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駐車場での事故には車両保険を使わない方がお得なの?過失割合など保険の基礎知識もご紹介!

車の豆知識

駐車場での事故には車両保険を使わない方がお得なの?過失割合など保険の基礎知識もご紹介!

車の事故は道路だけではありません。
毎日車を停める駐車場でも事故が起こる可能性は十分にあり、自宅の駐車場か店の駐車場かでも使用できる保険が変わります。そして保険を使用するということは、事故を起こしたとみなされるため当然等級が下がり、翌年からの保険料が上がってしまうのです。
駐車場での事故だけでなく、どんな事故でも相手がいれば過失割合が求められます。そしてその割合に合わせて、保険料が支払われるという仕組みになっているのです。

今回は、駐車場での事故の際、車両保険を使用しない方がよい理由や、保険の基礎知識なども簡単にご説明していきます。

駐車場ではバック時の事故が圧倒的に多い

駐車場では圧倒的にバックでの事故が多くなります。

その理由は前進よりバックの方が視界が悪く、駐車場ではバックをする回数が単純に多いからです。
そして自分自身がバック操作時に不注意で他の車にぶつけてしまう場合もありますが、その逆もあります。店の駐車場で車を停めており、バックで白線から出ようとしたときに、急に車が通って焦ったという経験をしたことがある方は多いと思います。駐車場がガラガラ状態であれば他の車にぶつかる可能性は低くなりますが、駐車場が満車でしかも隣にミニバンなどのような大きな車が停車しているとさらに視界は悪くなります。また、駐車場によっては変な箇所に柱が立っており、とても入れづらい経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
バック時、他の車にぶつけてしまうという駐車場での事故は、思い込みによって事故が発生することもあるのです。相手は自分の車が近づいていることを認識しているだろうと思っていても、案外気づいていないことは多くあります。

そのためバックしている車の近くを通る際は、こちらも十分な注意が必要だといえるでしょう。

事故では過失割合が算出される

では駐車場での事故で相手の車がある場合、使用できる保険はどうなるのでしょうか。

駐車場に限らず車事故で、相手の車があった場合、まず「過失割合」を明確化します。過失割合とは、相手と自分の過失がどれだけあるのかということを数値化したものであり、「〇:〇」という形で表します。例えば、自分の過失割合が70%だとした場合、7:3となるのです。過失割合は警察が決めることではなく、車にかけてある保険会社が協議し決定します。

ただ連絡を取り合うのではなく、ドライブレコーダーの映像を確認したり、過去の事例なども考慮したうえで過失割合を決定しているのです。
そして決定した過失割合を元に、相手から修理費用を支払ってもらうという流れとなっています。

つまり自分の過失割合が低ければ低いほど、相手から修理費用をもらえるということなのです。この過失割合は駐車場で発生した事故にも当てはまります。しかし条件が悪いと相手から修理費用を支払ってもらえないため注意が必要です。

過失割合によっては相手の保険が使えない場合も

駐車場で事故をした場合、過失割合が算出され、割合に応じて相手から修理費用をもらうという流れが一般的です。
しかしこれには例外も存在します。相手から修理費用がもらえない場合とは、自分の過失が100%の場合です。この場合10:0となってしまい、相手の修理費用を全て自分の保険でまかなわなければなりません。

そしてこの事故によって自分の車が故障してしまった場合は、実費での修理か車両保険を使用しての修理となります。しかし車両保険を使用するときにも注意が必要であり、自宅の駐車場で自宅の物にぶつかってしまった場合、車両保険を使用できないことがあるのです。

使用できるかできないかは、契約している保険の条件によって変わります。つまり車両保険をかけていても安心はできないということです。

駐車場で事故を起こしてしまった場合、3つの内容を確認する必要があります。

  1. 相手の車がいるのか、いないのか?
  2. 事故を起こした駐車場は自宅かどうか?
  3. 自宅の物にぶつけてしまったのかどうか?

相手がいれば対物保険を使用できますが、相手がおらずなおかつ自分の所有しているものであれば、車両保険も下りない可能性があります。
もし駐車場で事故をした際は、この3点を保険会社に伝えるようにしましょう。

駐車場の事故で車両保険を使わない方がよい理由とは?

駐車場での事故では車両保険を使わない方がよい場面もあります。では一体どんな場面では車両保険を使用しない方がよいのでしょうか。

車両保険を使うと来年からの支払額が高くなる

駐車場での事故の際、車両保険を使わない方がよい理由は、車両保険を使用すれば事故を起こしたと判断され、翌年からの等級が下がってしまうためです。車の保険に加入している方なら分かると思いますが、車の保険には1~20までの等級が存在します。初めは6等級からスタートし、20等級を目指します。1年間無事故であれば1等級上がりますが、事故を起こしてしまうと逆に等級が落ちます。等級の落ち方は事故の内容により違いはあるものの、通常1度の事故で3等級ダウンするのが一般的です。
等級は上がれば上がるほど、保険料の値引き額が大きくなるため、「等級が落ちる=翌年からの保険料が高くなる」と考えておけばよいでしょう。3等級下がると元の等級に戻るために3年が必要であり、3年間もの間、本来割引されるはずだった保険料を支払わなければなりません。

つまり駐車場で事故を起こした場合、等級が落ちたことを見据え、保険を使用するかどうか判断しなければならないということです。例えば店の駐車場の塀にぶつかり、ミラーが壊れたとしましょう。修理費用が1万円に対し、保険を使用することで発生する割高料金が3年間で3万円であれば、使用しない方がお得だと考えることができます。

このように保険を使用するかしないかで、その後の保険料は大きく変わります。

大きな事故で修理費用も高額になるのであれば使用する方がお得ですが、小さな傷で修理費用も安いのであれば実費で直す方が安くなるというカラクリがあるのです。

そもそも事故が起こらないような対策をすることが大切!

ここまで駐車場での事故についてご説明しましたが、最も良い方法は事故をしないということです。
公道であれば相手の車の動きによっては、避けきれない場面もあるかもしれません。しかし駐車場では、公道に比べ車の動きに制限がありますし、徐行している車も多いため、注意さえしっかりとしていれば事故を未然に防げます。そして周りの状況を確認しづらい車に乗っているのであれば、バックカメラや車周辺の状況をカメラで確認できる装置も検討するべきでしょう。

コーナーセンサーなど、車の周辺にぶつかりそうなものがあればアラームで知らせてくれる便利なセンサーが取り付けてある車もあります。また、一軒家の駐車場であれば、視界の悪い箇所にミラーを設置することで、周りの状況を把握しやすくするといった工夫も行なえるでしょう。事故を起こすと自分の車だけでなく、ぶつけた車や建物にも迷惑がかかります。

そのため慎重な運転と、視界を広く保つ工夫が大切なのです。

まとめ

駐車場で発生した事故では、どの駐車場なのか、相手の車がいるのかなどを報告しなければなりません。そして、場合によっては車両保険を使用できないこともあるため注意が必要です。
車両保険を除く車の保険を使用する際は、過失割合を決め割合に応じた金額を相手へ修理代として支払います。保険会社から支払うこのお金も、自分の過失が10割であればもらうことができません。

また保険を使用すると等級が下がり、翌年からの保険料が上がります。そのため駐車場でも事故を起こさないことが大切であり、愛車への保険の使用は慎重に考える必要があるのです。

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