優良運転者講習がオンラインで受けれるようになる?!全国での導入を検討【行政デジタル化】

警視庁は9月29日、政府が進める行政のデジタル化の一環で、違反歴がないなどの「優良運転者」が運転免許証を更新する際の講習をオンライン化する方針を決めました。来年2021年度から施行を始める予定とのことです。

優良運転者講習のオンライン化は、政府が進めている行政のデジタル化のほかに新型コロナウイルス対策の一環ともいえます。運転免許の更新手続きは各地の試験場や警察署などで行われています。一時期は、新型コロナウィルスの感染対策として都道府県警察運転免許センター及び自動車教習所等の業務がストップしていました。これは来場者が集中するケースもあり、新型コロナ対策が課題となっていたからです。免許更新などの業務が一時的にストップしていたことにより、手続きを行うことによって運転免許証の有効期限を延長することが出来る措置なども取られています。

こちらの記事では、優良運転者講習のオンライン化についてのほか優良運転者講習についても詳しくご紹介したいと思います。運転免許証をお持ちの方、優良運転者の方などはぜひ参考にしてみてください。

優良運転者

ゴールド免許

優良運転者と聞くとあまりピンとこない方もいるかもしれませんが、そのような方でもゴールド免許所持者と聞くとピンとくるのではないでしょうか?優良運転者とはゴールド免許証を所持している方のことです。優良運転者や運転免許証の区分について詳しくご説明したいと思います。運転免許証を取得されている方や取得予定の方などもぜひ参考にしてみてください。

優良運転者とは

優良運転者とは、運転免許証の区分のひとつです。優良運転者の対象となる方には以下の3つの条件が必要となります。また、優良運転者にはゴールド免許が交付されます。

  1. 70歳未満の人
  2. 継続して免許を受けている期間が5年以上あること
  3. 違反やケガのある事故を起こしていない人

これらの条件に当てはまり対象となる方が、優良運転者となります。優良運転者の運転免許証有効期限は5年です。2019年に免許更新をされた方をみてみると、2019年に免許更新をされた方のうち約6割の方が優良運転者となっているようです。

優良運転者以外の運転免許証の区分

運転免許証には優良運転者以外にも4つの区分があります。運転免許証の区分と運転免許証に記載されている帯の色は以下の通りです。

  1. 優良運転者(ゴールド)
  2. 一般運転者(青色)
  3. 違反運転者(青色)
  4. 初回更新者(青色)
  5. 新規取得者(緑色)

運転免許証の5つの区分のうち、優良運転者や新規取得者のみ運転免許証に記載されている帯の色が他の区分とは異なります。

優良運転者講習のオンライン化

オンライン講習

運転免許証更新時の「優良運転者講習」のオンライン化が来年2021年秋以降に予定されています。優良運転者講習のオンライン化により、自宅でパソコンやスマートフォンなどからの受講を可能とする仕組みを取り入れる方針です。来年秋以降に一部の都道府県警で試験導入後、全国での運用を始める予定とのことです。これによって、行政デジタル化とともに運転免許センターや警察窓口の混雑が融和されることが期待されています。

優良運転者講習とは

優良運転者講習とは、運転免許証の有効期間が満了する日の前5年間に無事故、無違反などのドライバーが対象となっている講習です。優良運転者講習は免許更新時に約30分間にわたり最新の交通事情などの講義を受けることが義務付けられています。優良運転者講習は免許更新時のそれぞれの講習の中で最も短い時間となっています。また、免許更新時に講習を受ける際は各講習によって費用が決められており、優良運転者講習を受ける費用として3,000円が必要となります。

適性検査や写真撮影は今まで通り

運転免許の更新には、講習を受けるほかに適性検査や写真撮影が必要となっています。ここで注意して頂きたいのが優良運転者講習がオンライン化となった場合でも、講習の受講後に適性検査や写真撮影を運転免許センターなどで行い、免許証を受け取る必要があるということです。優良運転者講習をオンラインで受ければそれですべてが完了というわけではないので、注意しましょう。

オンライン化は優良運転者講習のみが対象

現時点ではオンライン化が予定されているのは優良運転者講習のみとなっています。しかし、オンラインは選択制であり従来の講習も続けるとのことです。優良運転者はオンラインで講習を受けるか運転免許センターなどで講習を受けるかの選択が出来ます。また、免許更新時の優良運転者以外の方が受ける違反運転者講習などは引き続き実際の講義を受けることを必要とされており、オンライン化はないとのことです。

まとめ

今回は、9月29日に警視庁から発表された「優良運転者講習のオンライン化」についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?新型コロナウイルスの影響でさまざまなことが見直されているだけではなく、行政デジタル化の促進をされています。運転免許証の更新手続きは待ち時間や移動時間なども含めると場合によってはほぼ1日かかってしまうことから、大変という声も多数上がっています。「優良運転者講習のオンライン化」が導入されれば、優良運転者の方は免許更新時の負担が少しは軽減されるのではないでしょうか。しかしそのためには、優良運転者であることが条件となっていますのでこれを機会に運転マナーや交通ルールを見直してみるのも良いかもしれません。

 

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