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ディーゼル車とガソリン車では何が違うの?車体価格や維持費を比較してみた

車の豆知識

よくディーゼル車はエンジン音がうるさいけど、力強いといわれます。
そしてディーゼル車とガソリン車の違いは燃料だとご存じの方は多いことでしょう。

しかし燃料が変わるだけで、車の構造自体の違いもあるのです。また、構造が違えばその分維持費や車体価格も変わります。どちらがいいかは好みによるところが大きく、どちらにもよい面と悪い面があるということを知ることで、車選びの参考になるのではないでしょうか。

今回はディーゼル車とガソリン車の違いについて分かりやすくご紹介していきます。

ディーゼル車とガソリン車はいったい何が違うの?

ディーゼル車とガソリン車の違いはたくさんあります。軽自動車にディーゼルがないことを見れば、ディーゼルエンジンは小さい車に不向きであることが分かることでしょう。
もともとディーゼルエンジンは船や船などのような、大きな機械に使用されていました。それを車に合うサイズまで小さくし、排気ガス規制に適応できるように改良し今に至ります。

ではディーゼル車とガソリン車の大きな違いを2つご紹介していきます。

使用する燃料の違い

まず使用する燃料の違いがあります。

ご存じの方は多いと思いますが、ディーゼル車では軽油ガソリン車ではガソリンを使用します。

ガソリンスタンドには

  1. 軽油
  2. レギュラー
  3. ハイオク

の3種類があると思います。

この中のレギュラーとハイオクがガソリンに該当し、ガソリン車であってもハイオクを使用することが可能です。
そしてその逆の、ハイオク車にレギュラーを使用することもでき、この2つの燃料は互換性があるといえるでしょう。

しかしガソリンと軽油は全く違うため、燃料を間違って入れてしまうと車が壊れてしまいます。なぜならば軽油とガソリンでは引火点や発火点が違うからなのです。

燃料を入れ間違うなんてことはないだろう、と思う方もいるかもしれませんが、レンタカーなどで普段乗りなれていない燃料を使用する車種を選ぶと間違う場合もあります。
入れ間違いに気づいた場合、絶対にエンジンをかけないようにしましょう。

点火方法の違い

次に点火方法の違いです。ガソリン車には燃料と空気の混合気に点火するための、スパークプラグが取り付けられていますが、ディーゼル車にはそれがありません。
理由はディーゼル車で使用している軽油の特性として、ガソリンよりも発火点が低いからです。発火点の低いディーゼル車では、混合気を圧縮する熱で爆発が引き起こされます。しかし発火点の高いガソリン車では、圧縮熱だけでは自ら爆発することができないため、点火プラグを使用し強制的に爆発を引き起こしているのです。そのためガソリン車よりもディーゼル車の方が、圧縮する力が強いという特徴があります。

マツダのスカイアクティブなど例外はあるものの、基本的なディーゼル車の仕組みとして、高い圧力で爆発させているという構造は同じです。
また、できるだけ圧力を高くするため、燃料を噴射するインジェクターも、燃焼室に取り付けられています。

爆発の力で動力を生み出すという仕組みは同じであるものの、使用する燃料が違うというだけで構造自体の違いもあるのです。

ガソリン車とディーゼル車の維持費や車両価格を比較しながらご紹介!

ガソリン車とディーゼル車の構造に関しての大きな違いは上記の2つですが、構造が違うということは維持費や車体価格にも影響を及ぼします。
ディーゼル車は軽油だから維持費は安いだろう、と思っている方もいるかもしれません。

確かに燃料代だけを見ればディーゼル車は安い傾向にあります。しかしディーゼル車に搭載されている装置がガソリン車にはなかったり、その逆もあり使用されている装置の違いによってメンテナンス方法が変わるのです。また、ディーゼル車特有の装置もあり定期的なメンテナンスが必要となります。

燃費やメンテナンス内容、車体価格全てを合わせた場合、ディーゼル車とガソリン車ではどれほどの違いがあるのでしょうか。
では具体的にどう違うのかをご紹介していきます。

車体価格

車体価格はガソリン車よりもディーゼル車の方が高い傾向にあります。
もちろんガソリン車でもオプションでいろんな装備を取り付けると、車体価格は跳ね上がります。しかし基本的な価格で見た場合、ディーゼル車の方が価格は高くなっているのです。理由としてはディーゼル車の方がエンジンの圧力が高く、パワーがあるため同じ装置でも頑丈に作らなければならないという背景があります。

また、ディーゼル車特有の排気ガス洗浄装置もあり、排気ガスに関してはガソリン車よりも浄化装置は多いのです。
これらの値段が上乗せされることにより、車体価格が高くなります。ディーゼル車で車両を探しているのであれば、一般的な車体価格の相場よりも少し多めに見積もっておくことが大切だといえるでしょう。

維持費

次に維持費ですが、維持費に関しては年間どれだけ走行しているのかということが大きく影響します。維持費で考えた場合、ディーゼル車のメリットは軽油の安さです。
しかしほとんど使用しないのであれば、その恩恵を受けることは難しいでしょう。

そしていくら燃料代が安くても燃費が悪ければ意味がありません。近年では、1リットルで20㎞以上走るハイブリッド車が多く出回るようになりました。
ディーゼル車のハイブリッドはあまり出回っておらず、外国メーカーから作られているものの、日本ではあまり目にすることがないと思います。コスト面やスペースの問題があるのでしょうが、ディーゼル車を減らす方向に動いている現代において、乗用車でディーゼルハイブリッドが普及する可能性は極めて低く、燃費面ではガソリン車よりも劣るといえるでしょう。

つまり燃料費だけで見ると、必ずしもディーゼル車がよいとはいえないのです。
またディーゼル車の排気ガスはガソリン車よりも環境に悪いです。そのため排気ガスを無害にするための浄化装置も多く、近年ではトラックに用いられていた尿素SCRシステムも乗用車に採用されています。

この浄化装置は排気ガスにアドブルーという尿素水を吹きかけ、化学反応を起こし窒素と水蒸気という無害な物質に変化させます。アドブルーの見た目は水と同じで、使用すればするだけ減るため、定期的に給水する必要があります。
また、定期交換が必要なエンジンオイルの量も、ガソリン車よりディーゼル車の方が多いのです。つまり維持費と車体価格どちらも、ディーゼル車の方が高い傾向にあるといえるでしよう。

しかし価格以外の魅力があるのもディーゼル車です。力強い走りはガソリン車では味わえない特徴ですし、高いといっても年間何十万円も変わるわけではありません。
どちらを選ぶかは価格面はもちろんのこと、乗り心地や見た目など自分が重要とする部分をしっかりと決め選ぶことをオススメします。

まとめ

ディーゼル車とガソリン車の違いは燃料と点火方法です。また、維持費や車体価格に関してはどちらかといえば、ディーゼル車の方が高い傾向にあるでしょう。
しかしディーゼル車ならではの特徴もあるため、価格だけで決めるのはオススメしません。

現代は環境への影響が強い排気ガスの規制が厳しくなってきました。それに伴いディーゼル車も減少傾向にあります。
逆に捉えると、ディーゼル車を乗り回すことは今しかできなくなるかもしれないということです。もし現在ディーゼル車とガソリン車で悩んでいるのであれば、今回ご紹介したことを参考にしながら選んでみてはどうでしょうか。

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