ミッション交換は自分でできるの?店で交換した場合の費用や必要な作業時間とは?

ミッション交換は自分でできるの?店で交換した場合の費用や必要な作業時間とは?

ミッションとは「トランスミッション」のことを指します。

変速装置のことを指すトランスミッションですが、走行距離が多くなれば壊れてしまう可能性が高くなり、交換も視野に入れなければならない状態になることもあります。

エンジン同様、トランスミッションの交換も決して安くはなく、まとまった金額が必要になってきます。

ミッションを交換したいけど、高いから自分でできないかな、と考えている方もいることと思います。

今回はミッションを自分で交換できるのか、店で交換した場合、必要になる費用や作業時間について解説していきます。

ミッションを交換する場合の費用や期間は?

ミッションとは「トランスミッション」の省略語です。

よくミッション車と呼ばれることもありますが、このミッションとトランスミッションは別物になります。

ミッション車(MT車)とは、マニュアルトランスミッションの省略語であり、シフト変更を手動で行う車のことを指します。

それに対しミッションとはトランスミッション、つまり変速機そのもののことを指すのです。

この記事ではトランスミッションのことを「ミッション」と呼んでいきます。

ミッションを交換するためにはドライブシャフトやその他、ミッション周りに設置されている装置の取り外しから始まります。

決して簡単な作業ではなく、ある程度知識と技術を持ち合わせた人でないとできない作業なのです。

では、ミッションを交換した場合、どのくらいの作業時間が必要でいくらかかるのかをご紹介していきます。

費用

ミッション交換を整備工場などで頼んだ場合、10万~100万円程の費用が必要です。

なぜこれほど費用に幅があるのかというと、交換するミッションが軽自動車のものなのか乗用車のものかで大きさや費用、工賃も変わってくるからです。

また、4WDなのか2WDなのかでも価格は変わります。

なぜかというと、4WDではドライブシャフトが設置されており、2WDでは行わない「ドライブシャフトの取り外し」という作業が追加されます。

つまり単純に作業が多くなるということです。

作業が多ければその分工賃は高くなります。

2WDであればドライブシャフトの取り外し作業が発生しないためその分、多少工賃が安くなったりするのです。

もちろん工賃は整備工場によって幅があります

比較的安い工賃で作業する整備工場もあれば、ディーラーのように工賃が高めに設定されている整備工場もあるため、作業をお願いする前に見積もりを出してらうことが大切です。

ミッションの交換ではもちろん新品を選ぶこともできますが、リビルト品を選ぶこともできます。

また、解体した車からまだ使用できるトランスミッションを中古で販売していることもあるため、予算にあった選択をすることをオススメします。

期間

トランスミッションの交換期間の目安は1週間程度です。

理由はさまざまですが、部品の発注から作業、交換後の試運転など必要な作業が多く、駆動系を触る場合、ミスが事故に直結することから慎重な作業が求められます。

また大きな車であれば、1人で作業するのは難しく他の作業員に手伝ってもらう場合もあります。

1人で経営しているような小さな整備工場では、ミッション交換のために人を呼び作業を手伝ってもらわなければならず、日時を合わせるのに時間が必要となってくることも考えられるのです。

ミッションオイルもエンジンオイル同様、長年の使用で劣化したり汚れが蓄積されたりします。

エンジンオイルのようにフィルターがない分、溜まった汚れはミッションオイルの中で拡散し、狭い隙間などに詰まる場合があります。

ミッションを交換するということは、ミッションオイルも同時に交換が必要となってくるため、オイルを交換したことによって新しいトラブルが発生してしまうこともあるのです。

このようにミッションの交換では、作業後も安全に走行できるかどうかの判断時間も必要となってくるため、余裕を持った期間設定にしているという背景もあります。

ミッション交換を自分でするのが難しい理由とは

大きな車であれば、取り付けられているトランスミッションも大きく、自分で交換するのは難しいだろうと想像できます。

しかし、軽自動車などのような小さな車であれば、自分で交換できるのではないかと考える方もいることと思います。

簡単そうに見える軽自動車のミッション交換も、技術や知識は必要です。

では、なぜ自分で交換することをオススメしないのかを解説していきます。

必ずジャッキアップが必要

ミッションは車の下回りに設置されています。

ミッションを下ろそうと思った場合、必ずジャッキアップが必要であり自宅にガレージなどのような場所がなければ、車を上げ続けておくのは困難です。

ミッション交換の経験もなく、近くに教えてくれる人もいなければ1日で作業を終えることは難しいと思われます。

何日もジャッキアップできる場所がある人は少なく、仮に上げ続けることができたとしても馬などでは車が低く、十分な作業スペースを確保できなのではないかと思います。

もちろん整備士をしていて、今まで交換したことがある経験者ならば馬で上げた車でも、ミッション交換をすることは可能です。

しかし、技術や知識があまりない一般の方であれば、作業スペースが狭いという時点で難しい作業となってしまいます。

また、ミッションを降ろすことができたとしても、軽自動車でもある程度の重さがあるため顔などにぶつけるとケガをする恐れがあり危険です。

車の知識が無ければ壊してしまう可能性も

ミッション交換をしようと思えば、ミッション周辺の装置も外す必要があり車に関して詳しい知識が必要です。

分解するのは意外と簡単ですが、分解した装置を組み付けるためには、どの部分にどのように取り付けてあるのか知っておく必要があります。

つまり行き当たりばったりで作業していると、ボルトが余ってしまったり、締め付けなければならないボルトを締め忘れたりしてしまう可能性が高いということです。

工具もある程度充実させておく必要があります。

ミッションの交換は作業スペースが狭い中での作業となるため、工具の種類が少ない場合、ボルトやネジなどを無理な角度で締め付けてしまう可能性もあるのです。

無理な角度でボルトやネジを締め付けると、ネジの頭をなめたりネジ山が潰れてしまうことも考えられます。

そうなってしまうと、補修はできなくなりさらに修理箇所が増えてしまいます。

たった一つのボルトを締め忘れたり付け忘れたりするだけで、車が壊れてしまう可能性もゼロではないのです。

そしてミッションオイルを入れる作業は、エンジンオイルのように単純ではなく、シフトレバーを「N」に入れ循環させながらの作業であり、ある程度の知識が求められます。

つまりミッションを自分で交換しようと思った場合、これらのリスクを背負わなくてはならないということです。

まとめ

ミッションの交換を店にお願いするのであれば、10万~100万円ほどの費用が必要です。

そして作業期間は余裕を持って、1週間ほどと考えておく必要があります。

故障原因はさまざまですが、主な原因は長年の使用による経年劣化が多いミッションですが、交換するためにはまとまった費用と期間が必要なのです。

自分で交換することも無理ではありませんが、技術や知識が求められるため、難易度は高い作業となります。

近年のミッションは性能が高く、なかなか壊れづらい傾向にあります。

10万キロ以上走った車では壊れる可能性もありますが、ミッションが壊れたということは、その他のパーツも今後トラブルが発生する可能性が高いと考えることもできます。

場合によっては乗り換えた方が安くなる場合もあるため、交換以外の選択肢も視野に入れておくことが大切です。

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