ロードスターやポルシェなど!人気スポーツカーの車買取の相場は?

車買換え情報

日本国内にもファンが多いマツダのロードスターやトヨタのスープラ。これらの車はスポーツカーと言われています。

スポーツカーとは、自動車を分類する時に用いるカテゴリーの名称です。もともとは自動車競技用のレーシングモデルの中でも、ボディからタイヤが飛び出しているデザインのオープンホイールといわれる車両以外の競技車輌を、スポーツカーと呼び始めたと言われています。

一般的には競技車両ではなく、スポーツドライビングを楽しめる車、運転を楽しめる車がスポーツカーと言われているようです。

スポーツカーファンも気になる!スポーツカー車買取事情

スポーツカーのカテゴリに分けられる車の中には、スポーツセダンやスポーツクーペが多くを占めていますが、ポルシェカイエンなどのクロスオーバーSUVもスポーツカーの括りに入ることがあります。

高速走行時の運動性能に優れたスポーツカーは、車好きのドライバーから人気が高く、国産車・外国産車どちらも人気ですよね。現在スポーツカーを所有している人や、これからスポーツカーの購入を考えている人は、スポーツカーの車買取相場や市場事情が気になるのではないでしょうか。

こちらで、スポーツカーの車買取について知っておきたい情報をまとめていますので、ぜひご覧ください。

スポーツカーの生産地別の車買取事情

国産のスポーツカー、外国産のスポーツカー、スポーツカーを購入する際どちらを選ぶかは好みであったり、エンジンや性能、修理や点検がしやすいかなどいろいろなポイントが加味すると思います。こちらでは、生産地別に代表的なスポーツカーの車買取事情を紹介していますので、購入前や売却時の参考にぜひご覧ください。

国産車スポーツカーの車買取事情とは

国産のスポーツカーで近年最も売れた車というと、マツダのロードスターでしょう。2018年の販売台数ランキングでも一位を獲得した車で、1989年の発売開始からマツダを代表するスポーツカーです。では、こちらのロードスターの現在の車買取事情はどうなっているのか気になりますよね。

ロードスターは1989年に初代が販売を開始し、現在は2015年にフルモデルチェンジを行った4代目ロードスターとなっています。ロードスターで最も買取りが高くついているのはロードスターRFです。RFとはリトラクタブルファストバックの略称で、電動格納式ルーフになっており、搭載エンジンはロードスターよりも500cc排気量アップした2.0Lエンジンになってさらにパワフルな走行性能になっています。

現在は発売開始から4年が経過していますが、走行距離や状態の影響はあるものの買取価格は高い位置をキープしており、リセールバリューも高くなっています。また、2020年から2021年までマツダ100周年記念特別仕様車が販売されるため、スポーツカーやスペシャリティカーなどの限定装備車には人気が集まりやすいことから、今後希少車として買取が高くつく可能性があるでしょう。

外国産車スポーツカーの車買取事情とは

国産車だけでなく外国産のスポーツカーの人気も日本国内で高くなっています。中でも人気の高いスポーツカーというと、ドイツの自動車メーカーであるポルシェが販売しているポルシェのフラグシップモデルである911や、超高級スポーツカーとして人気の高いイギリスの自動車メーカーマクラーレンが2015年に発表した570Sなどがあります。

ポルシェ911は、1964年に初代を発売し、現在は8代目モデルが販売されています。1982年以降911にはカブリオレが用意されており、日本国内では販売台数としてはクーペが多いものの、世界ではカブリオレがクーペよりも販売台数が多いため、海外輸出を行う業者などでの買取ではカブリオレに価格がつきやすい傾向にあります。

8代目モデルの911カレラSカブリオレは2019年1月に発表されたため、日本国内での販売数自体もまだまだ少ないものの、今後買取り相場が期待できるモデルとなっています。

スポーツカーを高く売るコツ!

スポーツカーを所有している人は、ドライブが好きで、車が好きでという方が多いように思います。その方がスポーツカーを売却する時というと様々な事情があるのではないでしょうか。

環境に変化がありスポーツカーを手放すことになった、家族が増えて車内空間の広い車に乗り換えるなどもあるでしょう。また、年式が古くなったため燃費の良い車に乗り換えたい、故障などのトラブルが増えてきたので手放すことにしたという方もいます。こちらでは、スポーツカーを売却する要因に沿って、スポーツカーをより高く売るためのコツをご紹介します。

乗り換えから、まだまだ乗れるスポーツカーを売却する

家庭の環境の変化などにより、スポーツカーを売却することになったという方は、売却予定のスポーツカーの状態としてはまだまだ乗れるというクルマも少なくないでしょう。走行可能で車検も残っている状態のスポーツカーの売却先におすすめは、スポーツカーとしての再販の販路を多く持ち、専門的な販路に強い中古車買取店がおすすめです。

ロードスターや外国産車のスポーツカーなどは専門店が全国にあり、チューニングやカスタマイズが得意なお店もあります。カスタムを得意とするお店では、カスタマイズパーツなどのパーツ毎に査定をしてもらえることもあり、チューニング後の車が高額査定になることもあります。

逆をいえば、海外でのスポーツカーの販路を専門的にもつ中古車買取店では、スープラやスカイラインなどの車は純正パーツが揃っている状態である方が買取が付きやすくなっています。海外の国や地域の輸入ルールによってはカスタマイズカーは輸入禁止としている国もあり、純正パーツに付け替えなければ輸入が出来ないこともあるようです。

燃費が悪い、低年式、故障車のスポーツカーを売却する

燃費が悪い車、低年式、故障車のスポーツカーは中古車としての再販がむずかしいこともあり、中古車買取店では買取価格が付かなかったり、買取を断られてしまうことも少なくありません。ただし、売却先を間違えなければ燃費が悪かったり、古い低年式の車、故障して動かないといった車であっても買取がつくところがあるのです。

それは、部品やパーツを取り出して、リサイクルパーツとして活かし販売する販路を持っている中古車買取業者です。特にスポーツカーやチューニングカーは、競技走行用やドリフトレース用に使用することもあり事故や故障がおきやすいことがあります。そのような車では修理用部品を探している修理工場や、メーカーも多いため、リサイクルパーツの活用できる販路が多いのです。

人気のあるスポーツカーでも低年式で、生産が終わってしまっていることもあります。初代モデルなどの旧車スポーツカーファンも多いため、故障車や動かない状態でもコレクションとして探している人もいます。販路を選ぶことで買取がつくことがありますので、しっかりと売却先を選ぶようにしましょう。

車買取業者が欲しいスポーツカーとは

中古車買取業者が欲しい、中古車買取業者がオートオークション会場や中古車市場で探している車種やモデルとは、どんな車なのでしょうか。こちらで人気の高い車種やモデルをいくつかご紹介します。スポーツカーには大きく分けるとクーペとセダンタイプがあります。

クーペとは、2列シート2ドア箱型乗用車の分類名で、セダンとはトランクを持つノッチバック型乗用車のことです。ボンネット・キャビン・リアデッキと分かれている3ボックスカーのことをセダンといいます。

クーペならドイツのスポーツカー・ポルシェ911

スポーツカーにはクーペとセダンがありますが、特に中古車市場に置けるクーペのカテゴリーではポルシェ911の人気が高い傾向にあります。理由としては、ポルシェ911が長寿の人気車種で日本国内でも多く輸入販売がされており、国内在庫台数が多く流通数も多いことから、需要と供給のバランスが良いことが要因でしょう。

特に中古車市場ではポルシェ911の2011年から2019年まで生産されていた7代目モデルの人気が高くなっています。7代目ポルシェ911は燃費性能が先代に比べてアップしていたこと、また世界で初めての7段式マニュアルトランスミッションを選択が出来たため、よりドライビングが好きなドライバーからの評価が高いことが人気の要因です。

スポーツセダンの人気は日産スカイライン

中古車市場のスポーツセダンのカテゴリの中で人気の車種というと、日産自動車のスカイラインです。日産自動車のスカイラインは初代が1957年に販売を開始し、第一世代は2002年に生産を終了しました。その後第二世代が2001年から販売をスタート、現行車は2013年に販売を開始した13代目モデルです。

特に中古車市場で走行可能で買取がつきやすい車は日産スカイラインGT-Rです。中でもGT-RのR32型モデルは第二世代3代目スカイラインの中でも人気で、ツインターボエンジン搭載の走行性能の高さは国内外問わず認知されています。

GT-Rのモータースポーツにも使用されるエンジンは、部材としての価値も高いため、事故等で外装が大きく損傷していてもエンジンが動くなら、買取が期待できるなど、部品どり車としても高額取引がされている車種となっています。

不動車や故障車になったスポーツカーの車買取はどうする

不動車や故障車になってしまった、動かないスポーツカーは修理しようとすると部品が見つからず修理が出来なかったり、費用が高額になり車が購入できそうな価格になることも少なくありません。そのため、不動車や故障車は出来るだけ費用をかけずに廃車出来たらいいと考える方も多いようです。

スポーツカーは部材の価値が高い

廃車同然のスポーツカーは、廃車にお金を掛けたくないと考える方が多く、特に低年式車やカスタマイズカーは買取をあきらめてしまう方も多いようです。ところが、不動車や故障車、古くて部品が見つからず修理が出来ないそのスポーツカーには希少な部材が残っている可能性があります。

特に現在は北米輸入ルールの25年ルールを超えたスカイラインやトヨタ86、カローラレビンなどのクーペタイプのスポーツカーは、海外での中古車取引が高額に行われていることもあり、修理用部品として部品どり車両の価値があがっています。解体後にリサイクルパーツを輸出している業者においては、年式が古く生産終了になっている車両のリサイクルパーツを海外で売却し利益を得ていることもあるのです。

不動車や故障車のスポーツカーの廃車先を考えるなら、海外へのリサイクルパーツ輸出業者は、見積もりを一度はとってみることをおすすめします。

まとめ

高速走行時の運動性能に優れたスポーツカーの車買取における有益な情報をまとめてご紹介しました。中古車でスポーツカーを買う予定の方、長く所有していたスポーツカーをそろそろ売却予定の方へ、気になるスポーツカーの車買取について知っておきたい情報ばかりとなっていますので、ぜひ参考にしてみていただければ幸いです。