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道路標識の誤標示による違反切符、取締りミスが続出【誤摘発が判明】

くるまのニュース

9月17日に兵庫県警が交差点で直進が認められているのに右折専用の表示をするなど、誤った標示のある交差点が同県内に344カ所あったと発表しました。
今年の7月に兵庫県加古川市の交差点で約15年間にもわたって標示が間違われていたことがきっかけとなり、他にも県内で路面標示などに誤りがないかの確認を兵庫県警が進めていました。この誤標示に基づき、平成27年から現在までの過去5年間で、道交法(指定通行区分)違反の疑いで違反切符を30人に交付していたということです。県警は、対象者の違反を取り消したうえで優良運転者の運転免許証(ゴールド免許)でなくなった人たちについても免許証をもとに戻し、反則金の還付などを行うとしています。

道路標識の誤標示が続出

今までに道路標識の誤標示があったことが発覚したのは兵庫県だけではありません。道路標識の誤標示は全国で続々と発覚しているのです。それに伴い道路交通法違反の疑いで違反切符が交付されてしまうという交通違反法の取締りにミスも多発していることが現実です。蓄積などにより、なかには免停になった方などもいるようです。今までに発覚している、全国の道路標識の誤標示について見ていきたいと思います。

補助標識の欠落

今年の8月には北海道釧路市でも道路標識の誤標示が発覚しています。北海道県警は、2020年8月に釧路市春日町の右折禁止の交差点で、規制時間を示す補助標識が欠落していたと明らかにしました。道警によると、規制時間は午前7時~午前9時、午後1時~午後4時と昭和56年に決定していました。しかし、同年5月に規制内容を確認していた釧路署員が補助標識の欠落を発見しました。平成25年以前に補助標識があったかどうかについては、記録がなく確認できないとされています。

可変式標識と固定式標識の異なり

2013年には神奈川県横浜市でも道路標識の誤標示が発覚しています。神奈川県警は、2013年5月に横浜市神奈川区の県道に設置された道路標識に誤りがあり、誤摘発をしていたことを発表しました。県警は、反則金の還付や違反点数の抹消などの措置を取っています。このときに発覚した誤表示の内容は、時間帯に応じて車などの進行方向を表示する可変式標識について、午前7時から午前9時までの間、本来すべての車輌の左折を禁止しなければならない標示を「大型車のみ直進」としていました。誤標示の原因は、同年4月に反対車線の可変式標識が故障したために制御機の電源を切ったこととされています。

11署管内で192件の不備も

2012年には栃木県内でも道路標識の誤標示が発覚しています。栃木県警は、2012年12月に誤標示の道路標識に基づいて交通取り締まりを行い、4人を誤って摘発したと発表しました。このときに発覚したのは誤表示の内容は、右左折禁止の標識に基づく交通違反で、「土曜・日曜・休日を除く7時半~9時半」の標示が正しいのに対し、標識から土曜の標示が抜けており土曜日も右左折禁止となっていました。栃木県内の道路標識を調査したところ、あるべき場所になかったり、内容が誤っていたりするなど192件にも誤標示や不備があったと明らかにしました。誤標示の原因は、本来は子どもたちの登校時の安全のために設置されていた標識ですが、土曜日が休みの学校が増え、2002年から県内で同様の標識がある場所は右左折できるようになったが、正しい表示に変わっていなかったこととされています。

「軽車両」と「軽」では大きく異なる

2002年には群馬県内でも道路標識の誤標示が発覚しています。群馬県警は2002年9月に粕川村内などに設置されている交通標識のうち、わかっているだけで12枚に誤標示があったことを発表しました。誤標示の発見の発端となったのは前日に発生した死亡交通事故だったとのことです。このときに発覚した誤表示の内容は、本来は「自動車の通行禁止、ただし軽は除く」とするところを、誤って「自動車の通行禁止、ただし“軽車両”を除く」と標示されていました。この誤標示があった現場周辺には、12カ所もの誤標示があったことが確認されています。

道路標識に関する改正

道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部改正は定期的に行われています。道路標識、区画線及び道路標示に関する一部改正は、交通事故などを防ぐために実施されており、とても重要です。道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の改正の一部をご紹介いたします。

「高速道路番号」の標識の新設

2016年2月に国土交通省は「高速道路番号」の標識の新設を発表しました。一般道の交差点における案内標識などでも、高速道路番号が加わるようになりました。これは、高速道路に関する道路標識の誤認識を防ぐためのものになっています。整備が進む我が国の高速道路ネットワークにおいて、路線名に併せて路線番号を用いて案内する「ナンバリング」を導入することにより、訪日外国人をはじめ、すべての利用者にわかりやすい道案内を実現しています。

高速道路本線への入口を示す標識の規定

高速道路でSAなどから本線に進入する際の誤認識による逆走などを防ぐため、英語表記の適正化を含め、スマートIC関係の標識についても、利便性向上や誤進入の予防を目的に、表示方法や英語表記の適正化などが図られます

高速道路「出口IC名称」と「行き先地名」の分離標示

高速道路上の出口予告などの案内標識では、必要に応じてIC名称と行き先地名を分離して表示できるように。出口ICの間違いによる逆相防止の予防などを目的とされています。これは、高速道路出口の誤認により、逆走して本線に戻ろうとする車が増えたことによります。高速道路上での逆走は禁止されており。重大な事故にも繋がりかねますので大変危険です。

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