国土交通省は、車検において自動ブレーキなどの自動運転技術に用いられる電子制御装置の電子的な検査を開始することを発表しました。
対象となる装置は、「運転支援装置」「自動運行装置」「排ガス関係装置」の3つです。対象車両は、2021年10月以降の新型乗用車・バス・トラック、2022年10月以降の新型輸入車となっています。この新しい車検の制度は2024年10月からスタートされます。
車を所有している方は、2年に一度(新車の場合は3年後)必ず車検を受けなければいけません。しかし、車検代というのは大きな出費です。車検代は、数万円から車の状態によってはかなりの高額となってしまうケースもあります。では、車検代をクレジットカードで支払うことは可能なのでしょうか?
こちらの記事では、車検代の支払い方法別のメリット・デメリットをはじめ車検代をクレジットカードで支払う場合の注意点についてもご紹介いたします。車検を受けられる方はぜひ参考にしてみてください。
車検代の支払い方法別のメリット・デメリット
車検代の支払い方法は、現金とクレジットカードではどちらが良いのでしょうか?車検代を現金で支払う場合とクレジットカードで支払う場合それぞれのメリット・デメリットについてご紹介いたします。ご自身に合った支払い方法を選んでください。
車検代を現金で支払うメリット
車検代を現金で支払うメリットは、自分が受けたいと思うところで車検を受けることが出来るという事ではないでしょうか。クレジットカードでの支払いとなると、クレジットカード対応可能店舗の中から探さないといけないため、現金での支払いよりも選択肢は少なくなってしまいます。
車検代を現金で支払うデメリット
車検代を現金で支払う場合は、一括での支払いとなります。一度にまとまったお金が必要となり、それなりに大きな出費となってしまうということが車検代を現金で支払うデメリットとなってしまうのではないでしょうか。
車検代をクレジットカードで支払うメリット
車検代をクレジットカードで支払う場合のメリットは、手持ちの現金がなくても支払いが出来るという事ではないでしょうか。また、クレジットカードでの支払いとなると分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどカード会社によって柔軟な支払い方法があり、自分に合った支払い方法を選択することが可能となっています。車検代をクレジットカードで支払うことによって、現金で支払うケースよりも一度に大きな出費を抑えることも可能となっています。
車検代をクレジットカードで支払うデメリット
車検代をクレジットカードで支払う場合のメリットは、現金での支払いよりも割高で価格設定されているケースがあるという事です。クレジットカードでの支払いは、店舗側からすると売り上げから手数料がひかれる形になっているため、クレジットカード利用手数料分を含めた料金設定があらかじめ割高に設定されていることも珍しくないのです。店舗によって異なりますが、車検代をクレジットカードで支払う予定の方は、現金で支払う場合との料金設定の比較をしておきましょう。
車検代をクレジットカードで支払う場合の注意点
車検代をクレジットカードで支払う場合の注意点についてご紹介いたします。車検代をクレジットカードで支払いたい方は注意点も把握しておきましょう
クレジットカード支払いの対応をしているかの確認
車検代をクレジットカードでの支払いで考えている方は、クレジットカード支払いの対応をしているかどうかを必ず事前に店舗への確認を行いましょう。店舗によっては現金支払いのみの対応となっているところも少なくはありません。
一部の費用のみクレジットカード対応可能な場合も
車検代には「法定費用」と「車検基本料」の2つの費用に分かれて含まれています。「法定費用」の内訳は、自動車重量税、自賠責保険、印紙代の3つとなっています。。「車検基本料」の内訳は、点検整備代、代行手数料、検査代の3つとなっています。車検代をクレジットカードでの支払い対応としている店舗でも、車検基本料のみをクレジットカード支払い対応可能としている店舗が多く、そのような店舗は法定費用は現金払いのみとなっています。全額クレジットカード支払い可能なのかもしくは一部の費用のみがクレジットカード支払い可能なのかを事前に確認しておきましょう。
車検にかかる費用
車検代は「法定費用」と「車検基本料」の2つの費用に分かれています。法定費用と車検基本料のそれぞれの内訳についてご説明いたします。
法定費用
車検代の法定費用とは、自動車重量税、自賠責保険、印紙代のことです。法定費用は、車種によって金額が決まっていますのでどの店舗でも金額は変わりません。
車検基本料
車検代の車検基本料とは、点検整備代、代行手数料、検査代のことです。車検基本料は、車検を受ける車の状態によって大きく変わってきますので、店舗によって金額が異なります。
車検はどこで受けられる?
車検を受けられる場所
車検を受けられる場所は主に以下の5カ所となっています。
・ディーラー
・カー用品店
・車検専門業者
・整備工場
・ガソリンスタンド
車検代を少しでも抑えるには
車検をどこに依頼するかによって、かかる費用は大きく変わってくることが予想されます。車検代を少しでも抑えたい方は複数社で見積もりを取って比較をし、車検代を一番抑えることが出来る依頼先を選ぶというのも1つの方法だと思います。車検代は決して安いものではなく、大きな出費となります。しかし車検を受けることはとても重要で、車検を受けていない車や車検の有効期限が切れてしまっている車は、公道を走ることが法律で禁止されています。もし万が一、車検が切れているにも関わらず公道を走行した場合は罰則があるだけではなく、事故に繋がる可能性も考えられます。車検は必ず受けましょう。
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