車庫証明はどのように取得する?車庫証明の取り方を徹底解説!

車庫証明とは、自動車の保管場所を確保していることを証明する書類のことです。正式名称は自動車保管場所証明書といいますが、車庫証明や車庫証明書と呼ばれることが多いです。車庫証明書は自動車を購入するときや車の所有者の変更、住所変更手続きを行うときに必要となります。車庫証明書の交付を受けるには、保管場所(車庫)の住所を管轄する警察署に申請を行い、保管場所の確認を取ってもらう必要があります。また、例外として地域によっては取得不要な場合もありますので、自治体のホームページなどで確認をしておきましょう。

こちらの記事では、車庫証明の取り方について詳しくご紹介いたします。車庫証明の取得が必要な方はこちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

車庫証明を取得するには

車庫証明を取得するにはどのようにすれば良いのか?車庫証明の交付を受けることが出来る条件、車庫証明の取得に必要な書類、車庫証明の取得にかかる費用について詳しくご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。

車庫証明の交付を受けることが出来る条件

車庫証明の交付を受けるためには、以下の3つの条件に当てはまらなければいけません。

  1. 自動車の使用の本拠の位置から2メートル以内(地図上での直線距離)の保管場所であること
  2. 道路から支障なく出入りができ、自動車の全体が収容できる保管場所であること
  3. 自動車の保有者が、自動車の保管場所として使用する権利を持っている保管場所であること

車庫証明の取得に必要な書類

車庫証明の取得に必要な書類は以下の通りです。

  1. 自動車保管場所証明申請書
  2. 保管場所標章交付申請書
  3. 保管場所の所在図・配置図
  4. 保管場所使用権原疎明書面(自認書)or 保管場所使用承諾書
  5. 自動車の本拠の位置とその位置を確認できるもの
  6. 駐車場の賃貸契約書のコピー(賃貸駐車場使用者の場合のみ)
  7. 認印
  8. 身分証明書
  9. 手数料

車庫証明の取得にかかる費用

普通自動車と軽自動車では、車庫証明の取得にかかる費用が異なってくるほか、各都道府県によっても車庫証明の取得にかかる費用が異なってきます。普通自動車の車庫証明の取得にかかる費用はおおよそ2,500~2,800円、軽自動車の車庫証明の取得にかかる費用はおおよそ500~600円となっています。都道府県によっては現金支払いではなく収入証紙を購入するところや、軽自動車の場合は車庫証明が必要ないケースもありますので、事前にご確認ください。

車庫証明を取得する手順

車庫証明を取得する手順は以下の通りです。万が一不備があった場合、再申請が必要となりますので必要書類の不備などがないように気を付けましょう。

  1. 必要書類の記入
  2. 警察署で車庫証明の申請を行う
  3. 申請日から3~7日後に、警察署で書類の交付

車庫証明取得で交付される書類

車庫証明が受理されると交付される書類は以下の3つになります。交付時に書類がすべて揃っているかを、自身でも確認しましょう。

  1. 車庫証明書(自動車保管場所証明書)
  2. 標章番号通知書
  3. 保管場所標章(ステッカー)

車庫証明取得の際に気を付けたいこと

つぎに車庫証明を取得する際に気を付けたいことについてご紹介いたします。車庫証明の取得を申請する際は以下のことに気を付けるようにしてください。

車庫証明取得の申請時間

警察署で車庫証明の取得を申請できる受付日時は、平日の午前9時30分~午後5時15分となっています。土曜日・日曜日・祝日・年末年始は受付時間外ですので、注意してください。

申請から交付までの日数

警察署で車庫証明の取得の申請を行っても、その日のうちに車庫証明を交付してもらえるわけではありません。車庫証明の交付には、申請からおおよそ3~7日の日数がかかります。日にちに余裕をもって申請をするようにしましょう。

保管場所標章は必ず貼るように

車庫証明が交付されたら、交付時に保管場所標章(ステッカー)をもらいます。この保管場所標章は車庫証明シールとも呼ばれ、車の後ろのガラスの良く見える位置に貼ることが義務付けられています。貼り付けが不完全だったり、剥がれたりした場合は警察署で保管場所標章の再発行の手続きを行わなければいけません。

車庫証明には有効期限がある

車庫証明には40日の有効期限が定められています。車庫証明の有効期限とは、保管場所が認められて許可が出てから40日以内に車を登録しなければいけないということです。車の購入予定の方は、納車日を確認のうえ車庫証明の申請をするようにしましょう。万が一、車庫証明の有効期限が切れてしまった場合は再度警察署にて車庫証明の申請を行う必要があります。再申請となるとまたいちから必要書類を揃えなければいけませんし、再度手数料を支払う必要があります。車庫証明を取得する際は、有効期限に気を付けるようにしましょう。

車庫証明は代行してもらう方法も

車庫証明の取得には自分で取得する方法以外に、車の購入時などに自動車販売店やディーラーに代行してもらうという方法があります。では、自分で取得するのと自動車販売店やディーラーに代行依頼をするのとではどちらが良いのでしょうか?それぞれの特徴についてご紹介したいと思います。

一般的には自動車販売店やディーラーで代行

車庫証明の取得方法として一般的なのは、自動車販売店やディーラーなどで代行をしてもらう方法です。ただし、車庫証明の取得を自動車販売店やディーラーなどに代行依頼をするとなると、車庫証明取得の代行費用がかかります。車庫証明の代行費用は決して安いものではなく、おおよそ1万円~2万円となっています。車庫証明の取得は平日の日中しか手続き出来ないため、取得に必要な書類を揃えるのが面倒な方や平日の日中に時間を作るのが難しい方などは、自動車販売店やディーラーに代行をしてもらうのも良いかと思います。

費用を抑えるためには自分で取得を

車の購入時に少しでも費用を抑えたい方は、ご自身で車庫証明の取得をされることをおすすめいたします。自動車販売店やディーラーで代行を依頼するとなると代行費用が1万円~2万円かかるのに比べて、自分で取得するとなるとおおよそ2,500円程度に費用を抑えることが出来ます。自動車販売店やディーラーなどによっては自分で車庫証明を行うことを断られるケースもありますので、事前に確認しておきましょう。

まとめ

今回は車庫証明の取り方について詳しくご紹介いたしました。車庫証明を自分で取得するのに1番手間に思うところは揃える必要書類が多いという点だと思います。車庫証明を自分で取得するのが初めての方などは、スムーズにいかない可能性も考えられます。車庫証明を自分で取得するときは、有効期限や車の納車日をきちんと確認したうえで少し余裕を持つようにしましょう。

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