廃車にする車の自賠責保険料が返金される手続き方法

車を廃車にすると自賠責保険料が返金される仕組みになっています。どのような手続きを行うと自賠責保険料の還付を受けることができるのでしょうか?還付を受けるために必要な情報について詳しく解説します。

自賠責保険料の返金の金額について

廃車にすると自賠責保険料の還付はいくらぐらい返金されるのでしょうか?

自賠責保険料とは、公道を走る車が必ず加入しなければならない保険です。別名「強制保険」とも言います。車検の時に2年分をまとめて支払う仕組みになっています。車を廃車にすると車検の際に支払った保険料のうち廃車した日から車検満了日まで自賠責保険料が返金されます。

こちらでは、自賠責保険料の返金の金額や時期についてご紹介します。

自賠責保険料の返金額の計算方法

それでは、自賠責保険料を25,830円納めている場合の還付金について計算を行ってみましょう。

車検が残り5ヶ月だった場合

一ヶ月分の自賠責保険料を算出:1,076円(25830円÷24ヶ月)

還付金計算式 = 一ヶ月分の自賠責保険料 × 車検の残り5ヶ月 = 5,380円

もし、自賠責保険料の算出ができない場合は、契約している保険会社に問合せるといいでしょう。自賠責保険料の返金額を教えてくれます。

自賠責保険の還付を受けるための残期間

廃車にした日から自賠責保険の満了日までの残り期間によって還付の条件について説明します。

自賠責保険料の返金額は、返金手続きを行った翌月から、保険の契約期間までの月割り金額が返ってきます。自賠責保険料は保険期間が1ヶ月以上残っていると返金申請をする事で受け取ることができます。

ここで注意するポイントは2つ

  1. 廃車手続き後、保険会社に解約手続きを行わなければ還付されません。
  2. 自賠責保険料の算出は、「廃車日」ではなく「解約日」で行います。

こちらで説明の通り自賠責保険料の返金額は、自賠責保険料の「解約日」から車検満了日までの保険料となりますので廃車手続きが完了したら速やかに自賠責保険の解約をしましょう。

自賠責保険料が返金される時期

廃車をすることで普通車・軽自動車ともに自賠責保険料は返金されます。返金される時期は、自賠責保険の解約手続きが終わってから1週間から2週間程度で指定した銀行口座に振り込まれます。もし、1ヶ月以上経っても振り込まれない場合は、契約していた保険会社に確認する必要があります。自賠責保険の解約手続きが終わったら完了ではありません。還付金が指定口座に振り込まれたら完了ですので振り込み確認まで行いましょう。

自賠責保険を解約する手続きの手順

自賠責保険の解約は、どのような手順で手続きを進めればよいのでしょうか。

自賠責保険料を返金してもらうためには、加入している保険会社で直接解約の手続きをする必要があります。自賠責保険を解約する前に、必ず運輸支局や軽自動車検査協会で廃車手続きを行う必要があります。

こちらでは、自賠責保険を解約する手続きの手順についてご紹介します。

廃車手続きを運輸支局や軽自動車検査協会で行う

まず、自賠責保険を解約するためには、所有している車を陸運局で廃車手続きをする必要があります。廃車手続きの必要書類を揃えて運輸支局や軽自動車検査協会に提出し、廃車の手続きを行います。廃車手続き(永久抹消登録・一時抹消登録・輸出抹消仮登録)を行うことで自賠責保険の解約申請をすることができます。廃車手続きが終わらないと自賠責保険の解約申請をすることができません。

自賠責保険の解約手続きをする

廃車手続きが完了したら自賠責保険の解約手続きに必要な書類を準備して申請を行ないましょう。自賠責保険の解約手続きは2つの方法で行うことができます。

  1. 加入している自賠責保険会社に郵送で解約手続きを行う
  2. 最寄の営業店に依頼する

一般的には、郵送による解約手続きを行うケースが多いと思いますので、こちらでは郵送で解約手続きを行う必要書類についてご説明します。

自賠責保険の解約手続きに必要な書類

  1. 自賠責保険証明書の原本
  2. 本人確認書類
  3. 廃車証明書(※1)

※1 廃車手続きで発行される証明書が異なりますの覚えておきましょう。

永久抹消登録の場合:「登録事項証明書」が発行される。

一時抹消登録の場合:「登録識別情報等通知書または、自動車検査証返納証明書」が発行される

輸出抹消仮登録の場合:「輸出予定届出証明書」が発行される。

発行された廃車証明書は、失くさないように管理しましょう。廃車証明書をなくした場合、スムーズに自賠責保険の解約手続きを進めることができません。返金される自賠責保険料が減る可能性があるので注意してください。

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自賠責保険の解約で注意する点について

自賠責保険を解約する際に注意しておきたい2点をご紹介します。解約手続きに時間をかけてしまうと還付金の額が減ってしまいます。

こちらでは、自賠責保険の解約で注意する点をご紹介します。

保険の代理店では解約の手続きができない

保険の代理店では解約手続きを取ることができません。 自賠責保険を解約する場合は、保険会社に直接郵送か電話により連絡するか営業店へ直接出向く必要がありますので注意しましょう。郵送または電話での解約手続きの場合、手続きまでに時間がかかります。営業店へ直接行ける方は、営業店での解約手続きをオススメします。

契約者が違う場合は名義変更が必要

自賠責保険を解約する車の契約者名義が変わっている場合は、名義変更を行ってから解約の手続きを行います。車自体の名義は変更してあっても自賠責保険はそのままになっているケースがあるため気を付ける必要があります。 名義変更を行う場合、解約するまでに時間がかかります。事前に確認してスムーズに手続きを行うようにしましょう。

自賠責保険の名義変更に必要な書類

  1. 異動承認請求書
  2. 権利譲渡通知書
  3. 自賠責保険証明書
  4. 自働車売買契約関係書類
  5. 車検証

保険会社によって名義変更に必要な書類が多少異なる場合もあります。名義変更で分からないことがあれば保険会社に確認すると間違いないです。

自賠責保険料の返金に関するまとめ

廃車手続きをした時点で車検の残り期間がある車を廃車にする場合、自賠責保険の解約手続きをする事で自賠責保険料の返金を受けることができます。

解約手続きなんて面倒だと思う方もおられるかもしれませんが、こちらの記事でもご紹介させて頂きました通り車検の残り期間によっては1万円以上の返金額を受け取ることができる場合があります。もし、ご自身で自賠責保険料の返金手続きをするのが面倒だという方は、廃車買取の専門業者に依頼しましょう。そうすることで、自賠責保険料の返金額が廃車の買取額に上乗せして買い取ってくれます(通常は自動車の廃車も依頼する事が条件)。