令和3年4月21日に、対象期間に製作された日野自動車のレンジャーの計56,029台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出された日野自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
日野自動車令和3年4月21日リコール情報
令和3年4月21日にリコール届出がされた日野自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
日野自動車(レンジャー)令和3年4月21日リコール届出の対象車
令和3年4月21日にリコール届出がされた日野自動車「レンジャー」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:日野自動車 レンジャー
型式:2DG-FC2ABA 2KG-FC2ABA 2KG-FC2ABG 2PG-FC2ABA 2PG-FC2ABG
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月25日
車台番号:FC2AB-113186~FC2AB-125108
リコール対象車台数:10,890台
型式:2DG-FD2ABA 2KG-FD2ABA 2KG-FD2ABG 2KG-FD2ABJ 2PG-FD2ABA 2PG-FD2ABG 2PG-FD2ABJ
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月25日
車台番号:FD2AB-112602~FD2AB-122261
リコール対象車台数:8,702台
型式:2DG-FE2ABA 2KG-FE2ABA 2KG-FE2ABG 2PG-FE2ABA 2PG-FE2ABG
対象期間:平成31年4月26日~令和2年12月25日
車台番号:FE2AB-103452~FE2AB-106661
リコール対象車台数:2,792台
型式:2DG-FG2ABA 2KG-FG2ABA 2PG-FG2ABA
対象期間:令和元年5月7日~令和2年11月26日
車台番号:FG2AB-100115~FG2AB-100205
リコール対象車台数:86台
型式:2DG-FJ2ABA 2KG-FJ2ABA 2KG-FJ2ABG 2PG-FJ2ABA 2PG-FJ2ABG
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月25日
車台番号:FJ2AB-100987~FJ2AB-102013
リコール対象車台数:917台
型式:2KG-FX2ABA
対象期間:令和元年5月7日~令和2年12月16日
車台番号:FX2AB-100158~FX2AB-100322
リコール対象車台数:145台
型式:2DG-GC2ABA 2DG-GC2ABG 2KG-GC2ABA 2KG-GC2ABG 2PG-GC2ABA 2PG-GC2ABG
対象期間:令和元年 5 月 6 日~令和 2 年 12 月 25 日
車台番号:GC2AB-101101~GC2AB-102321
リコール対象車台数:1,083台
型式:2DG-GD2ABA 2KG-GD2ABA 2KG-GD2ABG 2PG-GD2ABA 2PG-GD2ABG
対象期間:平成31年4月26日~令和2年12月25日
車台番号:GD2AB-101159~GD2AB-102319
リコール対象車台数:1,042台
型式:2DG-GK2ABA 2KG-GK2ABA
対象期間:令和元年6月3日~令和2年12月11日
車台番号:GK2AB-100526~GK2AB-101208
リコール対象車台数:624台
型式:2KG-GX2ABA 2PG-GX2ABA
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月24日
車台番号:GX2AB-100499~GX2AB-101180
リコール対象車台数:563台
車名通称名:日野自動車 プロフィア
型式:2PG-FH1AGA 2PG-FH1AGG
対象期間:平成31年4月4日~令和2年12月15日
車台番号:FH1AG-100244~FH1AG-100517
リコール対象車台数:244台
型式:2KG-FN1AGA 2PG-FN1AGA 2PG-FN1AGG
対象期間:平成31年4月19日~令和2年12月24日
車台番号:FN1AG-101028~FN1AG-101804
リコール対象車台数:724台
型式:2KG-FN1AJA 2KG-FN1AJG 2PG-FN1AJA 2PG-FN1AJG
対象期間:平成31年3月26日~令和3年1月11日
車台番号:FN1AJ-100905~FN1AJ-101878
リコール対象車台数:875台
型式:2PG-FQ1AJG 2PG-FQ1AJJ
対象期間:平成31年4月1日~令和2年12月24日
車台番号:FQ1AJ-100574~FQ1AJ-101631
リコール対象車台数:993台
型式:2PG-FR1AGA
対象期間:平成31年4月4日~令和3年1月8日
車台番号:FR1AG-100103~FR1AG-100197
リコール対象車台数:88台
型式:2PG-FR1AHA 2PG-FR1AHG 2PG-FR1AHJ 2RG-FR1AHA 2RG-FR1AHG 2RG-FR1AHJ 2SG-FR1AHH 2SG-FR1AHS
対象期間:平成31年4月2日~令和3年1月11日
車台番号:FR1AH-104087~FR1AH-107687
リコール対象車台数:3,054台
型式:2DG-FR1AJA 2KG-FR1AJA 2PG-FR1AJA 2PG-FR1AJG 2RG-FR1AJG
対象期間:平成31年4月2日~令和3年1月7日
車台番号:FR1AJ-100658~FR1AJ-101230
リコール対象車台数:522台
型式:2KG-FR1EHG 2KG-FR1EHJ 2PG-FR1EHG 2PG-FR1EHJ
対象期間:平成31年3月26日~令和2年12月24日
車台番号:FR1EH-101029~FR1EH-101734
リコール対象車台数:584台
型式:2PG-FS1AGA
対象期間:平成31年4月1日~令和3年1月8日
車台番号:FS1AG-102007~FS1AG-104926
リコール対象車台数:2,211台
型式:2KG-FS1AHA 2PG-FS1AHA 2PG-FS1AHG 2PG-FS1AHJ 2RG-FS1AHA 2RG-FS1AHG 2RG-FS1AHJ
対象期間:平成31年4月2日~令和3年1月11日
車台番号:FS1AH-100646~FS1AH-101175
リコール対象車台数:485台
型式:2KG-FS1AJA 2PG-FS1AJA
対象期間:平成31年4月2日~令和3年1月8日
車台番号:FS1AJ-100717~FS1AJ-101436
リコール対象車台数:655台
型式:2KG-FS1EGA
対象期間:平成31年4月2日~令和3年1月11日
車台番号:FS1EG-100691~FS1EG-101474
リコール対象車台数:669台
型式:2DG-FS1EHA 2KG-FS1EHA 2KG-FS1EHG 2PG-FS1EHA 2PG-FS1EHG
対象期間:平成31年4月2日~令和3年1月11日
車台番号:FS1EH-100560~FS1EH-101060
リコール対象車台数:445台
型式:2DG-FS1EJA 2KG-FS1EJA
対象期間:平成31年4月4日~令和2年12月17日
車台番号:FS1EJ-100436~FS1EJ-100817
リコール対象車台数:336台
型式:2PG-FW1AHG 2PG-FW1AHJ 2RG-FW1AHG 2RG-FW1AHJ 2SG-FW1AHH 2SG-FW1AHS
対象期間:平成31年4月1日~令和3年1月11日
車台番号:FW1AH-107338~FW1AH-118068
リコール対象車台数:7,488台
型式:2PG-FW1AJG 2PG-FW1AJJ 2RG-FW1AJG 2RG-FW1AJJ
対象期間:平成31年4月3日~令和2年11月26日
車台番号:FW1AJ-100220~FW1AJ-100318
リコール対象車台数:97台
型式:2DG-FW1EHG 2KG-FW1EHG 2KG-FW1EHJ 2PG-FW1EHG 2PG-FW1EHJ
対象期間:平成31年4月1日~令和2年12月25日
車台番号:FW1EH-101618~FW1EH-102904
リコール対象車台数:1,162台
型式:2PG-SH1AGGG
対象期間:令和2年5月1日~令和3年1月11日
車台番号:SH1AGG-100428~SH1AGG-100539
リコール対象車台数:95台
型式:2PG-SH1ALGG
対象期間:令和2年10月1日~令和2年10月20日
車台番号:SH1ALG-100021~SH1ALG-100022
リコール対象車台数:2台
型式:2PG-SH1EDGG 2PG-SH1EDGJ
対象期間:令和2年5月1日~令和3年1月11日
車台番号:SH1EDG-103066~SH1EDG-105086
リコール対象車台数:804台
型式:2PG-SH1EEGG
対象期間:令和2年5月1日~令和3年1月11日
車台番号:SH1EEG-100976~SH1EEG-101267
リコール対象車台数:247台
型式:2PG-SH1EGGG
対象期間:令和2年5月22日~令和2年11月19日
車台番号:SH1EGG-100271~SH1EGG-100310
リコール対象車台数:38台
型式:2PG-SS1EKGA 2PG-SS1EKGG
対象期間:令和2年5月15日~令和2年12月25日
車台番号:SS1EKG-100097~SS1EKG-100116
リコール対象車台数:16台
型式:2DG-SS1EKHA
対象期間:令和2年5月1日~令和3年1月6日
車台番号:SS1EKH-100802~SS1EKH-101030
リコール対象車台数:189台
車名通称名:日野自動車 –
型式:2DG-PR1APJF
対象期間:平成31年4月9日~令和2年8月18日
車台番号:PR1APJ-10065~PR1APJ-10110
リコール対象車台数:38台
車名通称名:日野自動車 セレガ
型式:2TG-RU1ASDA
対象期間:令和元年7月3日~令和2年12月4日
車台番号:RU1ASD-40841~RU1ASD-41520
リコール対象車台数:326台
型式:2RG-RU1ESDA
対象期間:令和元年8月2日~令和2年10月2日
車台番号:RU1ESD-40681~RU1ESD-40887
リコール対象車台数:194台
型式:2DG-RU2AHDA 2KG-RU2AHDA
対象期間:令和元年7月12日~令和2年12月25日
車台番号:RU2AHD-40312~RU2AHD-40466
リコール対象車台数:123台
車名通称名:日野自動車 メルファ
型式:2DG-RR2AJDA
対象期間:令和元年7月12日~令和2年12月25日
車台番号:RR2AJD-40524~RR2AJD-40885
リコール対象車台数:301台
車名通称名:日野自動車 ポンチョ
型式:2DG-HX9JHCE
対象期間:令和元年9月10日~令和2年12月11日
車台番号:HX9JHC-40062~HX9JHC-40130
リコール対象車台数:69台
型式:2DG-HX9JLCE
対象期間:令和元年7月12日~令和2年12月25日
車台番号:HX9JLC-40341~HX9JLC-40633
リコール対象車台数:238台
車名通称名:日野自動車 ブルーリボンハイブリッド
型式:2SG-HL2ANBP
対象期間:令和元年9月10日~令和3年1月14日
車台番号:HL2ANB-40102~HL2ANB-40210
リコール対象車台数:90台
型式:2SG-HL2ASBP
対象期間:令和元年12月10日~令和2年4月30日
車台番号:HL2ASB-40065~HL2ASB-40074
リコール対象車台数:10台
車名通称名:日野自動車 デュトロ
型式:2KG-XZU600F
対象期間:令和元年6月21日~令和2年12月18日
車台番号:XZU600-0024903~XZU600-0032293
リコール対象車台数:545台
型式:2KG-XZU640F
対象期間:令和元年5月7日~令和2年12月18日
車台番号:XZU640-0006445~XZU640-0007107
リコール対象車台数:131台
型式:2KG-XZU650F
対象期間:令和元年5月14日~令和2年11月17日
車台番号:XZU650-0011019~XZU650-0012361
リコール対象車台数:94台
型式:2KG-XZU700M 2KG-XZU700X
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月18日
車台番号:XZU700-0010069~XZU700-0011735
リコール対象車台数:1,240台
型式:2KG-XZU710M
対象期間:平成31年4月26日~令和2年12月18日
車台番号:XZU710-0028095~XZU710-0031987
リコール対象車台数:1,123台
型式:2KG-XZU712M
対象期間:令和元年5月7日~令和2年12月18日
車台番号:XZU712-0006273~XZU712-0009680
リコール対象車台数:97台
型式:2KG-XZU720M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月17日
車台番号:XZU720-0016937~XZU720-0018995
リコール対象車台数:1,160台
型式:2KG-XZU722M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月9日
車台番号:XZU722-0004776~XZU722-0007414
リコール対象車台数:405台
型式:2KG-XZU730M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月16日
車台番号:XZU730-0002778~XZU730-0003058
リコール対象車台数:193台
型式:2KG-XZU732M
対象期間:令和元年5月8日~令和2年12月1日
車台番号:XZU732-0001249~XZU732-0001394
リコール対象車台数:108台
車名通称名:トヨタダイナ300ダイナ400トヨエースG35トヨエースG45
型式:2KG-XZU600W
対象期間:令和元年6月19日~令和2年12月8日
車台番号:XZU600-0024868~XZU600-0032043
リコール対象車台数:103台
型式:2KG-XZU640W
対象期間:令和元年10月30日~令和2年4月30日
車台番号:XZU640-0006692~XZU640-0006821
リコール対象車台数:10台
型式:2KG-XZU650W
対象期間:令和2年1月15日~令和2年12月12日
車台番号:XZU650-0011835~XZU650-0012466
リコール対象車台数:2台
型式:2KG-XZU700 2KG-XZU700A
対象期間:令和元年6月4日~令和2年12月4日
車台番号:XZU700-0010152~XZU700-0011687
リコール対象車台数:48台
型式:2KG-XZU710
対象期間:平成31年4月26日~令和2年11月27日
車台番号:XZU710-0027302~XZU710-0031815
リコール対象車台数:50台
型式:2KG-XZU712
対象期間:令和元年7月31日~令和2年12月11日
車台番号:XZU712-0006762~XZU712-0009646
リコール対象車台数:6台
型式:2KG-XZU720
対象期間:令和元年6月10日~令和2年12月17日
車台番号:XZU720-0017054~XZU720-0018990
リコール対象車台数:128台
型式:2KG-XZU722
対象期間:令和元年5月24日~令和2年12月7日
車台番号:XZU722-0004849~XZU722-0007403
リコール対象車台数:256台
型式:2KG-XZU730
対象期間:令和元年7月5日~令和2年12月11日
車台番号:XZU730-0002798~XZU730-0003051
リコール対象車台数:48台
型式:2KG-XZU732
対象期間:令和元年6月5日~令和2年11月21日
車台番号:XZU732-0001257~XZU732-0001392
リコール対象車台数:26台
日野自動車「レンジャー」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされた日野自動車(レンジャー)の不具合の部位は排出ガス発散防止装置(制御用コンピュータ)です。
不具合の状況及び原因は、排出ガス発散防止装置において、制御コンピュータの故障診断プログラムが不適切なため、故障時に正しく診断が出来ないまたは警告表示が出来ないものがあるとわかりました。そのため、保安基準第31条の細目告示第41条別添48の車載式故障診断装置(ディーゼル重量車J-OBD2)の技術基準を満足しない状態となっています。
改善内容としては、全車両、制御コンピュータの故障診断プログラムを対策仕様に修正します。
社内からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は無となっています。
日野自動車「レンジャー」とはどんな車?
今回リコールの届け出があった日野自動車のレンジャーは、1964年から販売されているトラックです。レンジャーのバリエーションは幅広く、中型トラックの8トンクラスから20トンクラスまであります。初代販売時は3.5トン積トラックが始まりとなっています。現在は国外が2015年、国内仕様が2017年にフルモデルチェンジを行い6代目モデルを販売中です。こちらでは日野自動車のレンジャーについて詳しく解説します。
日野自動車のレンジャーは低燃費にこだわり
日野自動車で2021年現在販売中のレンジャーは、省燃費にこだわりのある性能と技術を搭載したトラックです。輸送用トラックは重量もあり、どうしても燃費が悪くなるイメージがあると思いますが、実は省燃費するための技術が沢山詰まっているのです。まず、燃費効率が悪いアクセルワークをレンジャーの技術で制御します。中速ギヤの馬力を制御し、アクセルファジー制御に加えて、低・高速の馬力も制御します。アクセルワークをレンジャー自体が制御することで、ドライバーは通常通り運転することで模範的な省燃費走行が出来るようにサポートされます。これは、ドライバーが初心者の方などトラックの運転に慣れていない方にも有効なシステムとなっています。
リコール対象車ってなに?
リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。
リコール
リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態で原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
改善対策
改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
サービスキャンペーン
サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
リコール対象車になったら?
所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。
メーカーで点検・修理をしてもらう
所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。
リコール対象車を放っておいた場合
所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。
中古車であってもリコール対象
所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうかや過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。
リコール対象車の調べ方
所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?
リコール情報検索アプリで調べる
リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。
GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード
Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード
リコール・不具合情報検索システムで調べる
リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。
リコール対象車をお得に廃車する方法
リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
リコール対象歴があっても売却が可能
リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。
廃車買取業者へ依頼
リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。
おすすめの廃車買取業者
全国で車買取の展開をしているカーネクストは、自宅からインターネットフォーム問合せやお電話での査定申込が可能となっており、経験実績豊富な担当者は実車を見ることなく概算の査定価格をすぐにお伝えすることができます。概算ではなく、詳細に車査定を受けたいという方は、お手元に車検証を用意していただき、車の状態や現走行距離も伝えるようにできていると、しっかりとした確定の査定額まで教えてもらうことが出来ます。実車査定はないため手軽に受けることができますし、検討中の方は査定だけでも無料でしてもらうことができますので、時間があるときに一度問合せされてみるだけでもおすすめです。