令和3年2月3日に、対象期間に製作された日野自動車のデュトロの計40,305台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出された日野自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。また、リコール対象車となったときの対応方法のほかリコール対象車をお得に廃車する方法についてもご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
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日野自動車令和3年2月3日リコール情報
令和3年2月3日にリコール届出がされた日野自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
日野自動車(デュトロ)令和3年2月3日リコール届出の対象車
令和3年2月3日にリコール届出がされた日野自動車「デュトロ」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:日野自動車 デュトロ
型式:2SG-XKC605M
対象期間:平成31年4月26日~令和2年12月9日
車台番号:XKC605-0001983~XKC605-0002061
リコール対象車台数:63台
型式:2SG-XKU605M 2SG-XKU605X
対象期間:令和元年5月7日~令和2年11月9日
車台番号:XKU605-0001431~XKU605-0001559
リコール対象車台数:111台
型式:2SG-XKU645M
対象期間:令和元年 10 月 3 日
車台番号:XKU645-0001066
リコール対象車台数:1台
型式:2SG-XKU655M
対象期間:令和元年5月7日~令和2年12月4日
車台番号:XKU655-0001245~XKU655-0001372
リコール対象車台数:118台
型式:2SG-XKU702M
対象期間:令和元年7月1日~令和2年10月30日
車台番号:XKU702-0001038~XKU702-0001062
リコール対象車台数:21台
型式:2SG-XKU710M
対象期間:平成31年4月26日~令和2年11月10日
車台番号:XKU710-0002964~XKU710-0003095
リコール対象車台数:124台
型式:2SG-XKU712M
対象期間:令和元年5月13日~令和2年11月30日
車台番号:XKU712-0001297~XKU712-0001577
リコール対象車台数:263台
型式:2SG-XKU722M
対象期間:令和元年6月10日~令和2年7月16日
車台番号:XKU722-0001041~XKU722-0001075
リコール対象車台数:25台
型式:2RG-XZC600T
対象期間:令和元年6月3日~令和2年12月11日
車台番号:XZC600-0013470~XZC600-0014408
リコール対象車台数:757台
型式:2PG-XZC605M 2RG-XZC605M
対象期間:平成31年4月26日~令和2年12月11日
車台番号:XZC605-0024483~XZC605-0029829
リコール対象車台数:2,954台
型式:2RG-XZC630T
対象期間:令和元年6月3日~令和2年10月28日
車台番号:XZC630-0002153~XZC630-0002199
リコール対象車台数:33台
型式:2RG-XZC645M
対象期間:平成27年3月27日~令和2年11月4日
車台番号:S331B-0009151~S331B-0022046
リコール対象車台数:7,805台
型式:2RG-XZC655M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月10日
車台番号:XZC645-0004874~XZC645-0005330
リコール対象車台数:285台
型式:2RG-XZC655M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月10日
車台番号:XZC655-0005600~XZC655-0006511
リコール対象車台数:670台
型式:2KG-XZC675M 2KG-XZC675T
対象期間:令和元年5月7日~令和2年12月10日
車台番号:XZC675-0004471~XZC675-0004983
リコール対象車台数:289台
型式:2RG-XZC710M
対象期間:令和元年5月7日~令和2年12月8日
車台番号:XZC710-0004581~XZC710-0005241
リコール対象車台数:453台
型式:2PG-XZU600E 2RG-XZU600E 2RG-XZU600T 2RG-XZU600X
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月11日
車台番号:XZU600-0022859~XZU600-0032141
リコール対象車台数:5,876台
型式:2PG-XZU602F
対象期間:令和元年9月9日~令和2年11月24日
車台番号:XZU602-0001190~XZU602-0001228
リコール対象車台数:37台
型式:2PG-XZU605M 2RG-XZU605M 2RG-XZU605X
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月11日
車台番号:XZU605-0024157~XZU605-0032076 4,900
リコール対象車台数:4,900台
型式:2RG-XZU630T
対象期間:令和元年5月21日~令和2年12月11日
車台番号:XZU630-0004148~XZU630-0004823
リコール対象車台数:435台
型式:2RG-XZU640M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月9日
車台番号:XZU640-0006443~XZU640-0007097
リコール対象車台数:384台
型式:2PG-XZU642F 2PG-XZU642J
対象期間:令和元年5月27日~令和2年11月17日
車台番号:XZU642-0001405~XZU642-0001536
リコール対象車台数:124台
型式:2RG-XZU645M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月11日
車台番号:XZU645-0004991~XZU645-0006499
リコール対象車台数:832台
型式:2RG-XZU650M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月11日
車台番号:XZU650-0011467~XZU650-0012463
リコール対象車台数:688台
型式:2PG-XZU652F
対象期間:令和元年5月7日~令和2年12月11日
車台番号:XZU652-0001568~XZU652-0001877
リコール対象車台数:287台
型式:2PG-XZU655M 2RG-XZU655M
対象期間:平成31年4月26日~令和2年12月11日
車台番号:XZU655-0011446~XZU655-0013842
リコール対象車台数:1,582台
型式:2KG-XZU675M 2KG-XZU675T
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月11日
車台番号:XZU675-0010826~XZU675-0013279
リコール対象車台数:1,702台
型式:2KG-XZU685M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月10日
車台番号:XZU685-0008607~XZU685-0010425
リコール対象車台数:1,357台
型式:2KG-XZU695M
対象期間:令和元年5月7日~令和2年12月11日
車台番号:XZU695-0004785~XZU695-0005401
リコール対象車台数:451台
型式:2RG-XZU700M
対象期間:平成31年4月26日~令和2年12月11日
車台番号:XZU700-0009993~XZU700-0011709
リコール対象車台数:119台
型式:2PG-XZU702M 2PG-XZU702X 2RG-XZU702M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月1日
車台番号:XZU702-0001371~XZU702-0001638230
リコール対象車台数:230台
型式:2RG-XZU710M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月11日
車台番号:XZU710-0028235~XZU710-0031939
リコール対象車台数:1,679台
型式:2PG-XZU712M 2RG-XZU712M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月10日
車台番号:XZU712-0006264~XZU712-0009642
リコール対象車台数:2,833台
型式:2RG-XZU720M
対象期間:令和元年5月7日~令和2年12月10日
車台番号:XZU720-0016941~XZU720-0018951
リコール対象車台数:490台
型式:2PG-XZU722M 2RG-XZU722M
対象期間:令和元年5月6日~令和2年12月1日
車台番号:XZU722-0004777~XZU722-0007421
リコール対象車台数:1,452台
型式:2KG-XZU775M
対象期間:令和元年5月9日~令和2年12月7日
車台番号:XZU775-0003278~XZU775-0003787
リコール対象車台数:354台
車名通称名:トヨタ ダイナ200 ダイナ300 ダイナ400 トヨエースG25 トヨエースG35 トヨエースG45
型式:2SG-XKC605
対象期間:令和元年6月6日~令和2年10月8日
車台番号:XKC605-0001990~XKC605-0002056
リコール対象車台数:15台
型式:2SG-XKU605
対象期間:令和元年6月26日~令和2年5月19日
車台番号:XKU605-0001447~XKU605-0001536
リコール対象車台数:14台
型式:2SG-XKU645
対象期間:令和元年12月5日
車台番号:XKU645-0001067
リコール対象車台数:1台
型式:2SG-XKU655
対象期間:令和元年10月4日~令和2年3月13日
車台番号:XKU655-0001271~XKU655-0001306
リコール対象車台数:9台
型式:2SG-XKU702
対象期間:令和2年3月10日~令和2年7月30日
車台番号:XKU702-0001046~XKU702-0001057
リコール対象車台数:4台
型式:2SG-XKU710
対象期間:平成31年4月26日~令和2年7月10日
車台番号:XKU710-0002959~XKU710-0003067
リコール対象車台数:6台
型式:2SG-XKU712
対象期間:令和元年6月26日~令和2年11月10日
車台番号:XKU712-0001319~XKU712-0001567
リコール対象車台数:7台
型式:2SG-XKU722
対象期間:令和元年7月5日~令和2年7月31日
車台番号:XKU722-0001043~XKU722-0001076
リコール対象車台数:11台
型式:2RG-XZC600D
対象期間:令和元年6月4日~令和2年12月11日
車台番号:XZC600-0013498~XZC600-0014409
リコール対象車台数:164台
型式:22PG-XZC605 2RG-XZC605
対象期間:平成31年4月26日~令和2年12月11日
車台番号:XZC605-0023363~XZC605-0029833
リコール対象車台数:1,960台
型式:2RG-XZC630D
対象期間:令和元年5月21日~令和2年11月5日
車台番号:XZC630-0002152~XZC630-0002200
リコール対象車台数:16台
型式:2RG-XZC645
対象期間:令和元年5月31日~令和2年12月7日
車台番号:XZC645-0004897~XZC645-0005327
リコール対象車台数:159台
型式:2RG-XZC655
対象期間:令和元年5月29日~令和2年12月3日
車台番号:XZC655-0005663~XZC655-0006499
リコール対象車台数:131台
型式:2KG-XZC675 2KG-XZC675D
対象期間:令和元年5月29日~令和2年11月25日
車台番号:XZC675-0004490~XZC675-0004980
リコール対象車台数:196台
型式:2RG-XZC710
対象期間:令和元年5月15日~令和2年12月9日
車台番号:XZC710-0004585~XZC710-0005244
リコール対象車台数:118台
型式:2RG-XZU600A 2RG-XZU600D 2RG-XZU600H
対象期間:令和元年5月31日~令和2年12月9日
車台番号:XZU600-0024681~XZU600-0032086
リコール対象車台数:538台
型式:2PG-XZU602W
対象期間:令和2年2月27日
車台番号:XZU602-0001204
リコール対象車台数:1台
型式:22PG-XZU605 2RG-XZU605 2RG-XZU605A
対象期間:令和元年5月15日~令和2年12月10日
車台番号:XZU605-0025475~XZU605-0032065
リコール対象車台数:1,532台
型式:2RG-XZU630D
対象期間:令和元年6月19日~令和2年12月3日
車台番号:XZU630-0004336~XZU630-0004811
リコール対象車台数:47台
型式:2RG-XZU640
対象期間:令和元年6月5日~令和2年11月27日
車台番号:XZU640-0006487~XZU640-0007077
リコール対象車台数:74台
型式:2PG-XZU642W
対象期間:令和元年8月6日~令和2年10月2日
車台番号:XZU642-0001422~XZU642-0001521
リコール対象車台数:2台
型式:2RG-XZU645
対象期間:令和元年5月16日~令和2年12月2日
車台番号:XZU645-0005317~XZU645-0006477
リコール対象車台数:319台
型式:2RG-XZU650
対象期間:令和元年5月30日~令和2年12月10日
車台番号:XZU650-0011492~XZU650-0012459
リコール対象車台数:74台
型式:2PG-XZU652W
対象期間:令和元年6月10日~令和2年7月30日
車台番号:XZU652-0001590~XZU652-0001825
リコール対象車台数:8台
型式:2PG-XZU655 2RG-XZU655
対象期間:令和元年5月23日~令和2年12月11日
車台番号:XZU655-0011646~XZU655-0013839
リコール対象車台数:613台
型式:2KG-XZU675 2KG-XZU675D
対象期間:令和元年5月27日~令和2年12月7日
車台番号:XZU675-0011250~XZU675-0013257
リコール対象車台数:315台
型式:2KG-XZU685
対象期間:平成31年4月26日~令和2年12月11日
車台番号:XZU685-0008600~XZU685-0010423
リコール対象車台数:228台
型式:2KG-XZU695
対象期間:令和元年5月23日~令和2年12月11日
車台番号:XZU695-0004824~XZU695-0005402
リコール対象車台数:135台
型式:2RG-XZU700
対象期間:令和元年6月13日~令和2年12月8日
車台番号:XZU700-0010177~XZU700-0011696
リコール対象車台数:48台
型式:2PG-XZU702 2PG-XZU702A 2RG-XZU702
対象期間:令和元年6月5日~令和2年11月12日
車台番号:XZU702-0001387~XZU702-0001617
リコール対象車台数:33台
型式:2RG-XZU710
対象期間:令和元年5月17日~令和2年12月11日
車台番号:XZU710-0028325~XZU710-0031936
リコール対象車台数:626台
型式:2PG-XZU712 2RG-XZU712
対象期間:令和元年5月30日~令和2年12月9日
車台番号:XZU712-0006427~XZU712-0009637
リコール対象車台数:309台
型式:2RG-XZU720
対象期間:令和元年5月20日~令和2年12月10日
車台番号:XZU720-0016990~XZU720-0018944
リコール対象車台数:124台
型式:2PG-XZU722 2RG-XZU722
対象期間:令和元年5月22日~令和2年12月11日
車台番号:XZU722-0004838~XZU722-0007420
リコール対象車台数:364台
型式:2KG-XZU775
対象期間:令和元年5月23日~令和2年12月11日
車台番号:XZU775-0003303~XZU775-0003790
リコール対象車台数:125台
日野自動車「デュトロ」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされた日野自動車(デュトロ)の不具合の部位は排出ガス発散防止装置(エンジン制御プログラム)です。
不具合の状況及び原因は、排出ガス発散防止装置において、エンジン制御コンピュータのプログラムが不適切であることが判明しました。そのため、ターボチャージャから故障診断結果がエンジン制御コンピュータに送信されないため、ターボチャージャが故障してもエンジン警告灯が点灯しない状態となっています。
改善内容としては、全車両、エンジン制御プログラムを対策仕様に修正します。
社内からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は無となっています。
日野自動車「デュトロ」とはどんな車?
今回リコールの届け出があった日野自動車のデュトロは、日野自動車が1999年から販売を開始した2トン~3トン積みクラスの小型・中型トラックです。日本国外では、デュトロではなくHINO300シリーズとして販売されているトラックです。日野自動車がは小型貨物車の自社ブランド生産をデュトロを生産するまで行っていませんでしたが、トヨタとの共同開発により、自社生産ブランドのデュトロを1999年に販売することになりました。こちらでは、日野自動車のデュトロについて詳しくご紹介します。
日野自動車のデュトロは運転手ファースト
日野自動車から販売されているデュトロは、運転手ファーストともいえる乗り手ファーストのトラックとして設計がされています。現行車の2代目デュトロは、安全性能も最新技術を搭載しており、PCSプリクラッシュセーフティ(歩行者(昼夜)・自転車運転者(昼)検知機能付衝突回避支援タイプ)を搭載、広い視野と死角の少ない視界によって歩行者の確認がより早くできるようになっています。機動性の高い最小回転半径4.4mは、狭い道路の走行や縦列駐車もしやすく、軽自動車に近い小回りの良さがあるため小型・中型トラックでありながら取り回しのよい車となっています。
リコール対象車ってなに?
リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことを指します。リコール制度とは、道路運送車両法に基づく自動車やオートバイに、設計や製造段階による不具合が発見された場合に、その不具合により保安基準に不適合となる場合、メーカーや輸入業者が無料で回収を行い修理を行う制度のことです。自動車やオートバイにおけるメーカーによる自主改修は、リコール、改善対策、サービスキャンペーンの3つがあります。
リコール
リコールとは、自動車の構造または性能が自動車の安全上、道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態もしくは、適合していない状態で原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
改善対策
改善対策とは、自動車の構造または性能が基準不適合状態ではないが、安全上または道路運送車両の保安基準上放置できなくなるおそれあるまたは放置できないと判断される状態で、原因が設計または製造段階の過程にある場合にその旨を国土交通大臣に届け出て自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
サービスキャンペーン
サービスキャンペーンとは、リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが自主的に自動車を回収し無料で修理を行う制度のことです。
リコール対象車になったら?
所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。では、リコール通知が届いたらどうすれば良いのか?しなければいけないことやしてはいけないこととは?リコール対象車となった時の対応方法について詳しくご説明いたします。車のリコールは年々増加傾向にあります。近年では年間400件以上のリコール届けが提出されており、決して珍しいことではありません。車を所有している方であればだれしもにリコール対象車となる可能性があるのです。
メーカーで点検・修理をしてもらう
所有している車がリコール対象車となったら、まずは自動車メーカーもしくはディーラーに問い合わせをしましょう。問い合わせ先はリコール通知に記載されています。リコール内容によっては代車を用意してもらう必要があるケースもありますので、日程等の打ち合わせをしましょう。あちは、点検・修理を行ってもらえば大丈夫です。リコール箇所の点検・修理は無料となっていますので、費用も心配はいりません。
リコール対象車を放っておいた場合
所有している車がリコール対象車であるにも関わらず放っておいた場合、事故に繋がる可能性があります。リコール制度は未然に事故を防ぐためのものです。その制度を受けないとなると事故に繋がる可能性も考えられるでしょう。また、リコール対象箇所によっては車検通らないケースもあります。所有している車がリコール対象車となった場合には、出来るだけ車検よりも前にはやめに点検・修理の依頼を行いましょう。
中古車であってもリコール対象
所有している車が中古車で購入した車であっても、リコール制度の対象となります。中古車購入をした際は、購入時に過去にリコール対象歴がないかどうかや過去にリコール対象歴あった場合には点検・修理などの対応がきちんと行われたかどうかを確認しておいた方が良いでしょう。確認は過去の整備記録などから可能となっています。万が一未対応の場合、リコール制度に有効期限はありませんので、気づいた時点で自動車メーカーに連絡を取り、点検・修理を行ってもらうようにしてください。
リコール対象車の調べ方
所有している車がリコール対象車になった場合、自動車メーカーもしくは販売店などからリコール通知が届きます。しかし、引っ越しなどをしており変更登録の手続きを行っていない場合は届かない可能性も考えられます。万が一の時のリコール通知を確実に受け取るために、引越をして住所が変わった場合には変更登録の手続きを、自動車の所有者が変わった場合には移転登録の手続きを必ず15日以内に行うようにしましょう。変更登録や移転登録は必ず行わないといけないことであり、もしこれらの手続きを怠ると道路運送車両法により罰金が課せられることもありますのでご注意ください。
では、リコール通知での通達以外に所有している車がリコール対象車かどうか調べるにはどうしたら良いのか?リコール対象車の調べ方についてご紹介いたします。不安な方や心配な方は、一度調べてみてはいかがでしょうか?
リコール情報検索アプリで調べる
リコール情報検索アプリをご存じでしょうか?リコール情報検索アプリとは。AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマートフォン用アプリです。リコール情報検索アプリを使用することで、リコール対象車かどうかを簡単に調べることが可能となっています。手順は、アプリをダウンロードし、車検証に記載されている車検証QRコードの読み取りもしくは車台番号を入力するだけです。リコール情報検索アプリを使用して、ご自身が所有している車がリコール対象車かどうか調べたい方は、以下からタウンロードできますのでご利用ください。
GooglePlay(Android)からリコール情報検索アプリをダウンロード
Apple Storeからリコール情報検索アプリをダウンロード
リコール・不具合情報検索システムで調べる
リコール・不具合情報検索システムとは、国土交通省のシステムです。国土交通省のホームページに記載されています。自動車本体のほか、チャイルドシートやタイヤのリコール対象も検索することが可能となっています。しかし、生産工場やグレードの違い等によって対象とならない車輌も含まれている場合がありますのでご注意ください。個別の車輌の確認は各自動車メーカーへ問い合わせをしましょう。また、国土交通省ではリコールの迅速かつ確実な実施のために車に関する不具合情報も集めていますので、自動車、チャイルドシート、タイヤに不具合を感じた場合は、自動車不具合情報ホットラインへ問い合わせをしましょう。
リコール対象車をお得に廃車する方法
リコール対象車となったことをきっかけに新しい車への乗り換えを考える方や処分しようとしている車が過去にリコール対象歴があるという方もいらっしゃるでしょう。では、リコール対象車はどのように処分するのがよいのでしょうか?車の処分となると高い費用が掛かるイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、リコール対象車を含め車は費用をかけずに処分をすることが可能なのです。しかし、費用をかけずに処分をするには処分の依頼先選びがとても重要となってきます。つぎに、リコール対象車をお得に廃車する方法についてご紹介いたします。リコール対象車もしくはリコール対象歴のある車の廃車をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
リコール対象歴があっても売却が可能
リコール対象歴がある車となると、買取りしてもらえるのかという不安を抱く方もいるでしょう。しかし、車の査定にリコール対象歴は影響ありません。車の買取り査定というのは基本的には、メーカーや車種、年式や走行距離、事故歴や修復歴をもとに算出されます。ここで注意してほしいのが、リコール対象歴は車の査定に影響ありませんが、リコール対象箇所以外の事故歴や修復歴は車の査定に大きく影響をしてしまうという事です。リコール対象歴の有無は査定に影響しませんので、問題なく売却が可能となっています。
廃車買取業者へ依頼
リコール対象車を含め車をお得に売却する方法としておすすめしたいのが、廃車買取業者へ依頼をするという事です。廃車買取業者は廃車を専門としている車の買取業者で、車の引取りから解体、陸運局での廃車に関する手続きの代行まですべてをまとめて依頼することが可能となっています。また、廃車買取業者では年式の古い車や走行距離の多い車、動かない事故車やボロボロの車などであっても対応をしてくれます。もちろんリコール対象歴がある車の依頼も可能となっています。それだけではなく、レッカー代などの引取り費用や解体費用、廃車手続き代行費用などの費用が無料となっている廃車買取業者がほとんどなのです。車の売却をご検討されている方は、廃車買取業者へご相談されてみてはいかがでしょうか。
おすすめの廃車買取業者
全国で車買取の展開をしているカーネクストは、自宅からインターネットフォーム問合せやお電話での査定申込が可能となっており、経験実績豊富な担当者は実車を見ることなく概算の査定価格をすぐにお伝えすることができます。概算ではなく、詳細に車査定を受けたいという方は、お手元に車検証を用意していただき、車の状態や現走行距離も伝えるようにできていると、しっかりとした確定の査定額まで教えてもらうことが出来ます。実車査定はないため手軽に受けることができますし、検討中の方は査定だけでも無料でしてもらうことができますので、時間があるときに一度問合せされてみるだけでもおすすめです。