令和4年9月14日に、対象期間に輸入されたメルセデスベンツのC220d等計8,229台(外-3469)、他2件のリコールについてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたメルセデスベンツの詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
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メルセデスベンツ令和4年9月14日リコール情報
令和4年9月14日にリコール届出がされたメルセデスベンツ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
メルセデスベンツ(C220d等)令和4年9月14日リコール届出(外-3469)の対象車
令和4年9月14日にリコール届出がされたメルセデスベンツ「C220d等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:メルセデスベンツ C220d 右ハンドル
型式:LDA-205014
車台番号:WDD2050142R382575~WDD2050142R564856
対象期間:平成30年4月16日~令和2年4月15日
リコール対象車台数:2,962台
車台番号:WDD2050142F834938~WDD2050142F887727
対象期間:平成30年12月22日~令和元年5月13日
リコール対象車台数:424台
車台番号:W1K2050142R564869~W1K2050142R569910
対象期間:令和元年12月11日~令和2年6月8日
リコール対象車台数:115台
型式:LDA-205014C
車台番号:WDD2050142R382552~WDD2050142R562425
対象期間:平成30年4月16日~令和2年2月6日
リコール対象車台数:453台
車台番号:WDD2050142F835785~WDD2050142F887157
対象期間:令和元年12月11日~令和2年1月6日
リコール対象車台数:8台
車名通称名:メルセデスベンツ C220d ステーションワゴン
型式:LDA-205214
車台番号:WDD2052142F763161~WDD2052142F981233
対象期間:平成30年7月20日~令和元年12月24日
リコール対象車台数:2,419台
車台番号:W1K2052142F982838~W1K2052142F992445
対象期間:令和2年1月6日~令和2年2月28日
リコール対象車台数:80台
型式:3DA-205214
車台番号:W1K2052142G078860~W1K2052142G079508
対象期間:令和3年3月16日~令和3年9月15日
リコール対象車台数:3台
型式:LDA-205214C
車台番号:WDD2052142F681388~WDD2052142F981082
対象期間:平成30年7月20日~令和2年1月7日
リコール対象車台数:382台
車台番号:W1K2052142F986041~W1K2052142F991892
対象期間:令和2年1月7日~令和2年1月24日
リコール対象車台数:2台
型式:-205204-
車台番号:WDD2052142F680381
対象期間:平成30年4月25日
リコール対象車台数:1台
型式:-205204C-
車台番号:WDD2052142F677366
対象期間:平成30年4月25日
リコール対象車台数:1台
車名通称名:メルセデスベンツ CLS220d
型式:3DA-257314
車台番号:W1K2573142A083478~W1K2573142A095277
対象期間:令和2年11月26日~令和3年11月25日
リコール対象車台数:248台
型式:3DA-257314C
車台番号:W1K2573142A090128~W1K2573142A095209
対象期間:令和3年4月19日~令和3年11月25日
リコール対象車台数:2台
車名通称名:メルセデスベンツ E220d 右ハンドル
型式:3DA-213004C
車台番号:W1K2130042A840097~W1K2130042A999988
対象期間:令和2年8月17日~令和4年1月17日
リコール対象車台数:475台
車台番号:W1K2130042B000095~W1K2130042B005511
対象期間:令和3年11月11日~令和4年1月17日
リコール対象車台数:19台
車名通称名:メルセデスベンツ E220d ステーションワゴン 右ハンドル
型式:3DA-213204C
車台番号:W1K2132042A840197~W1K2132042A999703
対象期間:令和2年8月17日~令和4年1月19日
リコール対象車台数:239台
車台番号:W1K2132042B000481~W1K2132042B005678
対象期間:令和3年11月12日~令和4年1月19日
リコール対象車台数:27台
車名通称名:メルセデスベンツ E220d 4MATIC ステーションワゴン 右ハンドル
型式:3DA-213217
車台番号:W1K2132172A840116~W1K2132172A999840
対象期間:令和2年8月17日~令和4年2月8日
リコール対象車台数:258台
車台番号:W1K2132172B000479~W1K2132172B005704
対象期間:令和3年11月12日~令和4年1月19日
リコール対象車台数:6台
車名通称名:メルセデスベンツ E350de 右ハンドル
型式:3MA-213016C
車台番号:WDD2130162A642659~WDD2130162A751932
対象期間:令和元年8月20日~令和2年7月16日
リコール対象車台数:45台
車台番号:W1K2130162A806521~W1K2130162A839128
対象期間:令和2年3月5日 ~令和2年5月13日
リコール対象車台数:9台
車名通称名:メルセデスベンツ GLE400d 4MATICクーペ
型式:3DA-167323
車台番号:W1N1673232A471745
対象期間:令和4年6月8日
リコール対象車台数:1台
メルセデスベンツ「C220d等」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたメルセデスベンツ(C220d等)の不具合の部位は原動機(クーラントポンプ)です。
不具合の状況及び原因は以下です。
ディーゼルエンジンに搭載されているクーラントポンプにおいて、軸受けシールの設計が不適切なため、作動の制御が行われている負圧回路へ冷却水が浸入し、負圧回路の関連部品が作動不良を起こすことがあります。そのため、エンジン警告灯(MIL)が点灯する、出力が低下する、ブレーキ倍力装置の機能が低下する等の不具合が発生し、排気ガスの再循環装置(EGR)制御用の電磁バルブに作動不良が発生した場合においては、MIL点灯と共に排ガスが悪化し、更に短絡が発生すると発熱して周囲を溶損させることで、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、EGR制御用の電磁バルブを新品に交換し、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換えます。また、負圧回路の点検を行い、冷却水やエンジンオイルが浸入している関連部品は、新品に交換します。
ドイツ本社からの情報及び市場からの報告による発見となり、不具合の発生件数は11件、事故の有無はなしとなっています。
メルセデスベンツ(AMG CLS53等)令和4年9月14日リコール届出(外-3470)の対象車
令和4年9月14日にリコール届出がされたメルセデスベンツ「AMG CLS53等」の対象車は以下の計6,590台になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:メルセデスAMG CLS53 4MATIC+
型式:CAA-257361
車台番号:WDD2573611A002079~WDD2573611A054331
対象期間:平成30年8月18日~令和2年12月28日
リコール対象車台数:343台 左ハンドル
車台番号:WDD2573612A003145~WDD2573612A054745
対象期間:平成30年7月24日~令和2年8月25日
リコール対象車台数:847台 右ハンドル
車台番号:W1K2573611A055214~W1K2573611A077581
対象期間:令和2年1月17日~令和2年7月13日
リコール対象車台数:40台 左ハンドル
車台番号:W1K2573612A055127~W1K2573612A078472
対象期間:令和2年1月17日~令和2年8月4日
リコール対象車台数:115台 右ハンドル
型式:4AA-257361
車台番号:W1K2573611A057195~W1K2573611A101735
対象期間:令和2年10月12日~令和4年8月5日
リコール対象車台数:60台 左ハンドル
車台番号:W1K2573612A057166~W1K2573612A104401
対象期間:令和2年9月12日~令和4年8月8日
リコール対象車台数:216台 右ハンドル
車名通称名:メルセデスAMG E53 4MATIC+
型式:CAA-213061
車台番号:WDD2130611A415913~WDD2130611A754582
対象期間:平成30年8月1日~令和2年6月24日
リコール対象車台数:265台 左ハンドル
車台番号:WDD2130612A415900~WDD2130612A751805
対象期間:平成30年8月1日~令和2年4月15日
リコール対象車台数:792台 右ハンドル
車台番号:W1K2130611A833535
対象期間:令和2年4月22日
リコール対象車台数:1台 左ハンドル
車台番号:W1K2130612A759158~W1K2130612A836089
対象期間:令和元年12月19日~令和2年5月25日
リコール対象車台数:31台 右ハンドル
型式:4AA-213061
車台番号:W1K2130611A813733~W1K2130611A998255
対象期間:令和2年8月17日~令和3年12月16日
リコール対象車台数:99台 左ハンドル
車台番号:W1K2130612A773740~W1K2130612A999665
対象期間:令和2年8月17日~令和4年3月22日
リコール対象車台数:282台 右ハンドル
車台番号:W1K2130611B000760~W1K2130611B072617
対象期間:令和3 年 11 月 24 日~令和4 年 5 月 30 日
リコール対象車台数:336台 左ハンドル
車台番号:W1K2130612B000098~W1K2130612B072936
対象期間:令和3年11月12日~令和4年6月10日
リコール対象車台数:156台 右ハンドル
車名通称名:メルセデスAMG E53 4MATIC+ SW
型式:CAA-213261
車台番号:WDD2132612A440995~WDD2132612A756640
対象期間:平成30年8月1日~令和2年10月26日
リコール対象車台数:413台 右ハンドル
車台番号:W1K2132612A759110~W1K2132612A833121
対象期間:令和元年12月19日~令和2年5月11日
リコール対象車台数:14台 右ハンドル
型式:4AA-213261
車台番号:W1K2132612A813764~W1K2132612A999958
対象期間:令和2年8月17日~令和4年4月5日
リコール対象車台数:132台 右ハンドル
車台番号:W1K2132612B000492~W1K2132612B072499
対象期間:令和3年11月12日~令和4年7月4日
リコール対象車台数:157台 右ハンドル
車名通称名:メルセデスAMG E53 4MATIC+ クーペ
型式:CAA-238361
車台番号:WDD2383611F052182~WDD2383611F130336
対象期間:平成30年8月6日~令和元年12月2日
リコール対象車台数:24台 左ハンドル
車台番号:WDD2383612F051649~WDD2383612F130728
対象期間:平成30年8月6日~令和2年1月24日
リコール対象車台数:159台 右ハンドル
車台番号:W1K2383611F131884~W1K2383611F134571
対象期間:令和2年1月6日~令和2年1月24日
リコール対象車台数:2台 左ハンドル
車台番号:W1K2383612F132048~W1K2383612F145522
対象期間:令和2年1月7日~令和2年7月14日
リコール対象車台数:13台 右ハンドル
型式:4AA-238361
車台番号:W1K2383611F140296~W1K2383611F183049
対象期間:令和2年10月5日~令和4年6月22日
リコール対象車台数:29台 左ハンドル
車台番号:W1K2383612F140298~W1K2383612F181183
対象期間:令和2年8月31日~令和4年6月9日
リコール対象車台数:82台 右ハンドル
車名通称名:メルセデスAMG E53 4MATIC+ カブリオレ
型式:CAA-238461
車台番号:WDD2384612F051524~WDD2384612F129585
対象期間:平成30年9月10日~令和元年11月29日
リコール対象車台数:78台 右ハンドル
車台番号:W1K2384612F132083~W1K2384612F144114
対象期間:令和2 年 1 月 7 日~令和2 年 7 月 14 日
リコール対象車台数:6台 右ハンドル
型式:CAA-238461
車台番号:W1K2384612F140308~W1K2384612F181504
対象期間:令和2年10月12日~令和4年6月9日
リコール対象車台数:48台 右ハンドル
車名通称名:メルセデスAMG GT43 4MATIC+
型式:4AA-290659
車台番号:WDD2906591A001164~WDD2906591A015696
対象期間:平成31年1月26日~令和2年4月20日
リコール対象車台数:53台 左ハンドル
車台番号:WDD2906592A000458~WDD2906592A015730
対象期間:平成31年3月19日令和2年 7月14 日
リコール対象車台数:114台 右ハンドル
車台番号:W1K2906591A015851~W1K2906591A050358
対象期間:令和元年12月20日~令和4年8月4日
リコール対象車台数:141台 左ハンドル
車台番号:W1K2906592A016038~W1K2906592A051298
対象期間:令和2年1月6日~令和4年8月4日
リコール対象車台数:483台 右ハンドル
型式:4AA-290659C
車台番号:WDD2906591A001129~WDD2906591A012420
対象期間:平成31年3月19日~令和2年5月18日
リコール対象車台数:152台 左ハンドル
車台番号:WDD2906592A001171~WDD2906592A015093
対象期間:平成31年1月26日~令和2年7月16日
リコール対象車台数:174台 右ハンドル
車台番号:WW1K2906591A016104~W1K2906591A050651
対象期間:令和2年2月6日~令和4年5月19日
リコール対象車台数:41台 左ハンドル
車台番号:W1K2906592A015995~W1K2906592A051313
対象期間:令和2 年 1 月 7 日~令和4 年 6 月 9 日
リコール対象車台数:149台 右ハンドル
車名通称名:メルセデスAMG GT53 4MATIC+
型式:4AA-290661
車台番号:WDD2906611A001084~WDD2906611A015717
対象期間:平成31年1月26日~令和2年5月18日
リコール対象車台数:114台 左ハンドル
車台番号:WDD2906612A000468~WDD2906612A015801
対象期間:平成31年1月26日~令和2年7月16日
リコール対象車台数:196台 右ハンドル
車台番号:W1K2906611A016394~W1K2906611A051145
対象期間:令和2年1月16日~令和4年8月4日
リコール対象車台数:182台 左ハンドル
車台番号:W1K2906612A015977~W1K2906612A050949
対象期間:令和2年1月7日~令和4月7月19日
リコール対象車台数:349台 右ハンドル
メルセデスベンツ「AMG CLS53 4MAIC+等」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたメルセデスベンツ(AMG CLS等)の不具合の部位は電気配線(コネクタ配線)です。
不具合の状況及び原因は以下です。
トランスミッションの電気配線において、配索設計が不適切なためコネクタ配線のシール部に強い力がかかり、シール部を変形させているものがあります。そのため、シール性能が保てずコネ
クタに雨水等が浸入することで短絡が発生し、駐車中にバッテリ上がりが発生することがあります。最悪の場合、短絡により発熱することで、周囲の部品を溶損させて火災に至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、配索を変更するブラケットを装着し、配索しなおします。また、配線の点検を行いシール部の変形や水分の浸入があるものは、関連部品を新品に交換します。
ドイツ本社からの情報及び市場からの報告による発見となり、不具合の発生件数は8件、事故の有無はなしとなっています。
メルセデスベンツ(A250等)令和4年9月14日リコール届出(外-3471)の対象車
令和4年9月14日にリコール届出がされたメルセデスベンツ「A250等」の対象車は以下の計4,582台になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:メルセデス・ベンツ A250 4MATIC セダン
型式:5BA-177147M
車台番号:WDD1771472W002824~WDD1771472W042749
対象期間:令和元年5月2日~令和2年10月21日
リコール対象車台数:2,931台 右ハンドル
車台番号:W1K1771472W042790~W1K1771472W047821
対象期間:令和元年12月9日~令和2年3月21日
リコール対象車台数:72台 右ハンドル
車台番号:WDD1771472J093453~WDD1771472J176322
対象期間:令和元年9月26日~令和2年2月1日
リコール対象車台数:20台 右ハンドル
車台番号:W1K1771472J175150~W1K1771472J191932
対象期間:令和2年1月6日~令和2年4月24日
リコール対象車台数:222台 右ハンドル
車名通称名:メルセデス・ベンツ CLA250 4MATIC
型式:5BA-118347M
車台番号:WDD1183472N001031~WDD1183472N079025
対象期間:平成31年4月5日~令和4年6月10日
リコール対象車台数:509台 右ハンドル
車台番号:W1K1183472N080179~W1K1183472N100453
対象期間:令和2年1月6日~令和2年8月4日
リコール対象車台数:152台 右ハンドル
車名通称名:メルセデス・ベンツ CLA250 4MATIC シューティングブレーク
型式:5BA-118647M
車台番号:WDD1186472N019872~WDD1186472N079935
対象期間:令和元年8月22日~令和2年7月25 日
リコール対象車台数:269台 右ハンドル
車台番号:W1K1186472N081478~W1K1186472N100220
対象期間:令和2年1月6日~令和2年3月5日
リコール対象車台数:83台 右ハンドル
車名通称名:メルセデス・ベンツ GLB250 4MATIC
型式:5BA-247647M
車台番号:WDC2476472W003370~WDC2476472W003689
対象期間:令和元年10月9日~令和3年10月6日
リコール対象車台数:20台 右ハンドル
車台番号:W1N2476472W006701~W1N2476472W038916
対象期間:令和2年4月16日~令和3年3 月1日
リコール対象車台数:304台 右ハンドル
メルセデスベンツ「A250等」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたメルセデスベンツ(A250等)の不具合の部位は燃料装置(燃料供給ホース)です。
不具合の状況及び原因は以下です。
エンジンルーム内の燃料供給ホースにおいて、配索設計が不適切なため吸気パイプと干渉するものがあります。そのため、エンジン振動等により当該ホースが摩耗して穴が開くことで燃料漏れが発生し、最悪の場合、走行不能に至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、燃料供給ホースを点検します。干渉がある場合は、燃料供給ホースを新品に交換し、正しく配索を行います。
ドイツ本社からの情報及び市場からの報告による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無はなしとなっています。
メルセデスベンツ「メルセデス・ベンツのA250」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったメルセデスベンツのA250は、ブランドのエントリーモデルとなっています。現在販売中のA250というと、プラグインハイブリッドモデルのA250 e Sedanです。メルセデスベンツのコンパクトサイズAクラスにおいて、はじめてのパワートレーンとなるプラグインハイブリッドモデルということで話題となっています。Aクラスは高級感がありコンパクトサイズで燃費性能も高く、日本の道路環境や駐車場スペースの確保もしやすいことから、国内でも人気があります。こちらではメルセデスベンツのC200について詳しくご紹介します。
メルセデスベンツA250 e Sedanはどんな車か
メルセデスベンツのA250 e Sedanは、Aクラス初のプラグインハイブリッドモデルとして、2021年5月26日から日本国内でも発売を開始しました。パワートレーンがプラグインハイブリッド車のため、発進と加速をモーターの電気を用いて行うと静かな加速を味わうことができます。プラグインハイブリッドは外部充電が可能なシステムを搭載しているため、急速充電であれば10から80%までの充電を約25分で行うことができます。通常の自宅等にある充電ユニットであれば満充電をするのに約4時間です。夜に帰宅し、朝に出発すると考えれば問題ありません。
総排気量は1.331ccの直列4気筒エンジンは、最高出力118kWの160PSです。燃料消費率は16.3km/hですが、燃費優先のECOモードや、快適性優先のComfortモードなど走行モードを選んで、環境や状況に適した走行をすることも可能になっています。
リコール対象車ってなに?
リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。
リコール
リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態で原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
改善対策
改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
サービスキャンペーン
サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
リコール対象車になったら?
所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。
メーカーで点検・修理をしてもらう
所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。
リコール対象車を放っておいた場合
所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。
中古車であってもリコール対象
所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうかや過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。
リコール対象車の調べ方
所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?
リコール情報検索アプリで調べる
リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。
GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード
Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード
リコール・不具合情報検索システムで調べる
リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。
リコール対象車をお得に廃車する方法
リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
リコール対象歴があっても売却が可能
リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。
廃車買取業者へ依頼
リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。
おすすめの廃車買取業者
全国で車買取の展開をしているカーネクストは、自宅からインターネットフォーム問合せやお電話での査定申込が可能となっており、経験実績豊富な担当者は実車を見ることなく概算の査定価格をすぐにお伝えすることができます。概算ではなく、詳細に車査定を受けたいという方は、お手元に車検証を用意していただき、車の状態や現走行距離も伝えるようにできていると、しっかりとした確定の査定額まで教えてもらうことが出来ます。実車査定はないため手軽に受けることができますし、検討中の方は査定だけでも無料でしてもらうことができますので、時間があるときに一度問合せされてみるだけでもおすすめです。