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ジープのリコール情報 | 令和5年5月25日 リコール届出

車のリコール情報

令和5年5月25日に、期間中に輸入されたジープ・チェロキー計464台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされたジープの詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車の検索方法やリコール対象車だった場合の対応方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。

ジープ令和5年5月25日リコール情報

令和5年5月25日にリコール届出がされたジープ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

ジープ令和5年5月25日リコール届出の対象車

令和5年5月25日にリコール届出がされたジープ対象車(チェロキー等)は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

通称名:ジープ チェロキー

型式:ABA-KL32L
車台番号:1C4PJMHS0GW173419~1C4PJMHSXGW371456
輸入期間:平成27年11月25日~平成28年08月16日
リコール対象車台数:計260台

型式:DBA-KL32L
車台番号:1C4PJMFS0GW212707~1C4PJMFSXGW374392
輸入期間:平成27年12月26日~平成28年09月05日
リコール対象車台数:計204台

不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたジープの不具合の部位は、電気装置(パワートランスファーユニットに関わる制御モジュール)です。

不具合の原因と状況は、パワートランスファーユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、不整地における過負荷走行を行うなどにより当該ユニットが故障した際にセーフモードが機能せず、警告灯の点灯なく前輪に動力が伝達されず走行不能になるとともに、パーキングロックが効かなくなるおそれがあります。

改善内容としては、全車両、パワートランスファーユニットに関わる制御プログラムを、セーフモード機能を追加した対策プログラムに書き換えします。

こちらの不具合の発見は、本国からの情報によるもので、不具合件数はなし、事故の有無はなしとなっています。

ジープ「チェロキー」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったジープ・チェロキーは、1974年に初代モデルが登場しました。初代SJチェロキーはワゴニアからの流れを持つスポーティな2ドアモデルとなっており、四輪駆動の高い走破性をもつ車として人気になりました。1984年に登場した2代目XJチェロキーは右ハンドル設定もあったことから、日本市場でも人気となりました。その後3代目KJと4代目KKは、チェロキーからリバティへと車名が変更になり、一時はチェロキーの販売が終了しました。その後2013年に登場した5代目KLチェロキーから、車名のチェロキーが復活しました。ただし、日本市場での販売は2022年4月に終了しています。現在販売されているグランドチェロキーは、1993年にジープがクライスラーへと移ってから初めて発売された高級SUVとなっており、チェロキーとは異なる歴史のモデルとなっています。

ジープ・チェロキーSJとはどんな車だったのか

ジープ・チェロキーSJは、1974年に登場したビッグチェロキーと呼ばれるフルサイズモデルの車でした。SJチェロキーは、それよりも前にジープが販売していた高級SUVグランドワゴニアの派生モデルとして誕生しました。ラグジュアリー性が高くサイズもビッグモデルだったグランドワゴニアの派生モデルだったため、SJチェロキーのボディサイズは大きく、ビッグチェロキーと呼ばれる由来となっています。

SJチェロキー
全長/全幅/全高4,735mm/1,900mm/1,687mm
エンジン水冷V型8気筒エンジン
総排気量6.6L
駆動方式/トランスミッション4WD/3AT

自動車のリコール制度

自動車のリコール制度とは、設計や製造段階を原因とする不具合が特定の自動車(オートバイを含む)および原動機付自転車に発見され、その不具合により保安基準に不適合となる場合、道路運送車両法第63条の3に基づき、メーカーや輸入業者が国土交通大臣へその旨をあらかじめ届け出て、該当する製品を無料で修理をする制度のことです。日本では1969年6月に運輸省の通達でリコール届けの受付が開始されました。1994年7月には、道路運送車両法改正でリコール制度が法律で明記されて1995年1月に施行されました。

リコール対象車の検索方法

所有している車がリコール対象となった場合、基本的には自動車メーカーからリコール通知が届きます。しかし、住所変更登録や名義変更登録などを行っていない場合などは、リコール通知が届かないケースも考えられます。では、そのような場合リコール対象車かどうかをどのように調べればよいのでしょうか?つぎに、リコール対象車の検索方法についてご紹介いたします。検索方法は簡単ですので、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか。検索する際は車検証をご準備ください。

アプリを使ってリコール検索

リコール対象車かどうかをスマートフォンで簡単に調べることができる「リコール情報検索」という便利なアプリがあります。このリコール情報検索アプリは、国産四駆自動車(乗用車・トラック・バス)、国産二輪車(原付第一種・原付第二種・軽二輪車・小型二輪車)が検索対象車両となっています。車台番号を直接入力または車検証に記載されているQRコードの読み取りを行うだけで、簡単に車のリコール検索が行えます。以下のリンク先からアプリをダウンロードすることが可能ですので、気になる方はぜひ試してみてください。

GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード

Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード

リコール・不具合情報検索システムを使ってリコール検索

リコール・不具合情報検索システムとは、リコール対象車かどうかをパソコンなどから簡単に調べることができる国土交通省のシステムです。リコール・不具合情報検索システムは、自動車のほかチャイルドシートやタイヤのリコール検索も行えます。また、国土交通省には自動車の不具合情報ホットラインという、自動車やチャイルドシート、タイヤの不具合情報を収集しているホットラインが存在します。自動車やチャイルドシート、タイヤに異常を感じたときや不具合が発生したときは、自動車の不具合情報ホットラインに問い合わせをしましょう。

自動車メーカーのホームページからリコール検索

各自動車メーカーのホームページからもリコール対象車の検索を行うことが可能となっています。四輪車と二輪車ともに検索可能でリコール・改善対策・サービスキャンペーンの検索に対応しています。検索方法は、車検証に記載されている車台番号を入力するだけですので簡単です。検索してみたけれどどこを見るのかよくわからないといった方などは、所有している自動車メーカーに直接お電話で問い合わせをしてみても良いでしょう。

リコール対象車と車検

リコール対象車は車検に通るのか?通らないのか?リコール対象車と車検の関係性についてご説明いたします。

リコールの対処をしていないと車検に通らない可能性も

リコール対象車であるにも関わらず、点検・修理を行っていない車となると、リコール対象箇所によっては車検に通らない可能性があります。リコール対象箇所が車検検査該当項目に含まれている場合は車検に通らない可能性が高いです。また、リコール対象の点検・修理は自動車メーカーのみが行っていますので、車検依頼先によっては車検と一緒にリコール対象の点検・修理を必ずしもしてもらえるとは限りません。リコール対象箇所が車検検査該当項目に含まれているかそうかに限らず、リコール対象車となった時点でリコールの点検・修理は受け、車検は車検で考えるのが1番良いでしょう。

タカタ製エアバッグを装着している車は車検不合格

タカタ製エアバッグが装着されているリコール未改修対象車は車検に通りません。国土交通省は平成30年5月1日から、タカタ製エアバックを装着していてリコール対処をしていないクルマは車検に通らないようにすることを定めました。車検に通るようにするためには、エアバックの部品交換が必要となります。タカタ製エアバックは、ガス発生装置(インフレータ)が異常破裂し、金属片が飛散する不具合が発生しているため、平成21年度以降リコールを実施しています。万が一、タカタ製エアバッグを装着している車の場合は、一刻も早い改修が必要とされています。

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