令和3年6月24日に、対象期間に製作されたダイハツのミラ等の計956,221台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたダイハツの詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
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ダイハツ令和3年6月24日リコール情報
令和3年6月24日にリコール届出がされたダイハツの対象車(あわせて他社OEM車)および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
ダイハツ(ミラ)令和3年6月24日リコール届出の対象車
令和3年6月24日にリコール届出がされたダイハツ「ミラ」等の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:ダイハツ ミラ
型式:DBA-L275S
車台番号:L275S-0178455~L275S-0179931
リコール対象車台数:1,476台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:DBA-L285S
車台番号:L285S-0034225~L285S-0034755
リコール対象車台数:530台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:HBD-L275V
車台番号:L275V-1038187~L275V-1040176
リコール対象車台数:1,987台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:HBD-L285V
車台番号:L285V-1006858~L285V-1007292
リコール対象車台数:433台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車名通称名:ダイハツ ミラ ココア
型式:DBA-L675S
車台番号:L675S-0222319~L675S-0224927
リコール対象車台数:2,597台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:DBA-L685S
車台番号:L685S-0028749~L685S-0029256
リコール対象車台数:507台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車名通称名:ダイハツ ムーヴ
型式:DBA-LA150S
車台番号:LA150S-0121012~LA150S-0144180
リコール対象車台数:23,153台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA150S-1058842~LA150S-1068013
リコール対象車台数:9,150台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA150S-0151341~LA150S-0182402
リコール対象車台数:30,908台
対象期間:平成30年4月5日~平成30年12月24日
車台番号:LA150S-1073602~LA150S-1076822
リコール対象車台数:3,100台
対象期間:平成30年4月5日~平成30年8月6日
車台番号:LA150S-2000054~LA150S-2016627
リコール対象車台数:16,567台
対象期間:平成31年1月16日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA160S
車台番号: LA160S-0028415~LA160S-0033156
リコール対象車台数:4,741台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA160S-0034766~LA160S-0041744
リコール対象車台数:6,927台
対象期間:平成30年4月5日~平成30年12月21日
車台番号:LA160S-1010199~LA160S-1012788
リコール対象車台数:2,589台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA160S-1013999~LA160S-1015051
リコール対象車台数:1,012台
対象期間:平成30年4月5日~平成30年8月6日
車台番号:LA160S-2000052~LA160S-2003964
リコール対象車台数:3,911台
対象期間:平成31年1月16日~令和元年5月8日
車名通称名:ダイハツキャスト
型式:DBA-LA250S
車台番号:LA250S-0105441~LA250S-0123740
リコール対象車台数:18,272台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA250S-0132517~LA250S-0169087
リコール対象車台数:36,320台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA260S
車台番号:LA260S-0022716~LA260S-0026415
リコール対象車台数:3,694台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA260S-0028405~LA260S-0036572
リコール対象車台数:8,164台
対象期間: 平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:ダイハツミラ イース
型式:DBA-LA350S
車台番号:LA350S-0020610~LA350S-0065517
リコール対象車台数:44,797台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:5BA-LA350S
車台番号:LA350S-0080652~LA350S-0156759
リコール対象車台数:75,330台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA360S
車台番号:LA360S-0004170~LA360S-0012303
リコール対象車台数:8,132台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:5BA-LA360S
車台番号:LA360S-0015385~LA360S-0029923
リコール対象車台数:14,535台
対象期間: 平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:ダイハツコペン
型式:DBA-LA400K
車台番号:LA400K-0020868~LA400K-0022510
リコール対象車台数:1,639台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA400K-0023102~LA400K-0026745
リコール対象車台数:3,621台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:ダイハツミラ トコット
型式:DBA-LA550S
車台番号:LA550S-0000063~LA550S-0026558
リコール対象車台数:26,494台
対象期間:平成30年6月11日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA560S
車台番号:LA560S-0000059~LA560S-0005110
リコール対象車台数:5,051台
対象期間:平成30年6月11日~令和元年5月8日
車名通称名:ダイハツタント
型式:DBA-LA600S
車台番号:LA600S-0568305~LA600S-0628010
リコール対象車台数:57,379台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA600S-0652092~LA600S-0781185
リコール対象車台数:124,763台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA610S
車台番号:LA610S-0109647~LA610S-0121101
リコール対象車台数:11,426台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA610S-0126566~LA610S-0153033
リコール対象車台数:26,467台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:ダイハツウェイク
型式:DBA-LA700S
車台番号:LA700S-0097477~LA700S-0111221
リコール対象車台数:13,703台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA700S-0116939~LA700S-0139739
リコール対象車台数:22,739台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA710S
車台番号:LA710S-0020284~LA710S-0022775
リコール対象車台数:2,487台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA710S-0023875~LA710S-0028594
リコール対象車台数:4,710台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:ダイハツハイゼット キャディ
型式:HBD-LA700V
車台番号:LA700V-0003253~LA700V-0003770
リコール対象車台数:517 台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA700V-0003858~LA700V-0004501
リコール対象車台数:638台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:HBD-LA710V
車台番号:LA710V-0000741~LA710V-0000884
リコール対象車台数:143台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月22日
車台番号:LA710V-0000914~LA710V-0001172
リコール対象車台数:259台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:ダイハツムーヴキャンバス
型式:DBA-LA800S
車台番号: LA800S-0062028~LA800S-0095937
リコール対象車台数:33,851台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:5BA-LA800S
車台番号:LA800S-0110610~LA800S-0180466
リコール対象車台数:69,810台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA810S
車台番号:LA810S-0012586~LA810S-0018898
リコール対象車台数:6,305台
対象期間: 平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:5BA-LA810S
車台番号:LA810S-0021799~LA810S-0035342
リコール対象車台数:13,525台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:ダイハツハイゼット トラック
型式:EBD-S500P
車台番号:S500P-0062223~S500P-0073525
リコール対象車台数:11,266台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:S500P-0077605~S500P-0100224
リコール対象車台数:22,571台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:EBD-S510P
車台番号: S510P-0163776~S510P-0193925
リコール対象車台数:30,056台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:S510P-0205954~S510P-0270488
リコール対象車台数:64,234台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:トヨタピクシス ジョイ
型式:DBA-LA250A
車台番号: LA250A-0004692~LA250A-0007086
リコール対象車台数:2,377台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA250A-0008363~LA250A-0014270
リコール対象車台数:5,883台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA260A
車台番号:LA260A-0001216~LA260A-0001837
リコール対象車台数:617台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA260A-0002137~LA260A-0003536
リコール対象車台数:1,394台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:トヨタピクシスエポック
型式:DBA-LA350A
車台番号:LA350A-0000924~LA350A-0006545
リコール対象車台数:5,524台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:5BA-LA350A
車台番号:LA350A-0008607~LA350A-0018125
リコール対象車台数:9,459台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA360A
車台番号:LA360A-0000237~LA360A-0001543
リコール対象車台数:1,294台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:5BA-LA360A
車台番号:LA360A-0002120~LA360A-0004577
リコール対象車台数:2,441台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:トヨタピクシスメガ
型式:DBA-LA700A
車台番号:LA700A-0011140~LA700A-0013898
リコール対象車台数:2,746台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:DBA-LA700A
車台番号:LA700A-0015359~LA700A-0022392
リコール対象車台数:6,977台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車台番号:LA710A-0002400~LA710A-0002925
リコール対象車台数:525台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA710A-0003256~LA710A-0004681
リコール対象車台数:1,420台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:トヨタピクシストラック
型式:EBD-S500U
車台番号:S500U-0003307~S500U-0003882
リコール対象車台数:573台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:S500U-0004116~S500U-0005430
リコール対象車台数:1,311台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:EBD-S510U
車台番号:S510U-0007286~S510U-0008526
リコール対象車台数:1,235台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:S510U-0009264~S510U-0012449
リコール対象車台数:3,174台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:スバルプレオ
型式:DBA-L275F
車台番号:L275F-1508222~L275F-1508347
リコール対象車台数:126台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:DBA-L285F
車台番号:L285F-1503718~L285F-1503818
リコール対象車台数:101台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:HBD-L275B
車台番号:L275B-1505395~L275B-1505617
リコール対象車台数:223台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月20日
型式:HBD-L285B
車台番号:L285B-1501291~L285B-1501354
リコール対象車台数:64台
対象期間:平成29年7月4日~平成30年1月24日
車名通称名:スバルステラ
型式:DBA-LA150F
車台番号:LA150F-0022013~LA150F-0024782
リコール対象車台数:2,768台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA150F-0025959~LA150F-0028811
リコール対象車台数:2,853台
対象期間:平成30年4月5日~平成30年12月21日
車台番号:LA150F-2600051~LA150F-2601502
リコール対象車台数:1,452台
対象期間:平成31年1月16日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA160F
車台番号:LA160F-0009894~LA160F-0011168
リコール対象車台数:1,275台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA160F-0011752~LA160F-0013175
リコール対象車台数:1,424台
対象期間:平成30年4月5日~平成30年12月21日
車台番号:LA160F-2600053~LA160F-2600696
リコール対象車台数:644台
対象期間:平成31年1月16日~令和元年5月8日
車名通称名:スバルプレオプラス
型式:DBA-LA350F
車台番号:LA350F-0001260~LA350F-0004095
リコール対象車台数:2,836台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:5BA-LA350F
車台番号:LA350F-0004940~LA350F-0009084
リコール対象車台数:4,143台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA360F
車台番号:LA360F-0000500~LA360F-0001390
リコール対象車台数:891台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
型式:5BA-LA360F
車台番号:LA360F-0001817~LA360F-0003361
リコール対象車台数:1,545台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:スバルシフォン
型式:DBA-LA600F
車台番号:LA600F-0004473~LA600F-0005978
リコール対象車台数:1,479台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA600F-0007129~LA600F-0010280
リコール対象車台数:3,115台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:DBA-LA610F
車台番号:LA610F-0001865~LA610F-0002587
リコール対象車台数:721台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:LA610F-0003078~LA610F-0004549
リコール対象車台数:1,472台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
車名通称名:スバルサンバートラック
型式:EBD-S500J
車台番号: S500J-0004132~S500J-0004716
リコール対象車台数:584台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:S500J-0004981~S500J-0006237
リコール対象車台数:1,256台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
型式:EBD-S510J
車台番号: S510J-0018683~S510J-0021273
リコール対象車台数:2,586台
対象期間:平成29年7月3日~平成30年1月24日
車台番号:S510J-0022417~S510J-0027651
リコール対象車台数:5,227台
対象期間:平成30年4月5日~令和元年5月8日
ダイハツ「ミラ」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたダイハツ(ミラ)の不具合の部位は燃料装置(燃料ポンプ)です。
不具合の状況及び原因は、燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって燃料により膨潤して変形することがあるとわかりました。そのため、インペラがポンプケースと接触し、燃料ポンプが作動不良となる可能性があります。最悪の場合、走行中にエンストに至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、燃料ポンプを対策品と交換します。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は584件、事故の有無は、なしとなっています。
ダイハツ「ミライース」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったダイハツのミラは、2018年に販売を終了しています。継続して販売されているミラのシリーズは、低燃費低コストで知られているミライースと、四角いフロントフェイスに丸目ライトデザインでポップな印象のミラトコットとなっています。こちらでは、ダイハツで最も低燃費な車ミライースについて詳しくご紹介します。
ダイハツのミライースはどんな軽自動車か
ミライースの特徴というと、低燃費で低コスト、低価格帯で購入可能な軽のハッチバックということです。
現行モデルのカタログ掲載の燃料消費率は、JC08モードで、35.2km/L、WLTCモードで25.0km/Lとなっています。こちらの低燃費を実現するためにミライースの開発の際に行われたことは、徹底した軽量化です。ミライースの車両に使用されているフロントフェンダーやルーフスポイラー、バックドアなどは本来鉄が使われていた部分でしたが、ミライースでは樹脂パーツが使用されています。また、フレーム部分はDモノコック構造になっていて、高剛性で操縦安定性が高く乗り心地を損なうことがないものの、しっかりと軽量化されています。本来フレームは最も車両重量のシェアで重くなる部分のため、フレームの軽量化は大きな影響を与えています。
ミライースのBグレードの2WDモデルは、メーカー希望小売価格860,200円(税込)となっています。マニュアルエアコンやハロゲンヘッドランプといったコストを抑えた車体で、ボディカラーはスカイブルーメタリック・ブライトシルバーメタリック・ホワイトの3色です。法人登録の営業車としても人気の小回りが利き低燃費な軽ハッチバックということで人気の車になっています。
リコール対象車ってなに?
リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。
リコール
リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態で原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
改善対策
改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
サービスキャンペーン
サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
リコール対象車になったら?
所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。
メーカーで点検・修理をしてもらう
所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。
リコール対象車を放っておいた場合
所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。
中古車であってもリコール対象
所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうかや過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。
リコール対象車の調べ方
所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?
リコール情報検索アプリで調べる
リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。
GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード
Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード
リコール・不具合情報検索システムで調べる
リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。
リコール対象車をお得に廃車する方法
リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
リコール対象歴があっても売却が可能
リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。
廃車買取業者へ依頼
リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。
おすすめの廃車買取業者
全国で車買取の展開をしているカーネクストは、自宅からインターネットフォーム問合せやお電話での査定申込が可能となっており、経験実績豊富な担当者は実車を見ることなく概算の査定価格をすぐにお伝えすることができます。概算ではなく、詳細に車査定を受けたいという方は、お手元に車検証を用意していただき、車の状態や現走行距離も伝えるようにできていると、しっかりとした確定の査定額まで教えてもらうことが出来ます。実車査定はないため手軽に受けることができますし、検討中の方は査定だけでも無料でしてもらうことができますので、時間があるときに一度問合せされてみるだけでもおすすめです。