令和4年6月30日に、対象期間に輸入されたメルセデスベンツのS400d 4MATIC等の4件のリコールについてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたメルセデスベンツの詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
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メルセデスベンツ令和4年6月30日リコール情報
令和4年6月30日にリコール届出がされたメルセデスベンツ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
メルセデスベンツ(S400d 4MATIC等)令和4年6月30日リコール届出(外-3438)の対象車
令和4年6月30日にリコール届出がされたメルセデスベンツ「S400d 4MATIC等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:メルセデスベンツ S400d 4MATIC
型式:3DA-223033
車台番号:W1K2230331A002354~W1K2230331A064274
対象期間:令和2年12月16日~令和3年10月27日
リコール対象車台数:162台(左ハンドル)
車台番号:W1K2230332A002294~W1K2230332A064031
対象期間:令和2年12月16日~令和3年11月4日
リコール対象車台数:659台(右ハンドル)
型式:3DA-223133
車台番号:W1K2231331A002164~W1K2231331A053438
対象期間:令和2年12月10日~令和3年6月24日
リコール対象車台数:62台(左ハンドル)
車台番号:W1K2231332A002351~W1K2231332A065838
対象期間:令和2年12月16日~令和4年3月11日
リコール対象車台数:166台(右ハンドル)
車名通称名:メルセデスベンツ S500 4MATIC
型式:5AA-223063
車台番号:W1K2230631A002622~W1K2230631A065798
対象期間:令和2年12月16日~令和4年2月8日
リコール対象車台数:444台(左ハンドル)
車台番号:W1K2230632A002089~W1K2230632A065901
対象期間:令和2年8月10日~令和3年11月27日
リコール対象車台数:1,170台(右ハンドル)
型式:5AA-223163
車台番号:W1K2231631A002591~W1K2231631A065501
対象期間:令和2年12月16日~令和3年11月29日
リコール対象車台数:834台(左ハンドル)
車台番号:W1K2231632A002317~W1K2231632A065700
対象期間:令和2年12月16日~令和4年2月9日
リコール対象車台数:789台(右ハンドル)
メルセデスベンツ「S400d 4MATIC等」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたメルセデスベンツ(S400d 4MATIC等)の不具合の部位は電気装置(リア信号検知制御モジュールコントロールユニット)です。
不具合の状況及び原因は以下です。
リアSAM(信号検知制御モジュール)コントロールユニットの制御プログラムにおいて、設計が不適切なため、エンジン始動時に誤ってリアSAMの初期化が行われることで、関連するユニットの警告灯が点灯すると共に、リアドアのパワーウィンドウが作動しない、等の作動が制限されることがあります。最悪の場合、テールランプユニットが正しく作動せず、後部の灯火類が点灯しなくなるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、リアSAMコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換えます。
ドイツ本社からの情報及び市場からの報告による発見となり、不具合の発生件数は4件、事故の有無は無しとなっています。
メルセデスベンツ(E220d等)令和4年6月30日リコール届出(外-3439)の対象車
令和4年6月30日にリコール届出がされたメルセデスベンツ「E220d等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:メルセデスベンツ E220d 右ハンドル
型式:LDA-213004C
車台番号:WDD2130042A488067~WDD2130042A758780
対象期間:平成30年7月9日~令和2年8月17日
リコール対象車台数:1,340台
車台番号:W1K2130042A758773~W1K2130042A854366
対象期間:令和元年12月17日~令和2年8月4日
リコール対象車台数:210台
型式:3DA-213004C
車台番号:W1K2130042B006051~W1K2130042B021322
対象期間:令和3年11月24日~令和4年1月17日
リコール対象車台数:133台
車名通称名:メルセデスベンツE220dステーションワゴン
型式:3DA-213204C
車台番号:W1K2132042B005894~W1K2132042B020360
対象期間:令和3年11月24日~令和4年1月17日
リコール対象車台数:26台
車名通称名:メルセデスベンツE220d4MATIC ステーションワゴン
型式:LDA-213217
車台番号:WDD2132172A488636~WDD2132172A691761
対象期間:平成30年7月23日~令和2年1月24日
リコール対象車台数:652台
型式:LDA-213217
車台番号:W1K2132172A759343~W1K2132172A857785
対象期間:令和元年12月19日~令和2年8月17日
リコール対象車台数:176台
型式:3DA-213217
車台番号:W1K2132172B005976~W1K2132172B020522
対象期間:令和3年11月24日~令和3年12月16日
リコール対象車台数:29台
車名通称名:メルセデスベンツGLE400d4MATIC
型式:3DA-167123
車台番号:WDC1671232A115117~WDC1671232A143382
対象期間:令和元年12月2日~令和2年4月6日
リコール対象車台数:205台
車台番号:W1N1671232A143825~W1N1671232A182829
対象期間:令和2年1月27日~令和2年10月14日
リコール対象車台数:147台
車名通称名:メルセデスベンツGLE400d4MATIC クーペ
型式:3DA-167323
車台番号:WDC1673232A137095
対象期間:令和2年3月7日
リコール対象車台数:1台
車台番号:W1N1673232A165552~W1N1673232A610284
対象期間:令和2年8月25日~令和4年3月24日
リコール対象車台数:3台
車名通称名:メルセデスベンツCLS220d
型式:3DA-257314
車台番号:W1K2573142A090327~W1K2573142A097367
対象期間:令和3年8月10日~令和4年4月5日
リコール対象車台数:152台
型式:3DA-257314C
車台番号:W1K2573142A097060
対象期間:令和4年1月17日
リコール対象車台数:1台
車名通称名:メルセデスベンツS400d4MATIC
型式:3DA-223033
車台番号:W1K2230332A029554
対象期間:令和3年4月5日
リコール対象車台数:1台
車名通称名:メルセデスベンツGLS400d4MATIC
型式:3DA-167923
車台番号:WDC1679232A128943~WDC1679232A143965
対象期間:令和2年1月6日~令和2年4月8日
リコール対象車台数:332台
車台番号:W1N1679232A144084~W1N1679232A605047
対象期間:令和2年1月27日~令和4年2月22日
リコール対象車台数:578台
車名通称名:メルセデスベンツG350d
型式:3DA-463349
車台番号:WDB4633492X316767~WDB4633492X327893
対象期間:令和元年5月23日~令和元年8月25日
リコール対象車台数:4台
車台番号:W1N4633492X342756~W1N4633492X394040
対象期間:令和2年2月12日~令和3年5月13日
リコール対象車台数:25台
車名通称名:メルセデスベンツG400d
型式:3DA-463350
車台番号:W1N4633501X365636~W1N4633501X394879
対象期間:令和2年10月21日~令和3年5月18日
リコール対象車台数:17台(左ハンドル)
車台番号:W1N4633502X365623~W1N4633502X403183
対象期間:令和2年10月21日~令和3年8月10日
リコール対象車台数:35台(右ハンドル)
メルセデスベンツ「E220d等」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたメルセデスベンツ(E220d等)の不具合の部位は原動機(クーラントポンプ)です。
不具合の状況及び原因は以下です。
ディーゼルエンジンに搭載されているクーラントポンプにおいて、軸受けシールの設計が不適切なため、作動の制御が行われている負圧回路へ冷却水が浸入し、負圧回路の関連部品が作動不良を起こすことがあります。そのため、エンジン警告灯(MIL)が点灯する、出力が低下する、ブレーキ倍力装置の機能が低下する等の不具合が発生し、排気ガスの再循環装置(EGR)制御用の電磁バルブに作動不良が発生した場合においては、MIL点灯と共に排ガスが悪化し、更に短絡が発生すると発熱して周囲を溶損させることで、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、EGR制御用の電磁バルブを新品に交換し、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換えます。また、負圧回路の点検を行い、冷却水やエンジンオイルが浸入している関連部品は、新品に交換します。
ドイツ本社からの情報及び市場からの報告による発見となり、不具合の発生件数は8件、事故の有無はなしとなっています。
メルセデスベンツ(GLE450 4MATIC等)令和4年6月30日リコール届出(外-3440)の対象車
令和4年6月30日にリコール届出がされたメルセデスベンツ「GLE450 4MATIC等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:メルセデスベンツ GLE400d 4MATIC クーペ
型式:3DA-167323
車台番号:WDC1673232A077572
対象期間:令和3年8月17日
リコール対象車台数:1台
車台番号:W1N1673232A202885~W1N1673232A550378
対象期間:令和2年6月8日~令和3年11月24日
リコール対象車台数:102台
車名通称名:メルセデスベンツ GLE450 4MATIC
型式:5AA-167159
車台番号:WDC1671592A002073~WDC1671592A142486
対象期間:平成31年4月8日~令和3年3月22日
リコール対象車台数:347台
車台番号:W1N1671592A151451~W1N1671592A550559
対象期間:令和2年1月27日~令和3年9月26日
リコール対象車台数:27台
車名通称名:メルセデスAMG GLE53 4MATIC+
型式:4AA-167161
車台番号:WDC1671611A097858~WDC1671611A097869
対象期間:令和2年3月4日~令和2年3月7日
リコール対象車台数:3台(左ハンドル)
車台番号:WDC1671612A048321~WDC1671612A095307
対象期間:令和元年11月7日~令和2年6月10日
リコール対象車台数:3台(右ハンドル)
車台番号:W1N1671611A166632~W1N1671611A518828
対象期間:令和2年6月8日~令和3年10月27日
リコール対象車台数:16台(左ハンドル)
車台番号:W1N1671612A170195~W1N1671612A565790
対象期間:令和2年5月11日~令和3年11月25日
リコール対象車台数:53台(右ハンドル)
車名通称名:メルセデスAMG GLE53 4MATIC+クーペ
型式:4AA-167361
車台番号:WDC1673611A070007~WDC1673611A136499
対象期間:令和2年2月28日~令和3年9月25日
リコール対象車台数:4台(左ハンドル)
車台番号:WDC1673612A070008~WDC1673612A077960
対象期間:令和2年1月9日~令和3年2月8日
リコール対象車台数:3台(右ハンドル)
車台番号:W1N1673611A166872~W1N1673611A512695
対象期間:令和2年6月8日~令和3年9月21日
リコール対象車台数:48台(左ハンドル)
車台番号:W1N1673612A205281~W1N1673612A572459
対象期間:令和2年6月8日~令和3年11月25日
リコール対象車台数:71台(右ハンドル)
車名通称名:メルセデスAMG GLE63S 4MATIC+クーペ
型式:7AA-167189
車台番号:W1N1671891A272010~W1N1671891A565779
対象期間:令和2年12月7日~令和3年11月15日
リコール対象車台数:7台(左ハンドル)
車台番号:W1N1671892A100517~W1N1671892A549804
対象期間:令和2年3月7日~令和3年11月25日
リコール対象車台数:5台(右ハンドル)
車名通称名:メルセデスAMG GLE63S 4MATIC+クーペ
型式:7AA-167389
車台番号:W1N1673891A231157~W1N1673891A566914
対象期間:令和2年12月9日~令和3年11月18日
リコール対象車台数:15台(左ハンドル)
車名通称名:メルセデスベンツ GLS580 4MATIC
型式:4AA-167986
車台番号:WDC1679861A042565~WDC1679861A134812
対象期間:令和2年1月27日~令和2年8月25日
リコール対象車台数:20台(左ハンドル)
車台番号:W1N1679861A150581~W1N1679861A524545
対象期間:令和2年4月6日~令和3年9月24日
リコール対象車台数:86台(左ハンドル)
車名通称名:メルセデスAMG GLS63 4MATIC+
型式:7AA-167989
車台番号:W1N1673891A231157~W1N1673891A566914
対象期間:7AA-167989
リコール対象車台数:28台(左ハンドル)
車名通称名:メルセデス・マイバッハ GLS600 4MATIC
型式:7AA-167987
車台番号:W1N1679871A410776~W1N1679871A564135
対象期間:令和3年5月6日~令和3年11月24日
リコール対象車台数:13台(左ハンドル)
メルセデスベンツ「GLE450 4MATIC等」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたメルセデスベンツ(GLE450 4MATIC等)の不具合の部位は電気装置(48V配線)です。
不具合の状況及び原因は以下です。
助手席の下にある48Vのアース配線において、製造時の組み付けが不適切なため、端子の固定ボルトが適切な締付けトルクで取付けられていないものがあります。そのため、走行中の振動等により導通不良が発生し、警告灯が点灯すると共に増加した電気接触抵抗により発熱して、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、端子の固定ボルトの締付けトルクを点検します。緩みや溶損がある場合は、損傷部位を新品に交換して適切な締付けトルクで固定します。
ドイツ本社からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無はなしとなっています。
メルセデスベンツ(GLB200d 4MATIC等)令和4年6月30日リコール届出(外-3441)の対象車
令和4年6月30日にリコール届出がされたメルセデスベンツ「GLB200d 4MATIC等」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:メルセデスベンツ GLB180 右ハンドル
型式:5BA-247684M
車台番号:W1N2476842W135449~W1N2476842W138147
対象期間:令和3年6月16日~令和3年6月18日
リコール対象車台数:7台
車名通称名:メルセデスベンツ GLB200d 4MATIC 右ハンドル
型式:3DA-247613M
車台番号:W1N2476132W130753~W1N2476132W137856
対象期間:令和3年6月16日~令和3年8月7日
リコール対象車台数:150台
メルセデスベンツ「GLB200d 4MATIC等」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたメルセデスベンツ(GLB200d 4MATIC等)の不具合の部位は前照灯(レベルセンサのリンケージ )です。
不具合の状況及び原因は以下です。
積載重量に応じて光軸を調整するリアアクスルのレベルセンサにおいて、製造時の組み付け指示が不適切なため、リンケージの向きが反対に接続されているものがあります。そのため、積載
時に前照灯の光軸調整が適切に行われず、対向車の運転手が眩惑するおそれがあります。
改善内容としては、全車両、レベルセンサのリンケージを点検し、反対に接続されているものは正しい向きに接続しなおします。
ドイツ本社からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無はなしとなっています。
メルセデスベンツ「メルセデス・ベンツのGLE」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったメルセデスベンツのGLE450は、メルセデスベンツのMクラスがマイナーチェンジしたことを受けて刷新されたプレミアムSUVです。2016年に発売を開始しました。GLEのGLはSUVを意味していて、Eは車格です。メルセデスベンツのEクラスというと高級感と大胆で力強いボディサイズとなっています。こちらではメルセデスベンツのGLEについて詳しくご紹介します。
メルセデスベンツGLEはどんな車?
メルセデスベンツのGLEは、メルセデスの中核モデルのプレミアムSUVとなっています。現在は2022年2月に発売されたモデルが販売中となっており、総排気量3.0Lの直列6気筒IC付ターボエンジン搭載モデルGLE400d 4MATIC Sportsと、総排気量2.0Lの直列4気筒エンジン(ISG搭載)モデルGLE300d 4MATICがあります。4MATICとは、メルセデスベンツ独自の4輪駆動システムのことで、全天候型4輪駆動システムのため、走行環境や状況に応じたトラクションを発揮することが可能になっています。
リコール対象車ってなに?
リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。
リコール
リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態で原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
改善対策
改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
サービスキャンペーン
サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
リコール対象車になったら?
所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。
メーカーで点検・修理をしてもらう
所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。
リコール対象車を放っておいた場合
所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。
中古車であってもリコール対象
所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうかや過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。
リコール対象車の調べ方
所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?
リコール情報検索アプリで調べる
リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。
GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード
Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード
リコール・不具合情報検索システムで調べる
リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。
リコール対象車をお得に廃車する方法
リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
リコール対象歴があっても売却が可能
リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。
廃車買取業者へ依頼
リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。
おすすめの廃車買取業者
全国で車買取の展開をしているカーネクストは、自宅からインターネットフォーム問合せやお電話での査定申込が可能となっており、経験実績豊富な担当者は実車を見ることなく概算の査定価格をすぐにお伝えすることができます。概算ではなく、詳細に車査定を受けたいという方は、お手元に車検証を用意していただき、車の状態や現走行距離も伝えるようにできていると、しっかりとした確定の査定額まで教えてもらうことが出来ます。実車査定はないため手軽に受けることができますし、検討中の方は査定だけでも無料でしてもらうことができますので、時間があるときに一度問合せされてみるだけでもおすすめです。