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走行距離は車の買取査定に影響する?過走行車は買取できるのか

車買換え情報

車の用途や所有者の使用状況による車の走行距離は、車を売却する時の買取査定時に、どのくらい影響があるのでしょうか。特に毎日の通勤通学で車を使用すると、その該当区間に距離がある場合は過走行車となっている可能性もあります。

こちらでは、車買取査定では売却予定の車の走行距離がどのくらい影響をするのか?過走行車であっても買取をしてもらうことができるのか?について詳しく解説します。

走行距離と査定額の関係について

車の走行距離による買取査定への影響ですが、実は、走行距離が1km増えるごとに約10~15円程度には査定額が下がるとされています。

こちらでは、走行距離と買取査定額の関係について詳しく解説します。

一般的な平均走行距離は何km?

一般的な普通乗用車の1年間における平均走行距離は、およそ1万kmといわれています。車を平均的な走行距離程度に使っていて、前述のとおり走行距離が1km増えるごとに約10円~15円程度査定額が下がるとすると、10kmで約100円~、100kmで約1,000円~、1,000kmで約1万円~、1年間であれば約10~15万円程度査定額が下がってしまうことになります。

中古車市場では、車種やグレードによってリセールバリューが高く、走行距離が多くなってもそこまで相場が落ちづらい車もあるため、一概にすべての車種の査定額がこうなるとは言えません。しかし、新車で150万円程度で購入した車の場合、10万km走行距離を超えた時点で査定額がほぼ0円になることも、あり得るということなのです。

走行距離が短いことはプラス査定になるのか?

市街地や住宅街など、交通の利便性が高く車を必要としない地域では、低走行車を維持できている車が多いのではないでしょうか。走行距離として考えれば、使用感が低く、エンジンやトランスミッションへの負担がかかっていない車体は、査定時プラスになるでしょう。

しかし、街乗りなどのちょい乗りと言われる短距離の走行と発進を繰り返すことが多い車の場合は、日々のメンテナンスに気を付けなければいけません。特にガソリンエンジンを搭載する車の場合は、短距離の走行を続けることでバッテリーへの負担がかかりやすく、エンジンにも負担がかかるといわれています。

ガソリン車はオルタネーター(発電機)により発電した電力をバッテリーに充電し、その電力がモーターを動かし、エンジンを始動させています。オルタネーターが発電し充電するには、車が一定時間一定の速度で走行をする必要があります。そのため、短距離走行の街乗りを繰り返す車は、バッテリーの充電量が不十分でない状態で走行しつづけていることで負担になることがあるのです。低走行だからといって、メンテナンスを怠ると、バッテリーの充電量が十分にできない状態で走行してしまい、オルタネーターの不調や、バッテリー上がりが起こりやすくなるなどの、トラブルが起こることがあります。

低走行車を買取査定で高く売るためには、日々のメンテナンスや定期的な整備メンテナンスを受けておくことがポイントとなるでしょう。

走行距離で考えるベストな売却タイミングはいつ

経済的に余裕があり、新車を数年毎に乗り換えていきたい方は、走行距離3~5万kmを目安に売ると良いでしょう。新車購入時は、下取りまたは買取に出す前提になりますので、その車のリセールバリューにだけ注意しておけば、安定して乗り換えることができるはずです。

ある程度の走行距離到達時のベストな売却タイミングは

ある程度乗っている車であれば、走行距離7万kmを超える前に売ることで、中古車価値があり、新車買い替え費用に買取額を充当することができます。
すでに走行距離10万kmを超えてしまったのであれば、中古車査定額は下がってきています。売却先として、ディーラーの下取りは厳しいと考えられますので、販路が幅広い中古車買取や、走行距離が査定に大きく響きづらい廃車買取業者に売却することをおすすめします。

売りどきの走行距離を超えた車でも買取できるサービス

前述のとおり走行距離が10万kmを超えてしまった車は過走行車と呼ばれることがあります。ディーラーでの下取り査定では、認定中古車としての販売が難しいなど理由があり、査定価格が0円になることも少なくありません。特にディーラーは過走行車の処分にもお金がかかってしまう場合があるため、廃車費用の請求をされてしまう可能性まで出てきてしまいます。

廃車買取なら過走行車でも安心して任せられる

ただ、このように過走行車であっても、廃車の費用は全て無料で、しかも0円以上で買取を行ってくれる廃車買取を得意とする業者があります。沢山走行してきた車でも廃車費用はかかりませんし、廃車の処分に必要な手続きや解体処理なども無料でしてくれるため、お金がかかるという不安がありません。

一般的な平均の走行距離である年間1万kmを超えないように、走行距離を延ばしすぎなければ買取査定額も大きく下がることはありません。しかし、そのために自家用車を使うのを控えるとなると不便になりますし、車を持っているメリットも薄くなってしまうでしょう。また、一台の車の走行距離を増やさないために、もう一台車を増やすとなると、維持費が2重で必要になってしまうため費用としては嵩んでしまいます。毎日の通勤や通学で車を使用するなど、ある程度車を必要とされるのであれば、無理に査定額のことを考えるよりも、車を使用して中古車としてではなく、走行距離を問わず買取が可能な、廃車買取業者へ売却することをおすすめします。

まとめ

通勤や通学で車を利用する以上、走行距離を増やさないようにするのは難しいです。価値があるうちに早めに売って買い換えるか、走行距離を問わずに買取ができる廃車買取業者に売却すると、費用もかからないためお得となっています。