:令和3年7月31日- ~令和 3 年 12 月 1 日
 車台番号:WBAGT820909J06053 ~ WBAGT820709J99848
 リコール対象車台数:77台
対象期間:令和3年10月14日~令和4年1月7日
 車台番号:WBAGT820809K03390 ~ WBAGT820X09K94209
 リコール対象車台数:98台

車名通称名:BMW X6 M50i

型式:3BA-CY44
対象期間:令和2年2月6日~令和2年2月11日
 車台番号:WBACY820709B63029 ~ WBACY820609B99004
 リコール対象車台数:26台
対象期間:令和2年2月6日~令和2年3月25日
 車台番号:WBACY820609C05447 ~ WBACY820X09C94309
 リコール対象車台数:29台
対象期間:令和2年5月14日~令和2年8月14日
 車台番号:WBACY820809D02200 ~ WBACY820909D86608
 リコール対象車台数:54台
対象期間:令和2年8月22日~令和2年10月24日
 車台番号:WBACY820209E02406 ~ WBACY820X09E84093
 リコール対象車台数:20台
対象期間:令和2年11月30日~令和3年1月28日
 車台番号:WBACY820709F27224 ~ WBACY820809F61608
 リコール対象車台数:6台
対象期間:令和3年3月11日~令和3年4月25日
 車台番号:WBACY820709G29882 ~ WBACY820509G92348
 リコール対象車台数:5台
対象期間:令和3年5月3日~令和3年7月24日
 車台番号:WBACY820809H01804 ~ WBACY820509H96452
 リコール対象車台数:14台
対象期間:令和3年8月16日~令和3年10月1日
 車台番号:WBACY820309J25861 ~ WBACY820809J87157
 リコール対象車台数:7台
対象期間:令和3年10月16日~令和4年1月8日
 車台番号:WBACY820809D02200 ~ WBACY820909D86608
 リコール対象車台数:7台
対象期間:令和4年1月12日
 車台番号:WBACY820809L02730
 リコール対象車台数:1台

BMW「X6」等の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたBMW(X6)の不具合の部位は車幅灯(ボディドメインコントローラー)です。

不具合の状況及び原因は、ボディドメインコントローラー(BDC)のソフトウェアが不適切なため、車幅灯が故障した際の車幅灯の残存性能要件に適合出来なくなり、運転者が車両の故障状態を正しく認識できません。

改善内容としては、全車両、全車両、ボディドメインコントローラー (BDC) のプログラムを対策プログラムに変更します。なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う:
– 販売店に入庫して診断機により実施します。
– 対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールしてもらいます。

ドイツ本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。

BMW(BMW 318ti)令和4年7月4日リコール届出(外3445)の対象車

令和4年7月4日にリコール届出がされたBMW「318ti」と他の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

型式:GH-AT18

車名通称名:BMW 316ti
対象期間:平成13年11月2日~平成14年2月8日
 車台番号:WBAAT52060AF67961 ~ WBAAT52070AF69654
 リコール対象車台数:13台
対象期間:平成14年4月26日~平成15年5月20日
 車台番号:WBAAT52000AH66200 ~ WBAAT52030AH68393
 リコール対象車台数:4台
対象期間:平成16年3月26日~平成16年5月19日
 車台番号:WBAEZ52000KT34164 ~ WBAEZ52020KT34389
 リコール対象車台数:2台

型式:GF-AL19

車名通称名:BMW 318i
対象期間:平成11年9月21日~平成12年3月28日
 車台番号:WBAAL32080FH68168 ~ WBAAL32050FH72050
 リコール対象車台数:4台
車名通称名:BMW 318iツーリング
対象期間:平成11年9月17日
 車台番号:WBAAP32010JB10192
 リコール対象車台数:1台

型式:GH-AL19

車名通称名:BMW 318i
対象期間:平成12年7月20日~平成12年8月25日
 車台番号:WBAAL32010FH74040 ~ WBAAL32070FH74432
 リコール対象車台数:2台
対象期間:平成12年8月2日~平成12年12月20日
 車台番号:WBAAN92050NF31981 ~ WBAAN92060NF45789
 リコール対象車台数:16台
対象期間:平成13年1月19日~平成13年9月12日
 車台番号:WBAAN92040NJ00237 ~ WBAAN92050NJ07813
 リコール対象車台数:18台
対象期間:平成13年1月17日
 車台番号:WBAAN920X0NH83032
 リコール対象車台数:1台

車名通称名:BMW 318iツーリング
対象期間:平成12年10月18日~平成13年3月12日
 車台番号:WBAAP32000JB13326~WBAAP32090JB14393
 リコール対象車台数:5台

車名通称名:BMW 318Ci
対象期間:平成12年11月2日~平成13年1月10日
 車台番号:WBABL32020JR47143~WBABL32020JR47496
 リコール対象車台数:3台

型式:GH-AU20

車名通称名:BMW 318ti
対象期間:平成13年9月7日~平成15年12月16日
 車台番号:WBAAU51080KN03961~ WBAAU52040KN45834
 リコール対象車台数:31台

型式:GH-AY20

車名通称名:BMW 318i
対象期間:平成14年6月25日~平成14年10月7日
 車台番号:WBAAY72040FZ92124~WBAAY72050FZ93315
 リコール対象車台数:2台
対象期間:平成14年10月7日
 車台番号:WBAAZ720X0NF72485
 リコール対象車台数:1台
対象期間:平成13年10月8日~平成16年3月31日
 車台番号:WBAAZ72000NG00424~ WBAAZ72030NG26905
 リコール対象車台数:28台

車名通称名:BMW 318i ツーリング
対象期間:平成 13年10月30日~平成15年7月11日
 車台番号:WBAAX52040JY60503~ WBAAX52020JY65375
 リコール対象車台数:10台
対象期間:平成16年5月19日~平成16年11月22日
 車台番号:WBAEX520X0PR01019~WBAEX52020PR02553
 リコール対象車台数:4台

車名通称名:BMW 318Ci
対象期間:平成16年9月17日
 車台番号:WBABX92010PN91529
 リコール対象車台数:1台

型式:GH-BX20

車名通称名:BMW 318Ci
対象期間:平成17年10月10日
 車台番号:WBABX92010PN92261
 リコール対象車台数:1台

型式:GF-AM20

車名通称名:BMW 320i
対象期間:平成11年9月6日~平成12年3月7日
 車台番号:WBAAM12040FN03455~ WBAAM120X0FN06036
 リコール対象車台数:3台

型式:GF-AV22

車名通称名:BMW 320i
対象期間:平成12年9月1日~平成13年7月18日
 車台番号:WBAAV12040FF15072~ WBAAV12030FF18982
 リコール対象車台数:19台
対象期間:平成13年3月20日
 車台番号:WBAAV11090FT76619
 リコール対象車台数:1台
対象期間:平成12年11月24日~平成13年9月10日
 車台番号:WBAAN16040NE11553~ WBAAN16020NE15939
 リコール対象車台数:10台
対象期間:平成16年4月19日
 車台番号:WBAET15010NF89641
 リコール対象車台数:1台
対象期間:平成13年10月9日~平成16年12月14日
 車台番号:WBAET16040NG38152~ WBAET160X0NG57367
 リコール対象車台数:23台

型式:GF-AM25

車名通称名:BMW 323i
対象期間:平成11年12月20日~平成11年12月21日
 車台番号:WBAAM32040FP08849~ WBAAM32070FP08859
 リコール対象車台数:2台

型式:GF-AV25

車名通称名:BMW 325i
対象期間:平成 12年9月14日~平成13年7月3日
 車台番号:WBAAV32010FT25206~ WBAAV32070FT27669
 リコール対象車台数:10台
対象期間:平成13年10月11日
 車台番号:WBAEV32000FX60283
 リコール対象車台数:1台
対象期間:平成14年5月8日~平成15年2月28日
 車台番号:WBAET35050NF95017~ WBAET35070NF95178
 リコール対象車台数:2台
対象期間:平成14年3月18日~平成15年2月25日
 車台番号:WBAET36020NG63711~ WBAET36020NG65779
 リコール対象車台数:2台

車名通称名:BMW 325iツーリング
対象期間:平成12年10月5日~平成12年11月18日
 車台番号:WBAAW32030EG15369~ WBAAW32080EG15495
 リコール対象車台数:2台
対象期間:平成13年9月5日~平成15年9月30日
 車台番号:WBAEN32020PC00035~ WBAEN32060PC02127
 リコール対象車台数:7台

型式:GF-AM28

車名通称名:BMW 328i
対象期間:平成11年9月15日~平成12年4月26日
 車台番号:WBAAM52030FK88352~ WBAAM52090FK89117
 リコール対象車台数:6台
対象期間:平成12年1月12日
 車台番号:WBAAR52040JC73263
 リコール対象車台数:1台

車名通称名:BMW 328Ci
対象期間:平成11年11月8日
 車台番号:WBABM51070JK68186
 リコール対象車台数:1台
対象期間:平成11年9月27日~平成12年3月13日
 車台番号:WWBABM52010JM21563 ~ WBABM52030JM22911
 リコール対象車台数:3台

型式:GH-AV30

車名通称名:BMW 330i
対象期間:平成12年6月23日~平成13年7月12日
 車台番号:WBAAV52060FJ76206 ~ WBAAV52000FJ78503
 リコール対象車台数:16台
対象期間:平成12年9月22日
 車台番号:WBAAV51010JT46440
 リコール対象車台数:1台
対象期間:平成13年10月29日~平成14年12月10日
 車台番号:WBAEV52010KL90335 ~ WBAEV52000KL91752
 リコール対象車台数:3台
対象期間:平成15年5月13日~平成16年5月20日
 車台番号:WBAET56060NH46442 ~ WBAET56050NH47503
 リコール対象車台数:4台
対象期間:平成15年3月29日
 車台番号:WBAEV51090PE01332
 リコール対象車台数:1台

車名通称名:BMW 330Ci
対象期間:平成12年6月5日~平成14年11月25日
 車台番号:WBABN52030JU70017 ~ WBABN520X0JU76431
 リコール対象車台数:10台

車名通称名:BMW 330Ci カブリオレ
対象期間:平成12年6月21日~平成14年7月26日
 車台番号:WBABS51020EH30137 ~ WBABS520X0EH96742
 リコール対象車台数:9台
対象期間:平成16年8月4日~平成16年12月27日
 車台番号:WBABW510X0PK45525 ~ WBABW51080PK45720
 リコール対象車台数:2台
対象期間:平成15年6月7日~平成17年2月14日
 車台番号:WBABW52020PM00633 ~ WBABW52030PM04285
 リコール対象車台数:4台

型式:GH-BL32

車名通称名:BMW M3
対象期間:平成15年6月4日
 車台番号:WBSBL91030JP87189
 リコール対象車台数:1台

型式:GH-M3CSL

車名通称名:BMW M3 CSL
対象期間:平成15年7月29日~平成15年9月15日
 車台番号:WBSBL95020JB98339 ~ WBSBL95050JB98464
 リコール対象車台数:2台

BMW「318ti」等の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたBMW(318ti)等の不具合の部位は助手席エアバッグです。

不具合の状況及び原因は、助手席エアバッグのインフレーター(膨張装置)について、長期間にわたり、著しく高温多湿な環境下にさらされると、当該インフレーターに水分が浸入する可能性
があり、結果として、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇し、インフレーター容器が破損して飛び散り、乗員が負傷するおそれがあります。

改善内容としては、全車両、当該エアバッグを対策品に交換する。

ドイツ本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。

BMW「318ti」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったBMW 318はBMWが製造販売している3シリーズのなかのひとつです。318には、318tiと318i、318Ci、ツーリングがあります。tiは、ツーリングインターナショナルを略してつけられた名称で、スポーティなボディタイプの車につけられています。こちらでは、BMWの318tiについて詳しくご紹介します。,

BMW 318tiはどんな車だったのか

BMW 318tiは、1994年に本国ドイツで、1995年から日本国内で発売を開始しました。既存モデルの318iに比べるとCセグメントクラスのコンパクトサイズで、さらにスポーティになっていることから、ツーリングインターナショナルという車名がついています。トランスミッションは5速MT、3ドアのハッチパックタイプでエンジンは水冷直列4気筒の1.8Lを搭載しています。スペックは、全長4,210mm、全幅1,695mm、全高1,395mmです。318iは全長4,435mmで、225mmの差があります。当時の10・15モード燃料消費率は10.0km/Lとなっており、現在の乗用車と比べると決して燃費が良いとは言えませんが、コンパクトで加速力があり、スポーティなハッチバックとして人気の高いモデルとなっていました。

リコール対象車ってなに?

リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。

リコール

リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態で原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

改善対策

改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

サービスキャンペーン

サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。

リコール対象車になったら?

所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。

メーカーで点検・修理をしてもらう

所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。

リコール対象車を放っておいた場合

所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。

中古車であってもリコール対象

所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうかや過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。

リコール対象車の調べ方

所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?

リコール情報検索アプリで調べる

リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。

GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード

Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード

リコール・不具合情報検索システムで調べる

リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。

リコール対象車をお得に廃車する方法

リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

リコール対象歴があっても売却が可能

リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。

廃車買取業者へ依頼

リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。

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