令和5年2月16日に、対象期間に製作されたトヨタ自動車のノア等計196,984台と、JPN TAXI計23,586台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたトヨタ自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
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トヨタ自動車令和5年2月16日リコール情報
令和5年2月16日にリコール届出がされたトヨタ自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
トヨタ自動車のノア等 令和5年2月16日リコール届出(5283)の内容
トヨタ自動車「ノア・ヴォクシー」等の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたトヨタ自動車ノア・ヴォクシー等の不具合の部位は、以下の二つです。
- 衝突被害軽減制動制御装置(衝突被害軽減ブレーキ用前方カメラ)
- かじ取り装置(コンビネーションメータ)
不具合の状況及び原因
- 衝突被害軽減ブレーキにおいて、制御プログラムが不適切なため、駐停車している車列の側方を通過する際に、前方カメラとミリ波センサによる車両認識に差異が発生し、システムが停止することがある。そのため、システムが再起動する間、警告灯が点灯して衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれがあります。
- 自動命令型操舵機能であるアドバンストパーク※において、制御プログラムが不適切なため、駐車条件が整わない等により駐車支援を中止した場合に警告音が吹鳴しないことがあります。そのため、保安基準第11条(かじ取り装置)に適合しないおそれがあります。
※ステアリング、アクセル、ブレーキ操作を制御する駐車支援システム
改善内容
- 全車両、衝突被害軽減ブレーキ用前方カメラのプログラムを対策仕様に修正する。
- 全車両、コンビネーションメータのプログラムを対策仕様に修正する
①市場から②社内からの情報による発見となり、不具合の発生件数は①6件②0件、事故の有無は①無し②無しとなっています。
トヨタ自動車「ノア・ヴォクシー」等のリコール届出(5283)の対象車
令和5年2月16日にリコール届出がされたトヨタ自動車「ノア・ヴォクシー等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名: トヨタ ノア・ヴォクシー
型式: 6BA-MZRA90W
対象期間:令和3年12月1日~令和4年12月27日
車台番号:MZRA90-0001007~MZRA90-0039089
リコール対象車台数:25,701台①
対象期間:令和3年12月1日
車台番号:MZRA90-8000003
リコール対象車台数:1台①
型式: 6BA-MZRA92W
対象期間:令和3年12月1日~令和4年12月27日
車台番号:MZRA92-0001001~MZRA92-0002399
リコール対象車台数:1,202台①
型式: 6BA-MZRA95W
対象期間:令和3年12月1日~令和4年12月27日
車台番号:MZRA95-0001001~MZRA95-0008673
リコール対象車台数:5,520台①
型式: 6BA-ZWR90W
対象期間:令和3年12月1日~令和4年12月27日
車台番号:ZWR90-0001001~ZWR90-0057782
リコール対象車台数:38,429台①
対象期間:令和3年12月3日~令和4年8月12日
車台番号:ZWR90-8000003~ZWR90-8003141
リコール対象車台数:2,299台①
型式: 6AA-ZWR92W
対象期間:令和3年12月1日~令和4年12月26日
車台番号:ZWR92-0001001~ZWR92-0001319
リコール対象車台数:220台①
型式: 6AA-ZWR95W
対象期間:令和3年12月1日~令和4年12月27日
車台番号:ZWR95-0001001~ZWR95-0014136
リコール対象車台数:8,443台①
型式: 6BA-MZRA90W
対象期間:令和3年12月1日~令和 4年12月9日
車台番号:MZRA90-0001001~MZRA90-0036998
リコール対象車台数:12,313台(アドバンストパーク搭載車)①②
対象期間:令和3年12月1日
車台番号:MZRA90-8000000~MZRA90-8000002
リコール対象車台数:3台(アドバンストパーク搭載車)①②
型式: 6BA-MZRA92W
対象期間:令和4年2月4日~令和4年12月5日
車台番号:MZRA92-0001023~MZRA92-0002234
リコール対象車台数:190台(アドバンストパーク搭載車)①②
型式: 6BA-MZRA95W
対象期間:令和3年12月1日~令和4年12月8日
車台番号:MZRA95-0001003~MZRA95-0008104
リコール対象車台数:2,120台(アドバンストパーク搭載車)①②
型式: 6AA-ZWR90W
対象期間:令和3年12月1日~令和4年12月9日
車台番号:ZWR90-0001005~ZWR90-0052824
リコール対象車台数:18,223台(アドバンストパーク搭載車)①②
対象期間:令和3年12月1日~令和4年8月12日
車台番号:ZWR90-8000000~ZWR90-8003140
リコール対象車台数:820台(アドバンストパーク搭載車)①②
型式: 6AA-ZWR92W
対象期間:令和4年3月4日~令和4年11月25日
車台番号:ZWR92-0001007~ZWR92-0001277
リコール対象車台数:98台(アドバンストパーク搭載車)①②
型式: 6AA-ZWR95W
対象期間:令和3年12月1日~令和4年12月8日
車台番号:ZWR95-0001005~ZWR95-0012804
リコール対象車台数:4,681台(アドバンストパーク搭載車)①②
車名通称名: トヨタ ノア
型式: 6BA-MZRA95W改
対象期間:令和4年3月10日~令和4年12月21日
車台番号:MZRA95-0002820~MZRA95-0008501
リコール対象車台数:19台①
型式: 6BA-MZRA97W
対象期間:令和3年12月1日~令和4年12月27日
車台番号:MZRA97-0001001~MZRA97-0001322
リコール対象車台数:299台①
型式: 6BA-MZRA95W改
対象期間:令和4年4月26日~令和4年9月21日
車台番号:MZRA95-0004297~MZRA95-0006205
リコール対象車台数:6台(アドバンストパーク搭載車)①②
型式: 6BA-MZRA97W
対象期間:令和4年2月26日~令和4年11月14日
車台番号:MZRA97-0001006~MZRA97-0001224
リコール対象車台数:23台(アドバンストパーク搭載車)①②
車名通称名: トヨタ シエンタ
型式: 5BA-MXPC10G
対象期間:令和4年6月15日~令和4年12月21日
車台番号:MXPC10-1000000~MXPC10-1015675
リコール対象車台数:15,662台①
型式: 5BA-MXPC12G
対象期間:令和4年6月15日~令和4年12月19日
車台番号:MXPC12-1000000~MXPC12-1000457
リコール対象車台数:458台①
型式: 6AA-MXPL10G
対象期間:令和4年6月15日~令和4年12月22日
車台番号:MXPL10-1000000~MXPL10-1026015
リコール対象車台数:25,992台①
型式: 6AA-MXPL12G
対象期間:令和4年6月15日~令和4年12月21日
車台番号:MXPL12-1000000~MXPL12-1000239
リコール対象車台数:240台①
型式: 6AA-MXPL15G
対象期間:令和4年6月15日~令和4年12月22日
車台番号:MXPL15-1000000~MXPL15-1005081
リコール対象車台数:5,073台①
車名通称名: トヨタ カローラ
型式: 5BA-MZEA17
対象期間:令和4年9月7日~令和4年11月24日
車台番号:MZEA17-0001003~MZEA17-0001990
リコール対象車台数:400台①
型式:6AA-ZWE215
対象期間:令和4年9月30日~令和4年11月24日
車台番号:ZWE215-0001008~ZWE215-0002246
リコール対象車台数:252台①
型式: 6AA-ZWE219
対象期間:令和4年9月7日~令和4年11月25日
車台番号:ZWE219-0001001~ZWE219-0005568
リコール対象車台数:1,014台①
車名通称名: トヨタ カローラスポーツ
型式: 6BA-MZEA12H
対象期間:令和4年8月24日~令和4年11月22日
車台番号:MZEA12-4000000~MZEA12-4000095
リコール対象車台数:96台①
型式: 6AA-ZWE219H
対象期間:令和4年8月24日~令和4年11月23日
車台番号:ZWE219-4000000~ZWE219-4001273
リコール対象車台数:1,213台①
車名通称名: トヨタ カローラツーリング
型式: 5BA-MZEA17W
対象期間:令和4年9月7日~令和4年11月24日
車台番号:MZEA17-0001001~MZEA17-0001995
リコール対象車台数:507台①
型式: 6AA-ZWE215W
対象期間:令和4年9月7日~令和4年11月24日
車台番号:ZWE215-0001001~ZWE215-0002256
リコール対象車台数:928台①
型式: 6AA-ZWE219W
対象期間:令和4年9月7日~令和4年11月25日
車台番号:ZWE219-0001002~ZWE219-0005565
リコール対象車台数:3,257台①
車名通称名: トヨタ クラウン
型式: 6AA-AZSH35
対象期間:令和4年9月1日~令和4年10月19日
車台番号:AZSH35-4000000~AZSH35-4003309
リコール対象車台数:3,293台①
対象期間:令和4年6月15日~令和4年10月31日
車台番号:AZSH35-6000002~AZSH35-6001025
リコール対象車台数:1,011台①
車名通称名: トヨタ bZ4X
型式: ZAA-XEAM10
対象期間:令和4年3月2日~令和4年12月26日
車台番号:XEAM10-0001001~XEAM10-0001285
リコール対象車台数:246台①
型式: ZAA-YEAM15
対象期間:令和4年3月2日~令和4年12月26日
車台番号:YEAM15-0001001~YEAM15-0001494
リコール対象車台数:253台①
車名通称名: レクサス NX250
型式: 5BA-AAZA20
対象期間:令和3年9月1日~令和4年12月27日
車台番号:AAZA20-1001001~AAZA20-1002063
リコール対象車台数:1,060台①
対象期間:令和3年9月1日~令和4年12月23日
車台番号:AAZA20-6000000~AAZA20-6000900
リコール対象車台数:896台①
型式: 5BA-AAZA25
対象期間:令和3年9月1日~令和4年12月26日
車台番号:AAZA25-1001001~AAZA25-1001157
リコール対象車台数:157台①
対象期間:令和3年9月1日~令和5年1月9日
車台番号:AAZA25-6000000~AAZA25-6000150
リコール対象車台数:150台①
車名通称名: レクサス NX350
型式: 5BA-TAZA25
対象期間:令和3年9月1日~令和4年12月27日
車台番号:TAZA25-1001001~TAZA25-1002384
リコール対象車台数:1,375台①
対象期間:令和3年9月1日~令和4年12月23日
車台番号:TAZA25-6000000~TAZA25-6000759
リコール対象車台数:757台①
車名通称名: レクサス NX350h
型式: 6AA-AAZH20
対象期間:令和3年9月1日~令和4年12月27日
車台番号:AAZH20-1001001~AAZH20-1004066
リコール対象車台数:3,063台①
対象期間:令和3年9月1日~令和5年1月9日
車台番号:AAZH20-6000000~AAZH20-6002344
リコール対象車台数:2,341台①
型式: 6AA-AAZH25
対象期間:令和3年9月1日~令和4年12月27日
車台番号:AAZH25-1001001~AAZH25-1002703
リコール対象車台数:1,697台①
対象期間:令和3年9月1日~令和5年1月9日
車台番号:AAZH25-6000000~AAZH25-6001077
リコール対象車台数:1,070台①
車名通称名: レクサス NX450h+
型式: 6LA-AAZH26
対象期間:令和3年9月1日~令和4年12月27日
車台番号:AAZH25-1001001~AAZH25-1002703
リコール対象車台数:2,510台①
車名通称名: スズキ ランディ
型式: 6BA-MZRA90C
対象期間:令和4年6月30日~令和4年10月3日
車台番号:MZRA90-9000001~MZRA90-9000255
リコール対象車台数:255台①
型式: 6BA-MZRA95C
対象期間:令和4年6月30日~令和4年9月30日
車台番号:MZRA95-9000002~MZRA95-9000078
リコール対象車台数:77台①
型式: 6AA-ZWR90C
対象期間:令和4年 6月30日~令和4年12月27日
車台番号:ZWR90-9000001~ZWR90-9000602
リコール対象車台数:601台①
型式: 6AA-ZWR95C
対象期間:令和4年6月30日~令和4年9月30日
車台番号:ZWR95-9000003~ZWR95-9000221
リコール対象車台数:219台①
車名通称名: スバル ソルテラ
型式: ZAA-XEAM10X
対象期間:令和4年3月30日~令和4年12月22日
車台番号:XEAM10-0001021~XEAM10-0001265
リコール対象車台数:29台①
型式: ZAA-YEAM15X
対象期間:令和4年3月28日~令和4年12月26日
車台番号:YEAM15-0001032~YEAM15-0001495
リコール対象車台数:222台①
トヨタ自動車のJPN TAXI 令和5年2月16日リコール届出(5282)の内容
トヨタ自動車「JPN TAXI」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたトヨタ自動車JPN TAXIの不具合の部位は、原動機(エキゾーストマニホールド) です。
不具合の状況及び原因は以下です。
エキゾーストマニホールドにおいて、パイプ部の強度が不足しているため、登坂路等でのパイプ表面温度が過度に上昇するような高負荷かつ特定のエンジン回転での走行を繰返すことにより、亀裂が生じることがあります。そのため、そのまま使用を続けると、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、エキゾーストマニホールドおよびフロントパイプを対策品に交換します。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は12件、事故の有無は無しとなっています。
トヨタ自動車「JPN TAXI」のリコール届出(5283)の対象車
令和5年2月16日にリコール届出がされたトヨタ自動車「JPN TAXI」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名: トヨタ JPN TAXI
型式:DAA-NTP10 6AA-NTP10
対象期間:平成24年12月24日~平成27年8月26日
車台番号:NTP10-0001001~NTP10-0024735
リコール対象車台数:23,586台
トヨタ自動車「JPN TAXI」とはどんな車?
今回リコールの届出があったトヨタ自動車のJPN TAXIは、2017年10月23日に日本のおもてなしの心を反映したタクシーとして発売を開始しました。JPN TAXIは、国土交通省が定めるユニバーサルデザイン(高齢者や車いす使用者、妊娠中や子供連れの方など、誰もが利用しやすいデザイン)に適合しているとして認定(レベル1)されています。こちらでは、JPN TAXIについて詳しく解説します。
トヨタ自動車JPN TAXIのユニバーサルデザインなポイントとは
ユニバーサルデザインとはすべての人のためのデザインという意味をもっています。ユニバーサルは『普遍的な・全体の』という意味があり、年齢や障がいの有無などに関わらず多くの人が利用できるデザインということを現しています。ユニバーサルデザインには7つの原則があります。それは、『公平性・自由度・単純性・わかりやすさ・安全性・省体力・スペースの確保』です。7原則は必須でなくてはいけないものではなく、すべての人が利用しやすいデザインにするための目指す指針となっています。
JPN TAXIのユニバーサルデザインなポイントはいくつかありますが、車いすの人や小さなお子様ご高齢のご家族が負担なく乗降しやすいという、いろいろな人が利用しやすいタクシーであるところが大きなポイントとなっています。特に車いすの人が車いすのまま乗車するには、いままで車両後部から車道に出て乗車することがほとんどとなっていましたが、JPNTAXIは側面に車いす用スロープが設置できる仕組みとなっていますので、車いすのまま車道に出る必要なく乗降が可能です。また、助手席を折りたたみ、後席をチップアップすることで、車いすのまま乗車することができます。
リコール対象車ってなに?
リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。
リコール
リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態で原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
改善対策
改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
サービスキャンペーン
サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
リコール対象車になったら?
所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。
メーカーで点検・修理をしてもらう
所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。
リコール対象車を放っておいた場合
所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。
中古車であってもリコール対象
所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうかや過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。
リコール対象車の調べ方
所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?
リコール情報検索アプリで調べる
リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。
GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード
Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード
リコール・不具合情報検索システムで調べる
リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。
リコール対象車をお得に廃車する方法
リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
リコール対象歴があっても売却が可能
リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。
廃車買取業者へ依頼
リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。
おすすめの廃車買取業者
全国で車買取の展開をしているカーネクストは、自宅からインターネットフォーム問合せやお電話での査定申込が可能となっており、経験実績豊富な担当者は実車を見ることなく概算の査定価格をすぐにお伝えすることができます。概算ではなく、詳細に車査定を受けたいという方は、お手元に車検証を用意していただき、車の状態や現走行距離も伝えるようにできていると、しっかりとした確定の査定額まで教えてもらうことが出来ます。実車査定はないため手軽に受けることができますし、検討中の方は査定だけでも無料でしてもらうことができますので、時間があるときに一度問合せされてみるだけでもおすすめです。