車のいたずら防止に最適なグッズ3選!被害にあった後の対処法などもご紹介!

車へのいたずら防止方法はたくさんあります。
そしていたずらの犯人を探し出すのは難しいといえるでしょう。
事故であれば相手と自分との過失割合を算出し、その割合に応じて保険から修理費用を払います。しかしいたずらの場合、相手の特定ができないため修理は自分で行わなければなりません。

車両保険に入っていなければ、保険を使うこともできないため高い出費になる可能性もあります。そのためいたずらをさせない状況を作り出すことが大切なのです。

今回は車のいたずら防止のグッズのご紹介と、いたずら被害にあった後の対処法についてもご紹介していきます。

車のいたずら防止に役立つグッズを3つご紹介!

車へのいたずら防止グッズはカーショップなどをはじめ、ネットやディーラーなどでも取り扱っています。
事故と違いいたずらをされた場合、目立つキズや汚れであることが多く、少しくらいならと放っておくことは難しいでしょう。また、通常車両保険で直すことが多いのですが、車両保険に入っていない車の場合、修理金額は自己負担となるのです。なんで何もしていないのに高額な修理代を払わなければならないのだろうか、と腹立たしく感じることでしょう。
しかしいたずらの犯人を見つけることは難しく、そうならないためにもいたずら防止グッズの使用でトラブル回避が大切だといえます。

では効果的な車のいたずら防止グッズを3つご紹介してきます。

駐車監視付きドライブレコーダー

今では多くの車が取り付けているドライブレコーダーですが、ドライブレコーダーの中には、駐車監視付きのものも存在します。駐車監視付きとは、エンジンを停止している駐車状態でも映像を記録しているドライブレコーダーであり、いたずら防止にとても期待できるグッズです。フロント側だけでも効果がありますが、後ろもつけておくことでさらに高い効果が期待できるでしょう。

駐車監視機能がないタイプよりは値段が高いものの、さまざまなメーカーから販売されているため好きなデザインや価格帯を決め探してみましょう。駐車監視付きドライブレコーダーの注意点としては、バッテリーが上がりやすく、バッテリーの電圧が下がると駐車監視機能も停止するという点です。

そのためバッテリーが上がらない程度に、車を走らせてあげる必要があるといえるでしょう。

センサーライト

センサーライトも車へのいたずら防止に役立ちます。センサーライトとは、人の動きを感知し自動で明かりをつけてくれるライトです。
駐車場に付けることで、見知らぬ人が来た際、明かりを付け知らせてくれます。また、いたずらの犯人は身元がばれないよう暗い場所を好むため、近寄りづらい状況を作り出すことにもつながります。
いたずらだけでなく盗難被害を抑制する効果も期待できる、という点がメリットだといえるのではないでしょうか。

しかし共同の駐車場では、個人で取り付けることができないという点がデメリットであるといえます。駐車場のオーナーが取り付けてくれればいいですが、費用もかかるため簡単に取り付けてくれる人は少ないでしょう。

一軒家に住んでいる人なら可能なので、設置しておくことをオススメします。

車カバー

最も費用が安く、効果も高い車のいたずら防止グッズが車カバーです。
その名の通り車にカバーをつけておくだけですが、カバーをしているということは、いたずらの犯人にどんな車なのかを知られる可能性を下げることにつながります。
いたずらをする人は、いたずらできるかどうか下見に来ているはずです。下見をさせないためにも、日ごろから車カバーをつけてみてはどうでしょうか。

また車カバーはタイヤや塗装の劣化も抑制します。車の状態も良好にすることができるため、面倒ではありますが、日ごろから車カバーを使用しましょう。

車のいたずら被害にあった後はどうすればいいの?

車のいたずら防止グッズを使用していたけどいたずらにあってしまった、今度いたずら防止グッズを使ってみようと思っていた矢先にいたずらされてしまった、という方もいると思います。
では愛車にいたずらをされてしまった場合、どのような対応をすればいいのでしょうか。

まずは警察に通報

愛車がいたずらに被害にあってしまった場合、まずは警察に通報しましょう。他人の車へのいたずらは「器物損壊罪」という罪に該当します。
もしいたずらをした犯人が捕まれば、「3年以下の懲役または30万円以下の罰金、もしくは科料」となります。つまり車へのいたずらは犯罪なのです。

いたずらされたことが発覚した場合、すぐに最寄りの警察に連絡し現場の状況を見てもらいましょう。そして自分自身でどのような被害にあったのか、写真を撮っておくことも大切です。
警察に通報したからといっても、犯人が捕まるのは稀です。しかし同じ駐車場や近隣の車にも被害が出ないよう警察に通報し、この周辺では車のいたずらが多発している、ということを知らせることが最も大切な行為ではないでしょうか。

もしかすると、警察が定期的に見回りに来てくれるようになるかもしれません。警察に通報する際は、いたずらをされた状態のまま見せることが大切です。
車を移動させたり、汚された部分を拭き取ってしまったりすると正確な情報が残せません。まずは現場を触らず、警察の指示に従うようにしましょう。

保険会社にも伝えることが大切!

次に任意保険に連絡を入れます。車両保険を使用するのであれば、保険会社にいたずらされた旨を伝えなければなりません。
保険を使用するときも、車の状態を写真に収める必要があるためあまりいじらないように注意しましょう。

下手に触り被害が小さいと判断された場合、保険が下りない可能性もあります。
またいたずらに対し車両保険が使用できるかどうかは、かけている任意保険によって違いがあるため、まずは使用できるかどうかも含め連絡することをオススメします。車へのいたずらで車両保険を使用する際の注意点としては、いたずらであったとしても車両保険を使えば来年からの等級が下がってしまうということです。

ご存じの通り、等級が下がれば保険料は高くなります。またタイヤ単体では保険が使用できないなど、車両保険が使用できないいたずらもあります。
そのような場合、自己負担で修理するか、走行に問題がない部分であれば修理せずに乗り続けなければなりません。どちらもいたずらされた側としてはかなりつらい状況であり、いたずら防止グッズを使用して、いかにたずらを未然に防ぐことが大切かが分かります。

そのため車両保険を使用する場合は、いたずら被害の度合いや内容、修理費用などを考慮する必要があるといえるでしょう。

まとめ

車のいたずら防止グッズはたくさんありますが、駐車監視ドライブレコーダーとセンサーライト、車カバーの3つが効果的です。
そしてそれぞれのグッズを単体で使用するのではなく、複数利用することでさらに高い効果が期待できることでしょう。駐車監視ドライブレコーダーは、カーショップだけでなくネットやディーラーなどでも取り扱っています。
車のいたずらだけでなく、盗難被害の予防にもなるためできれば早めの設置や使用をオススメします。盗難にあってからでは遅いです。高級車の場合、盗難被害も多いため特に注意が必要です。そしていたずらは目立つキズや破損であることが多くあります。
自己負担で修理するとなれば高額になることもあるため、これを機にセキュリティの高い車に乗り換えてみるのも一つの選択肢だといえるのではないでしょうか。